株式会社日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ（グループ長＆CEO：百瀬次生、以下日立）は、中国網絡通信有限公司（以下CNC）が12月1日から実施する、中国初の携帯情報通信端末向けコンテンツ配信トライアルに参画します。
本トライアルは、北京、上海、深セン、広州の4都市で実施する予定であり、日立は、本トライアルに対し、コンテンツシンクロ配信技術「ADVANSYNCRO」
*１やマーケティングノウハウの提供、日本国内でのコンテンツアグリゲーション
*２等を実施します。
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*１） |
コンテンツシンクロ配信技術「ADVANSYNCRO」：携帯情報通信端末向けに最適化されたコンテンツ配信サービス。ワンタッチボタンでコンテンツを携帯情報通信端末にシンクロ（同期）して取り込むことが可能であり、ネットワークが繋がらないオフライン状態でもコンテンツを使用できることが最大のメリット。 |
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*２） |
コンテンツアグリゲーション：コンテンツホルダーと交渉し、コンテンツ収集を行い、各種サービスにおけるコンテンツ供給をビジネスモデルとともに提案。 |
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中国におけるブロードバンド化推進のリーディング企業であるCNCは、国内に高速光ネットワークを敷設し、企業向けのCNC-Connectedサービス*３、個人向けのC-Modeサービス*４等を提供してきました。また、モバイル環境でのブロードバンドサービスについても、無線LAN技術を採用した「Mobile Office」事業をいち早く開始しています。
本トライアルでは、日立のコンテンツシンクロ配信技術「ADVANSYNCRO」を利用して、企業、空港や駅、ホテル、カフェテリア等に設置したCNCの無線LANアクセスポイントから「Mobile Office」ユーザーにコンテンツをダウンロード配信します。外出先で携帯情報通信端末をより便利により楽しく使用するために必要なコンテンツやサービスへのニーズ等を検証し、今後のモバイル環境下での新たなビジネスモデルを検証します。
また、コンテンツ提供については、中国市場調査および各種中国語コンテンツアグリゲーションに実績と信頼のある株式会社サーチナを始めとして、中国および日本国内の様々なコンテンツホルダーとパートナーシップを結び、コンテンツを拡充していく予定です。
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*３） |
CNC-Connectedサービス：ＣＮＣが企業向けに提供している回線接続サービスのことを示す。オフィスビルに対するサービスが主流。 |
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*４） |
C-Modeサービス：ＣＮＣが一般コンシューマ向けに提供しているコンテンツサービスのことを示す。主に、ゲームやエンターティンメント、音楽等のコンテンツを提供。 |
CNCは、本トライアルにおける検証結果を踏まえ、パートナー企業とビジネスモデルの検討および構築を進め、来春からサービスを開始する予定です。日立はそのCNCのサービスに協力するとともに、中国市場における様々なネットワークサービスの拡充も視野に入れ、ユーザーの利便性向上や新しいメディアスタイルの創生、中国におけるブロードバンド化のさらなる普及・拡大を目指し、今後も積極的に取り組む予定です。 |
| 【トライアルの概要】 |
| (１) |
目的 ：
・モバイル環境下でのブロードバンドサービスの受容性の検証
・コンテンツに対するユーザニーズ調査
・ビジネスモデルの検証
・モバイル情報端末の受容性の検証
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| (２) |
実施期間：2002年12月1日〜2003年3月31日（予定） |
| (３) |
実施場所：北京、上海、深セン、広州の「Mobile Office」 |
| (４) |
提供コンテンツ：
株式会社サーチナより、各種ニュース、株価情報、為替、天気予報等生活に密着したコンテンツの提供を行います。なお、コンテンツに関しては中国及び日本国内でアグリゲーションし、順次拡張する予定です。
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中国網絡通信有限公司(ＣＮＣ)会社概要
中国に設備を置く、広帯域のテレコミュニケーション・オペレータ企業です。個人向け、企業向けに十分なスペックのテレコミュニケーションを提供します。２０００年には全国にファイバー構築を実施し、中国の新しい経済発展のため、重要な役割を担っています。
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株式会社サーチナ会社概要
中国をキーワードにメディア事業及びリサーチ事業を展開する株式会社サーチナは、専門ポータル「中国情報局」や「中国企業網」も運営するほか、テーマ別統計データなどのマーケティングリサーチ、コンサルティングも手掛けています。
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他社商標注記
会社名、製品名、商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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トライアル関連企業情報 |
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