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Hitachi

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2008年10月7日
株式会社日立製作所
Hitachi Elevator Engineering (Singapore) Pte.Ltd.

日立がクウェートの「Al Hamra Mixed-Use Complex」に、
中東最高速となる分速600mの超高速エレベーターなど、
エレベーター、エスカレーター計47台を出荷開始

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)と、シンガポール共和国における日立の昇降機の製造・サービス会社であるHitachi Elevator Engineering (Singapore) Pte.Ltd.(取締役社長:松崎 義夫)は、共同で、クウェート国(以下、クウェート)の大手デベロッパーである AJIAL Real Estate and Entertainment Co.(アジアル リアル エステイト アンド エンターテイメント社) から、同社がクウェートに建設を進めている、クウェート最高層(地上高412m)となる複合ビル「Al Hamra Mixed-Use Complex」(アル ハムラ ミックスド ユース コンプレックス)向けに、中東最高速となる分速600mの超高速エレベーター4台をはじめ、ビル内の全昇降機47台を受注し、10月末から順次出荷を開始します。

  「Al Hamra Mixed-Use Complex」は、近年、大規模な再開発が続くクウェートの中心部にて建設が進められている、地下3階、地上77階建ての高さ412mとなるクウェート最高層のビルです。ビル内には、オフィス、商業施設などが入居し、2010年初旬に開業する予定です。

  今回、日立グループが受注した昇降機は、エレベーター39台とエスカレーター8台の合計47台で、「Al Hamra Mixed-Use Complex」内の昇降機全数となります。39台のエレベーターのうち4台は、分速600m、積載質量3,000kg(40人乗り)、昇降行程247mの超高速・大容量機種で、中東における最高速のエレベーターとなります。このほか、13台が分速300m以上の超高速機種であり、この超高層ビル内の高速移動を支えます。また、今回受注したエレベーターシステムには、強風に伴うビルの揺れによるトラブルを防ぐ、日立独自の強風時管制運転システムを採用したほか、エレベーターの高速運転時の揺れを抑制して、快適な乗り心地を実現するアクティブガイド装置*を搭載しています。

  日立は、1968年に竣工した日本初の超高層ビルとされる霞が関ビルディングに分速300mの超高速エレベーターを納入して以来、2003年には六本木ヒルズに分速300m、積載質量2,900kg(1,450kg×2、定員44人)のダブルデッキ(2階建て)エレベーターを納入するなど、国内外の超高層ビル向けに、多数の超高速・大容量機種を受注・納入してきました。中東においては、2005年に、アラブ首長国連邦に建設中の巨大都市「Dubai Festival City」向けに、193台の昇降機を受注するなど、各国で高いシェアを獲得しています。今回の受注は、これらの経験と実績が高く評価されたものです。

  日立は、今後も、クウェートをはじめとする中東や日本、中国など、超高層ビルの需要が見込まれる地域に、超高速・大容量エレベーターを積極的に展開し、事業拡大を図っていきます。

  • * アクティブガイド装置:エレベーターは、走行レールに沿って昇降しますが、通常、エレベーターの乗りかごの下部にガイドローラーを付けて走行レールからの振動を抑制しています。アクティブガイド装置は、乗り心地に影響する振動の加速度を検出し、この振動を抑制する方向にガイドローラーの押し付け力を制御することで、乗り心地のさらなる向上を図る装置です。

「Al Hamra Mixed-Use Complex」の概要

所在地 クウェート国クウェート市シャーク地区
延床面積 約9.8万m2
建物規模 地上高約412m
階数 地上77階、地下3階
用途 オフィス、商業施設など

以上

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