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2002年10月28日

長期保存する電子文書の原本性確保を容易に実現する 
パッケージソフトウェア「DP1/Proofbox2」を発売


−電子行政向け文書管理ソリューション「DP1」の機能を強化−


 株式会社日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小野功)は、早稲田大学、横浜国立大学、東京電機大学と共同で開発したヒステリシス署名技術により、長期保存する電子文書についても原本性確保を容易に実現するパッケージソフトウェア「DP1/Proofbox2」を、 行政機関向けに10月29日から販売します。本製品は、アクセス履歴管理、電子署名機能などにより電子文書の原本性を確保するソフトウェアです。過去の電子署名との連鎖構造を生成するヒステリシス署名技術の適用により、署名の安全性・有効性を長期間維持できるようになり、長期保存する電子文書の原本性確保を容易に実現できます。
 当社の電子行政対応の文書管理システム「DP1/episimo」との連動により、長期保存する電子文書の原本性確保に対応した文書管理システムの構築が可能となります。

 行政機関では、電子政府・電子自治体の実現に向け、申請手続きや調達手続きの電子化を進めています。電子文書は、紙文書に比べ改ざんが容易でその痕跡が残り難い問題があります。このため、電子文書の原本性を証明する技術が必要とされ、電子署名技術が一般的に適用されています。しかし、電子署名は暗号解読技術の進展等により、時間の経過に伴い改ざんされる可能性が増大するため、長期保存する文書の原本性確保については、技術的な課題があります。この解決策の一つとして定期的な再署名が考えられていますが、膨大かつ30年といった長期の保存期間の設定された文書を含む公文書への再署名は、多大な時間を要するため実施が困難です。本製品では、この再署名をすることなく長期保存する文書の原本性の維持を可能としました。

【「DP1/Proofbox2」の特長】
1.ヒステリシス署名技術の採用により、長期保存する電子文書の原本性確保が容易  

 電子文書を新たに登録すると生成される電子署名に、過去に生成した全ての署名の情報を取り込み、連鎖構造を作ります(ヒステリシス署名技術)。これにより、再署名したことと同じ効果が得られ、長期保存する電子文書の原本性確保が容易になります。
2.旧総務庁の原本性確保要件(完全性・機密性・見読性)に対応  
 旧総務庁の「共通課題研究会」が2000年3月にまとめた「インターネットによる行政手続の実現のために」と題する報告書の中で、電子文書の原本性確保要件として、完全性、機密性、見読性を3原則としています。本製品は、この3原則に対応しています。
 (1) 完全性
  • 保存文書を「誰が、いつ、アクセスしたか」アクセスの履歴を管理できます。
  • 保存文書の変更を行なうと自動的に版管理されるため、加筆・修正の内容を確認できます。
 (2) 機密性
  • 保存文書毎にアクセス権を設定し、不正なアクセスを防止します。
 (3) 見読性
  • 「DP1/episimo」を通して、保存文書を表示・印刷できます。
 

 文書管理システムは、現在、自治体が優先的に構築したいと考えているシステムの一つです。当社は、電子行政ソリューション事業の一環として文書管理ソリューション「DP1」を提供しています。また、「DP1/Proofbox2」を当社のトータルセキュリティソリューション 「Secureplaza(セキュアプラザ)」の一製品としても位置付け、電子商取引で扱う契約書や請求書、電子カルテなど、原本性が要求される民間分野へも提供していきます。

【「DP1/Proofbox2」の価格、販売目標、提供開始時期】

■ 価格 : 300万円

■ 販売目標 : 2005年度までに300本

■ 提供開始時期 : 2003年4月


■ 電子行政向け文書管理ソリューション「DP1」メニュー体系  
サービス 内容 価格
基本計画策定
サービス
文書ライフサイクル管理コンサルテーション 個別見積
導入コンサルテーション 個別見積
パッケージ
ソフトウェア
「DP1/episimo」
(文書管理システム/目録管理システム)
行政機関内の作成取得文書を分類し廃棄までのライフサイクルを管理 150万円〜
「DP1/Proofbox2」
(原本性保証システム)
電子文書の原本性を確保 300万円
「DP1/OPEN」
(情報公開システム)
総務省ガイドラインに準拠したインターネット公開 500万円〜
「DP1/MAILINKS」
(電子メール文書管理システム)
電子メールの分類、保存 300万円〜
システム構築サービス 個別見積
研修サービス 個別見積
サポートサービス* 個別見積
   :今回拡充部分
*「DP1/Proofbox」サポートサービスをご契約されているお客様へは、「DP1/Proofbox2」へのバージョンアップ用プログラムを無償で提供します。

■「文書管理ソリューションDP1」ホームページ (10月29日オープン)
http://www.hitachi.co.jp/app/bunsho/

 



以上



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