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Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2008年10月14日

ミッドレンジディスクアレイのラインアップに
最上位モデル「AMS2500」を追加し、全世界で販売開始

同時に「AMS2000シリーズ」全3機種を海外市場へ投入

[画像]ミッドレンジディスクアレイ最上位モデル「AMS2500」

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、複雑なシステム設計や煩雑な運用管理を大幅に低減するダイナミックロードバランスコントローラをミッドレンジクラスとしては世界で初めて搭載するなど、ユーザーの使い易さを大幅に向上させたミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(以下、AMS2000シリーズ)のラインアップに、トランザクション性能を約2倍に向上させたほか、サーバと接続する物理ポート数などの拡張性を最大2倍に向上させた最上位モデル「AMS2500」を追加し、10月15日から販売を開始します。
  また今回、「AMS2500」を含めた「AMS2000シリーズ」のラインアップ全3機種を海外市場にも投入し、全世界での販売を開始します。なお、海外市場においては、日立の100%子会社である日立データシステムズコーポレーション(本社:米国カリフォルニア州、CEO:小菅 稔)が、販売を担当します。

  企業データが爆発的に増加する中で、業務アプリケーションも多様化し、システムの複雑化・高度化が進んでいます。また、システム全体のITリソースを有効活用するため、業務の変化に応じてアプリケーションやOS自体を自由に移動できるサーバ仮想化技術の活用が注目されています。このような状況の中で、ストレージシステム側も、サーバ側の環境変更に柔軟に対応し、通常の業務に影響を出さずに最適な運用を実現するとともに、システムの再構築や管理コストの低減が求められています。

  「AMS2000シリーズ」は、2005年7月に発表した従来機の内部アーキテクチャを刷新し、「AMSシリーズ」のラインアップを一新した製品シリーズです。ダイナミックロードバランスコントローラを搭載したことにより、稼働中のシステム負荷の分散や性能を自動的に最適化できるほか、物理的容量、論理的容量の双方を自由に拡張できる機能*1を提供します。そのため、サーバの仮想化などによる上位側の大幅なシステム環境変化にも、複雑な構成を意識せずに柔軟に対応できるだけでなく、今までミッドレンジクラスでの統合管理が進んでいなかったユーザーに対しても、容易にシステムが導入できます。

*1
本機能は、2008年12月のサポート開始を予定しております。

  今回、「AMS2000シリーズ」のラインアップに、最上位モデル「AMS2500」を追加します。「AMS2500」では、サブシステムのHDD搭載数を、「AMS2300」の倍となる最大480台(472TB)まで搭載可能になったほか、ファイバーチャネルなどの物理的な接続ポート数を最大2倍にするなど、システム環境の変化に対応できる柔軟性と高い拡張性を実現します。これにより、「AMS2000シリーズ」の特長であるユーザーの設定負荷、導入コストを低減できるだけでなく、高性能・高信頼性かつ柔軟な拡張性を持つシステムを実現します。さらに、従来比で最大約4分の1にオペレーションの作業量を低減できる管理ツールHitachi Storage Navigator Modular 2の提供により、ユーザーの使い易さを向上します。
  さらに、国内のミッドレンジ市場における一層の事業拡大を目指し、間接販売を強化するため、販売パートナー支援プログラムのメニューを拡充します。具体的には、ISV*2との共同検証の実施を通し、販売パートナーに技術情報を提供するだけでなく、国内で初めてSNIA*3に認定された技術者資格プログラムも、今回の「AMS2000シリーズ」向けに提供します。

*2
ISV:Independent Software Vendorの略
*3
SNIA: Storage Networking Industry Associationの略

  今後は、2009年度前半を目処に、現在エンタープライズクラスで実現しているボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」を「AMS2000シリーズ」でもサポートします。この機能により、ユーザーによる複雑な容量設計が不要となることから、ストレージリソースの使用効率を最大化し、投資対効果のさらなる向上を実現していきます。
  また、今回発表にあわせ、ストレージ管理ソフトウェアの機能強化を実施し、ストレージサービスのメニューを拡充します。ストレージサービスでは、ユーザーにストレージの稼働状況を定期的に報告し、稼働システムの性能面での問題発生を未然に防ぐ「Hitachi Storage Reporting service」をミッドレンジクラス向けに提供します。これらのハードウェア・ソフトウェア・サービスを組み合わせた最適なソリューションを、ユーザーニーズに応えるために、トータルで提供していきます。

製品の価格・出荷時期(国内)

名称 概要 価格(税込) 出荷時期
Hitachi
Adaptable
Modular
Storage
2100
ディスクアレイサブシステム
ファイバーチャネル4ポート
サブシステム物理容量約285GB〜
286万6,500円〜 2008年
7月1日
(出荷開始済)
Hitachi
Adaptable
Modular
Storage
2300
ディスクアレイサブシステム
ファイバーチャネル8ポート
サブシステム物理容量約285GB〜
396万6,900円〜
Hitachi
Adaptable
Modular
Storage
2500
ディスクアレイサブシステム
ファイバーチャネル16ポート
サブシステム物理容量約285GB〜
875万9,100円〜 2008年
10月15日
Hitachi
Storage
Reporting
service
ストレージ稼働状況を
定期的に報告するサービス
10万3,320円/年〜

製品ホームページ

他社商標注記

  • 記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 [担当:阿部・加納]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-49-1111 (大代表) 内線5777, 5419

以上

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