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2008年6月9日
日立アプライアンス株式会社

アルミや銅の鍋も使える*1オールメタル対応IHを左・右ヒーターに搭載

ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター
「サイレント ケムレス」シリーズを発売

業界で初めて*2、4つの温度センサーに高性能光センサーを加え、適温火力制御を実現

[画像]日立ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター「サイレントケムレス」HT-C20TWFS(75cmワイドトッププレート)

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津尚澄)は、アルミや銅の鍋も使えるオールメタル対応のIHを、右のヒーターに加えて今回左ヒーターにも搭載し、中央ヒーターもIHとした、ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーターHT-C20TWFSを「サイレント ケムレス」シリーズの最上位機種として8月1日から発売します。
  本製品では、業界で初めて、4つの温度センサーに新開発の光センサーを加えることにより、低い温度での揚げものから高温のステーキまで幅広い温度範囲のメニューについて、鍋底の温度を素早く検知し、火力制御を行う「温度みはり機能」を実現・搭載しました。この「温度みはり機能」により、予熱時間を短縮するとともに、火加減が難しいメニューの調理中も鍋の温度を適温に維持することから、おいしく、本格調理ができます。さらに鍋の過熱防止機能も強化し、安全性を向上させました。
  なお、今回、このHT-C20TWFSを含む「サイレント ケムレス HT-Cシリーズ」の17機種全てに「温度みはり機能」を搭載しました。本シリーズは、全機種8月1日に発売します。

型式および発売日 (主要機種)

型式 タイプ 本体希望
小売価格
発売予定 当初月間
生産台数
HT-C20TWFS ダブルオールメタル対応・3口IH
75cmワイド、レンジフード連動
418,950円
(税込)
8月1日 1,500台
HT-C20TWS ダブルオールメタル対応・3口IH
75cmワイド
414,750円
(税込)
HT-C20TFS ダブルオールメタル対応・3口IH
60cm標準、レンジフード連動
397,950円
(税込)
HT-C20TS ダブルオールメタル対応・3口IH
60cm標準
393,750円
(税込)
HT-C10TWFS シングルオールメタル対応・3口IH
75cmワイド、レンジフード連動
371,700円
(税込)
2,000台
HT-C9TWFS 鉄・ステンレス対応・3口IH
75cmワイド、レンジフード連動
319,200円
(税込)
2,000台
HT-C8WFS 鉄・ステンレス対応・2口IH+ラジエント
75cmワイド、レンジフード連動
298,200円
(税込)
6,000台

新製品の主な特長<ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター「サイレント ケムレス」HT-C20TWFS>

1. 3口IHタイプにおいて、右ヒーターに加え、左ヒーターにもオールメタル対応IHを搭載

  今回、オールメタル対応IHの回路基板を従来機種*3の約1/3に小型化したことにより、左・右のヒーターともにアルミや銅の鍋も使えるオールメタル対応のIHとし、中央ヒーターもIHとしたダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーターを製品化しました。左・右のオールメタル対応IHヒーターは、アルミや銅の鍋でも業界No.1*4の2.6kWの大火力を実現しました。また、トッププレートが鍋底の温度以上に熱くならない日立独自の加熱方式、オールメタル対応「ピュアなIH加熱」も引き続き採用しました。これにより、ふきこぼれなどの汚れがトッププレートに焦げ付きにくく、サッとひと拭きできれいになります。

2. 業界初、4つの温度センサーと新開発光センサーにより、調理に応じた適温火力制御を実現

  本製品では、新たに新開発の高感度サーモパイル式光(赤外線)センサーを搭載し、従来から採用している4つの温度センサーとの相乗効果で、約150℃〜300℃の幅広い温度範囲で素早く鍋底の温度を検知し、火力制御を行います。例えば、約220℃が適温であるステーキの予熱時間を従来機種の約1/5、約50秒*5に短縮しました。また、約150℃〜200℃が適温である揚げもの調理の場合、食材に合わせ、鍋底の温度を一定に保つことができるため、おいしく仕上がります。さらに、鍋底の温度が約300℃以上にならないよう、火力をコントロールし、安全性を向上させました。

3. "オーブン"の加熱パターンの最適化を図り、うまみと栄養素を維持

  本製品では、魚を焼く際などに使用する従来の"グリル"部分の上・下各ヒーターについて加熱時間の制御を見直し、加熱パターンを最適化しました。これにより、温度を素早く上昇させることができることから、従来機種*6と比べ、さらに食材のうまみを維持しつつ、栄養素を守ることができるようになりました。また、新しい加熱パターンを活用した新たなメニューも用意しました。こうした取り組みから、本製品では、"グリル"を改め"オーブン"と名称を変更しました。

*1
鍋の形状・重さによっては、自動的に火力が弱くなる場合があります。
*2
2008年8月1日発売予定。IHクッキングヒーターにおいて。
*3
当社従来機種HTW-4GE(2003年発売)。
*4
2008年6月9日発表。
*5
当社従来機種HT-B10TWFS(2007年発売)との比較。当社推奨フライパンを使用し、「ステーキ」コースで予熱した場合。
*6
当社従来機種HT-B10TWFS(2007年発売)。

需要動向と開発の背景

  2008年度の家庭用IHクッキングヒーターの需要は約95万台、前年比111%と大きな伸びが見込まれています。また、普及率も今年度には11%を超えると予測されます(日立調べ)。これは、IHクッキングヒーターの基本的なメリットである大火力や、炎がない安心感、操作性、清掃性の良さなどが受け入れられているためと考えられます。こうした中、使える鍋の制約がないオールメタル対応タイプの人気も高まっています。
  当社では、2003年からオールメタル対応機種を販売していますが、今回、左・右両方のヒーターをオールメタル対応のIHとしたダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーターを開発し、さらに、安全性や操作性も向上させました。

添付資料

ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター「サイレント ケムレス」HT-C20TWFSの詳細説明(PDF別紙)

お客様からの問い合わせ先

家電ビジネス情報センター
電話0120-3121-19

関連情報

以上

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