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2008年4月14日

ATM事業拡大に向けて国内生産体制を強化

10月1日付でグループ会社2社を合併し、生産効率を向上

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、ATM(現金自動預払機)事業拡大に向けて現在複数拠点に分散しているATM関連生産体制の最適化のため、日本国内市場向けATMユニット生産ラインを愛知県豊川市の拠点に集約し、生産効率の向上を図ります。具体的には、子会社である株式会社アイイーマニュファクチャリング(本社:愛知県稲沢市/以下、アイイーマニュファクチャリング)と株式会社中部ハイテクサービス(本社:愛知県豊川市/以下、中部ハイテクサービス)が本年10月1日付で合併し、会社名を株式会社アイイーメカトロニクス(本社:愛知県豊川市/以下、アイイーメカトロニクス)として事業を継承し、日立のATM事業の国内生産体制を強化します。

  国内の金融市場においてサービスの多様化/高度化や安心・安全に対するニーズが高まる中で、金融機関はより一層の顧客サービス充実が求められており、ATMには様々な設置環境での利用や多様なサービスの提供、セキュリティの強化など、さらなる機能強化が求められています。日立は2004年にオムロン株式会社と合弁で日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社(以下、日立オムロンターミナルソリューションズ)を設立し、業界デファクトの指静脈認証搭載ATMをはじめ、顧客の多様なニーズに対応したATMをいち早く市場投入するなど、常に市場をリードしてきており、現在も日本国内はもちろん中国市場においてもトップシェアを維持しています。今後もATM市場は高い成長が期待されており、顧客の多様なニーズに対応したATMをタイムリーに供給するための生産体制構築が課題となっております。

  現在、日立グループのATM関連分野の生産体制は、日立オムロンターミナルソリューションズ豊川事業所(愛知県豊川市)、中部ハイテクサービスとアイイーマニュファクチャリングがATMユニットの生産を、日立オムロンターミナルソリューションズ旭事業所(愛知県尾張旭市)がATM製品の最終組み立てを行っています。今回の合併でATMユニットの生産工程が豊川市の拠点に集約されることにより、生産効率に加え、多様化と高度化が進む顧客ニーズにいち早く対応し、タイムリーな市場供給が可能となります。

合併当事会社の概要

商号 株式会社アイイーマニュファクチャリング 株式会社中部ハイテクサービス
事業内容 ・ATMユニット及び端末組み立て
・筐体の設計・製造  他
・ATM関連製品の製造
・パソコン/サーバの製造・販売・修理
・AV機器修理、HDDコピー  他
設立年月日 1975年3月22日 1995年12月21日
本店所在地 愛知県稲沢市幸町120番地の1 愛知県豊川市白鳥町野口前9-5
代表者 代表取締役 御崎 勲 代表取締役 池上 英
資本金 4,000万円 1,000万円
売上高 22億9,900万円
(2006年度実績)
129億6,000万円
(2006年度実績)
従業員数 約240名 約400名
株主及び
出資比率
株式会社日立アイイーシステム
出資比率:100%
株式会社日立製作所
出資比率:100%

新会社の概要(2008年10月1日発足時点)

商号 株式会社アイイーメカトロニクス
事業内容 ・ATM及び端末組み立て
・プリント基板製造
・モールド製造  他
本店所在地 愛知県豊川市白鳥町野口前9-5
代表者 代表取締役 宮崎 啓輔
資本金 5,000万円
従業員数 約330名
株主及び
出資比率
株式会社日立アイイーシステム
出資比率:100%

以上

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