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2008年3月24日

「ミューチップ」を活用した
多店舗展開企業向け入退室管理システムを初納入

住友生命保険相互会社の全店舗に採用

  日立製作所(執行役社長:古川一夫/以下、日立)は、このたび、保険会社や金融機関などの多店舗展開企業向けに、日立独自の非接触ICチップ「ミューチップ」を活用した入退室管理システムを開発し、住友生命保険相互会社(取締役社長:佐藤義雄/以下、住友生命)の全店舗に納入します。本システムを導入することにより、お客様側でのシステム運用管理の負担軽減と、個人認証に使用するICカード等の発行コストの低減等を実現します。なお、生命保険業界において、全店舗に共通の入退室管理システムを導入するのは、住友生命が初めてです。

  近年、多くの企業が、入退室管理システムをはじめとするセキュリティシステムの導入を進めていますが、生命保険会社などの多店舗展開型企業においては、営業人員や店舗数が多く、人員が頻繁に入れ替わることから、従来のシステムでは、運用管理におけるお客様の負担が大きく、ICカードの発行などにも多大な費用がかかり、容易には導入できませんでした。

  今回開発したシステムは、インターネットを利用することで、本社や、地域を統括する支社が、配下の支店および営業所の入退室を一括して管理できる「多店舗展開企業向け入退室管理システム」です。また、日立のカスタマーセンター内のサーバにて入退室のデータを一元管理し、24時間365日サポートすることで、運用面でのお客様の負担を軽減することができます。さらに、個人認証には、日立が開発した世界最小クラスの非接触ICチップ「ミューチップ」を使用し、お客様の既存の社員証などに、シール状にしたミューチップを貼り付けるだけで、容易かつ低コストで導入できます。

  今後日立は、同様の入退室管理システムを多店舗展開型の保険会社、金融機関などに向けて展開し、オフィス向けセキュリティシステム事業を拡大していきます。

「多店舗展開企業向け入退室管理システム」の主な特長

  1. 容易なシステム運用管理

      入退室のデータは、日立のカスタマーセンター内のサーバでインターネットを通じて運用・サポートをするため、お客様側でのサーバの設置や運用管理の必要がありません。また、お客様は手元のPCから、インターネットの専用サイト上で、入退出履歴の検索やカード登録情報の変更などを簡単に行えます。

  2. ICカードの発行コストを低減

      個人認証には、日立が開発した世界最小クラスの非接触ICチップ「ミューチップ」を採用しました。シール状のミューチップを既存の社員証などに貼り付けるだけで導入できるため、新規にICカードを作成する必要がなく、ICカードの発行コストの低減を実現しました。

  3. カスタマーセンターによる運用サポート

      日立のカスタマーセンターにおいて24時間365日、故障監視や運用サポートを実施し、機器などの異常を検知した際には、全国350カ所のサービス拠点の技術員が対応します。

「多店舗展開企業向け入退室管理システム」の概要図

画像:「多店舗展開企業向け入退室管理システム」の概要図

関連情報

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システムグループ ソリューション統括本部
都市開発ソリューション本部 ユビキタスソリューション部 [担当:渡辺]
〒101-8010 東京都千代田区外神田四丁目14番地1号
TEL : 03-4564-4961 (直通)

以上

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