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2008年3月24日

地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」において
「ISO/IEC20000」の認証取得

第二地銀向けの共同利用サービスとしては、業界初の取得

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川一夫/以下、日立)は、このたび、日立が提供する地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」(ネクストベース)において、「ITSMS」(ITサービスマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC 20000・JIS Q 20000」*1(以下、ISO/IEC20000)の認証を取得しました。これは、第二地銀向けの共同利用サービスとしては、業界で初めての認証の取得となります。

*1
2005年に制定されたITサービスマネジメントの国際規格。JIS Q 20000は2007年に制定された「ISO/IEC20000」の国内規格版で内容は「ISO/IEC20000」と同じ

  「ISO/IEC20000」は、英国政府機関が作成したITサービスマネジメントの模範的な事例(ベストプラクティス)を集めた方法論として体系化された「ITIL」(IT Infrastructure Library)をベースに、2005年に制定された国際規格です。組織全体で、効果的かつ効率的に管理されたITサービスを実施するためのフレームワークを確立して、システム運用していく仕組みを規定しています。2008年4月に施行される金融商品取引法による内部統制報告制度(通称:日本版SOX法)で求められる、ITサービスの内部統制への対応として、「ISO/IEC20000」によるフレームワークが有効に活用できるとして、注目を浴びています。

  「NEXTBASE」は、現在6行が採用する第二地銀協加盟行向けとしては業界最大規模*2の共同利用サービスです。2005年5月から稼働した徳島銀行に続き、香川銀行、北日本銀行の3行でも稼働しています。「NEXTBASE」は地域金融機関の基幹系システムを支える基盤として、経営層を含めた組織全体でのITサービスの効果的かつ効率的な運用管理や、信頼性・品質向上に向けたシステム運用の改善を、継続的に実施してきました。そのサービスレベルやシステム運用が高く評価され、かつ国際規格に合致すると認められ、今回の認証取得に至りました。なお、認証取得の範囲は、地域金融機関向け基幹システムのアウトソーシングサービス「NEXTBASE」における運用・システム維持保守サービスです。

*2
日立調べ(2008年3月24日現在)

  日立は、引き続き、「NEXTBASE」において、高度な水準のサービス提供を維持していくために、今回、認証取得した「ISO/IEC20000」をもとに、高信頼・高品質なシステム運営を努めていきます。また、今後、他のアウトソーシングサービスにおいても、「ISO/IEC20000」の認証取得を検討していきます。

「NEXTBASE」について

  日立の「NEXTBASE( Hitachi NEXT BAnking Solution for Excellent regional banks )」は、勘定系、外接系などの基幹系システムを、地域金融機関向けの共同利用型として提供しているサービスです。また、各種情報系システムとの連携を円滑に行うための統合データベースシステムのほか、インターネットバンキングシステムを実現するサービスなど、採用行の経営戦略を実現するための各種サービスをオプションとして用意しています。

他社所有商標に関する表示

  • 「NEXTBASE」は株式会社 日立製作所の商品名称です。
  • その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ 金融システム事業部
NEXTCAPソリューション本部 金融システムサービスセンタ [担当:山本]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 日立システムプラザ新川崎
TEL : 044-549-1372 (ダイヤルイン)

以上

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