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2003年2月5日

「SAP R/3」ソリューション事業の強化について

5種類の業種・業務テンプレートを追加、あわせて運用管理サービスも拡充


 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小野 功、以下、日立)は、このたび、SAPジャパン株式会社の統合業務パッケージ(ERP)である「SAP R/3」のシステム構築期間の短縮を図るテンプレートを新たに5種類追加し、2月6日から発売します。このテンプレートの適用により、システム構築期間を最短で4ヶ月とし、従来の1/3程度に短縮、導入コストを大幅に削減します。また、システム稼動後の運用管理サービスである「日立AMO(*1) for SAP R/3」のサービス体制を拡充します。具体的には、これまで分かれていたアプリケーションサポートと運用監視サービスの拠点を統合した「日立AMOサポートセンター」を2月6日に開設します。本センターを核にして、「SAP R/3」ユーザーに低価格で高品質な運用管理サービスを提供し、新たに150社のユーザー獲得を目指します。
 これらの強化により、「SAP R/3」ソリューション事業を拡大し、2005年度に270億円の売上を目指します。

(*1) AMO(Application Management Outsourcing):運用管理アウトソーシングサービス

 日立は1994年に「SAP R/3」をユーザーとして導入し、現在、国内外55事業所・関連会社が使用しています。この実績をもとに、同年より「SAP R/3」ソリューション事業を開始、約100社の導入実績を持ち、日立グループ全体で1,148名(2002年12月現在)という国内最大級のSAP認定コンサルタントにより、企業の情報システム刷新をサポートしてきました。 一方、グローバル化による市場競争の激化から、企業は更なる経営効率向上を迫られ、ERPのニーズは中堅企業にも広がっています。 しかし、「SAP R/3」はコスト、人員、システム構築期間の制約により、導入に踏み切れない企業も多くなっています。更に導入後の「SAP R/3」システムの安定稼動には運用管理のノウハウが必要であり、企業がコア業務に集中するために、運用管理面のアウトソーシングのニーズも高まっています。
 今回、このようなニーズに対応するため、次の2点を強化します。

1.業種・業務テンプレートのラインアップ拡充
 「SAP R/3」の導入で最も重要かつ難しいのは、「SAP R/3」の膨大な数の機能から企業が目指すビジネスプロセスに合った機能を選択する設計作業であり、これには長い検討期間と人的リソースが要求され、これまで結果的に導入コストがかかっていました。今回、日立はこれまでの導入実績、ノウハウを活かし、各業界特有のビジネスプロセスや商習慣などをあらかじめ設定・モデリングし、組立加工業や医薬品製造業などの業種向け、および会計業務向けの5種類の業種・業務テンプレートを開発しました。テンプレートを業種・業務ごとに細分化することで、各業種における適合性を高め、わずかな追加開発でオーダーメードに近いシステム構築を実現します。また、既に提供している化学企業向け、食品製造業向けおよび人事・総務業務向けテンプレートについても、法改正に伴う機能変更や機能追加をあわせて行います。

2.運用管理サービス「日立AMO for SAP R/3」の拡充
 日立は1997年から「SAP R/3」の運用管理サービスを提供しています。今後増加する「SAP R/3」の運用管理アウトソーシング需要に対応するため、新たに開設する「日立AMOサポートセンター」にアプリケーションサポートを行う専任コンサルタントや運用監視を実施する要員を集約し、サービス内容と体制を拡充します。

これまで分かれていた「SAP R/3」のアプリケーションサポートとハードウェア、ネットワーク等の運用監視サービスの拠点を統合し、システム全体をシームレスにサポートする体制を強化
「SAP R/3」専任コンサルタントおよび運用要員をあわせて約70名に増員、24時間365日の運用監視、コールセンター、トラブルシューティングなどに対応
「SAP R/3」を直接監視する運用監視ルームは、指紋認証など高いセキュリティレベルを確保

 日立はこれにより、システムの運用保守、障害対応、バージョンアップ、総合システム診断など、システムのライフサイクルにわたる運用支援サービスを提供していきます。

■今回追加するテンプレート
テンプレート名 テンプレートの特長 出荷時期 価格
組立加工業 リードタイムの短縮や原価低減につながるきめ細かな生産管理をサポート。多国語や国際会計基準、国際取引にも対応 2003年2月6日 1,200万円〜
(「SAP R/3」ソフトウェアライセンス料は含まない)
プラント・設備
工事業
プロジェクト毎の原価管理、日程管理及び資材・人員の最適配分が行える精度の高いプロジェクト管理機能を中心に、販売管理、購買管理、会計管理、財務管理の業務プロセスをカバー
医薬品製造業 医薬品業界特有の商習慣や法規制に準拠し、会計データ分析やMES(*2)連携に対応する全体最適化システムを実現
自動車部品
製造業
SAP社のBMASII(*3)をベースに、連続生産から個別受注生産まで、自動車部品業界における様々な生産形態をサポート 2003年4月1日
会計業務 標準的な会計機能にキャッシュフロー管理や収益性分析機能を追加。連結会計をはじめ最新の会計基準に対応

(*2)MES(Manufacturing Execution System):製造実行システム
(*3)BMASII(Basic Model for Automotive Supplier II):自動車部品業界向けセールスキット

■他社商品名称等に関する表示
・SAPおよびR/3は、SAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標または商標です。
・記載されている会社名、製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。



以上



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