株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小野 功、以下 日立)は、このたび、企業や大学などの情報共有や伝達を行う企業情報ポータル[EIP(*1)]に特化したWebインテグレーションサービス「BOXER EIP構築サービス」(以下、「BOXER EIP」)を3月3日から販売開始します。「BOXER EIP」は、EIP構築のコンサルティングや企画、システム設計、Webデザイン、さらに運用(ホスティング、ハウジング)までの包括的なサービスを提供し、ユーザーに最適なEIP構築をサポートします。
  また日立は、「BOXER EIP」の事業推進にあたって、ポータル事業のコンサルティング及びシステム構築、Webデザインなどインターネット事業支援で実績のある株式会社デジタルガレージ(代表取締役/CEO:林 郁[はやし かおる])と戦略的アライアンス・パートナーとして提携し、サービスを提供していきます。
| *1) | EIP (Enterprise Information Portal) : 企業情報ポータルのこと。企業内や大学内などに存在するデータベースを横断的に検索し、従業員や取引先ごとに最適な情報を選択して共有や提供をするシステム | 
|  ブロードバンドの普及やインターネット技術を活用する業務スタイルの変化に伴い、遠隔地にある本支社の各部門間や、グループ会社や取引先などの企業間での情報共有を活性化できる「コラボレーション型EIP」と呼ばれるEIPの需要が拡大しています。「BOXER EIP」により複数企業を傘下に持つグループ企業や、取引先が多岐にわたる流通業や出版業といった企業、さらに研究機関や教育機関などにも最適な「コラボレーション型EIP」を実現します。  この「BOXER EIP」は、日立のASP型(*2)コラボレーションツール「BROADNETBOXER」(以下、「BOXER」)のフレームワーク(*3)を利用しており、利用目的に合わせてカスタマイズしたEIPを短期間にて提供します。また、シングルサインオン(*4)にて社内外に分散したさまざまな情報の中から、個人や組織の業務に必要なものを抽出し、それぞれの情報をその個人毎にあわせてEIPのWebサイトに表示するという「コラボレーション型EIP」の構築も可能です。さらにEIPのWebサイトとインターネット・グループウェアの「BOXER」を複合させると、部署や企業の枠を超えたさまざまなユーザーやグループ間でのスケジューリングおよび情報共有が実現可能です。 | 
| *2) | ASP(Application Service Provider) : サーバといったシステムやアプリケーションをプロバイダ側に持たせネットワークにより利用する | 
| *3) | フレームワーク : システムなどで用いられる基本的な構成、環境、プログラムなど | 
| *4) | シングルサインオン(Single Sign-On) : ユーザーが一度認証を受けるだけで、許可されているすべての機能を利用できるシステム | 
| ■システム・インテグレーション支援、及び販売促進パートナー (五十音順)・ 株式会社日立システムアンドサービス
 ・ 日鉄日立システムエンジニアリング株式会社
 ・ 日立公共システムエンジニアリング株式会社
 ・ 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
 ■販売開始及び価格・ 販売開始 : 2003年3月3日から
 ・ 価格 : 個別見積
 ■「BROADNETBOXER」のホームページhttp://www.boxer.ne.jp/
 ■商品名称等に関する表示・ 記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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