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2008年6月30日

ポーランド・コゼニッチェ発電会社向け脱硫設備を受注

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、ポーランド共和国(以下、ポーランド)のEMP社(Energomontaz Polnoc S.A)と共同で、ワルシャワ近郊で運転中のコゼニッチェ発電会社(Elektrownia"Kozienice"SA)石炭火力発電所10号機(50万キロワット)向け脱硫設備を受注しました。契約金額は総額約130億円で、2011年初頭に運転が開始される予定です。

  欧州では、2008年1月より石炭火力発電所から排出される硫黄酸化物(SOx)および窒素酸化物(NOx)を抑制するための規制が強化されており、欧州各国の電力会社は、脱硫設備や脱硝設備を設置するなどの対策を進めています。日立の脱硫設備は、発電所から排出される石炭燃焼排ガスに含まれているSOx等を9割以上除去できるため、大気汚染の防止に有効です。

  今回、日立が脱硫設備を納入するコゼニッチェ発電所は、ワルシャワ南方80kmに位置し、10基合計で286万キロワットの出力を有する石炭火力発電所です。日立は2004年6月に、同発電所の4号機から8号機向けに、ポーランドで最大容量、欧州でも最大級となる80万キロワットの石炭火力発電所向け脱硫設備を受注し、2007年1月に引き渡しを完了させ、現在も順調に稼動中であり、今回の受注はこれに続くものです。脱硫設備の設計、主要機器納入、プロジェクトマネジメント、試運転は、日立の子会社であるバブコック日立株式会社(取締役社長:脇野 哲郎)が行い、土木建築工事および据付作業はEMP社が行います。

  今後も日立は、欧州市場への積極的な事業展開を行い、受注拡大に努めるとともに、環境対応技術を通じて地球環境の保全に貢献していきます。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 電力グループ 国際電力営業本部 欧州部 [担当:篠原]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-4451 (直通)

以上

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