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2008年3月25日
日立アプライアンス株式会社
日立独自の水道直圧給湯方式を標準タンクタイプに採用
台所の給湯と同時に使用しても、勢いのあるシャワー給湯を実現
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津尚澄)は、日立独自の水道直圧給湯方式を採用し、台所の給湯と同時に使用しても浴室で豊富なシャワー給湯流量を実現する自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機「ナイアガラ出湯」BHP-F37FD・BHP-F46FDの2機種を5月8日から発売します。
本製品では、新開発の高効率、高信頼性ヒートポンプユニットを採用し、従来機種*2に比べ、省エネ性能を約6％向上しました。
なお、本製品は、自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機のさらなる普及を目的に、中部電力株式会社(代表取締役社長:三田敏雄)と共同で開発しました。
| 型式 | タンク容量 | 本体希望小売価格 | 発売予定 | 年間生産台数 |
|---|---|---|---|---|
| BHP-F37FD | 370L | 832,650円(税込) | 5月8日 | 10,000台 |
| BHP-F46FD | 460L | 916,650円(税込) |
薄型タンクタイプに採用し好評を得ている、日立独自の水道直圧給湯方式を本製品にも採用しました。この方式では、熱交換器によって設定温度まで瞬時に沸き上げた湯を、水道の給水圧力をそのまま利用して勢いよく給湯でき、台所への給湯と同時に浴室の多機能シャワーヘッドを使用した場合でも、従来機種に比べ約1.5倍の流量でシャワー給湯が可能です。また、3階浴室でのシャワー給湯も可能とし、湯はり、追いだきにも対応します。さらに、ガス給湯器からでも、配管を変更せずに入れ替えができます。
新たに開発した高効率、高信頼性のヒートポンプユニットを採用し、従来機種に比べコンプレッサーの効率で約4％、熱交換器の効率で約2％改善することにより、省エネ性能を約6％向上しました。また、省エネ性能は、社団法人日本冷凍空調工業会が定める新規格に基づき測定した「年間給湯効率(APF)」表示とし、本製品では3.2以上を達成しました。
風呂の湯はりは、従来、湯はり水量と温度を調整するため、2回に分けて給湯していました。本製品では、「高速湯はり」モードを選ぶと、1回にまとめて湯はりするため、風呂の湯はり時間を従来機種*2の約12 分から約9分に短縮しました。(浴槽180Lの場合)
2007年度の家庭用エコキュートの国内市場は、建築基準法改正による新築着工件数の落ち込みの影響を受けながらも、約41万台(前年比117％)の需要と見込まれています。これは、エコキュートの優れた省エネ性能とCO2発生量の少なさなど優れた環境保全性が注目され、国の補助金制度も普及に拍車を掛けているためと考えられます。こうした状況下、家庭用ヒートポンプ給湯機には、省エネ性能に加え、使い勝手のさらなる向上が求められています。
当社では、独自の水道直圧給湯方式を、従来から販売している省スペースの薄型タンクタイプ(2機種)に加え、新たに標準タンクタイプにも投入し、ラインアップの拡充を図りました。新築、既築のガス給湯器や石油給湯機からの買い替え需要など幅広いニーズに対応し、快適な給湯を提供します。
自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機 「ナイアガラ出湯」BHP-F37FD・BHP-F46FDの詳細説明(PDF別紙)
| 電話 | 0120-3121-19 (フリーコール) |
|---|
以上
