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Japan Diamond Softball LEAGUE:第8節(交流戦)

ニトリJD.LEAGUE 2024 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2024 第8節(交流戦)
12連勝の快進撃!通算成績15勝3敗!東地区単独首位で前期日程終了!!

 6月8日〜9日にかけて、JDリーグ第8節が愛知県小牧市/小牧市民球場にて行われた。初日の豊田自動織機戦では、先発坂本の好投で投手戦となり0-0のまま今季初のタイブレークに突入すると、8回に藤森の内野安打で決勝点を奪い、坂本も最後まで相手打線を封じ込め完封勝利。1-0で接戦を制した。2日目の東海理化戦では、2回に杉浦がエンドランを決めて先取点を奪うと、藤森のタイムリースリーベース、笠原のタイムリーツーべース等、打者一巡の猛攻で4点を先取。5回には代打加減のリーグ戦初ヒット初打点等で3点を追加し、投げては先発の長谷川が5回途中までノーヒットピッチングの好投で、5回に守備の乱れから1点を失うものの6回を2安打1失点に抑え、最終回はゴーボーンが締めて7-1で勝利を収めた。チームは交流戦2節目も連勝、第3節からの快進撃で連勝を12に伸ばし、通算成績を15勝3敗で東地区単独首位のまま前期日程を終了した。
 続く後期の第9節は、9月7日〜8日、高知県四万十市/四万十スタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(6月8日 通算成績:14勝3敗)

藤森、エンドランで決勝点!坂本、8回3安打無失点の熱投!タイブレークの接戦を制す!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
日立 0 0 0 0 0 0 0 1 1
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆坂本(8回:6勝)−ムリポラ

試合レポート

交流戦2節目となる第8節初戦の相手は、西地区4位ながら古豪の豊田自動織機。首位をキープする為にも確実に勝利し連勝を伸ばしておきたいところだが、初回表の日立の攻撃は二死からこの日3番スタメン起用の保谷が期待に応え、センター前ヒットで出塁したのみ。2回以降も相手外国人エースの前に日立打線は精彩を欠き、得点圏にランナーを進めることが出来ない。

日立の先発は、ここまで5勝負け無しのエース坂本。初回裏、坂本は四球のランナーを出すも、終始落ち着いた投球で後続を抑え、無失点と先ず先ずの立ち上がりを見せる。その後、2回こそ三者凡退に抑えるも、3回から5回まで四球やヒットで毎回得点圏にランナーを進められる苦しいピッチングが続くが、粘り強い投球で要所を締め無失点投球を続ける。

0-0の息詰まる投手戦が続く中、迎えた6回表にようやく藤森がセンター前ヒットで出塁すると、続く笠原のショートゴロが相手エラーを誘い、その隙に藤森が果敢に三塁を狙うがタッチアウトとなりチャンスを拡げられず。それでも平田の死球で二死一、二塁とこの試合初めて得点圏にランナーを進め、セカンドランナーに代走の北原を起用するも、あと一本は出ず先制点が奪えない。

先発の坂本は、6回裏も二つの四球で二死一、二塁のピンチを招くも、後続を抑え無失点投球を続ける。7回裏には2本のヒットと四球で一死満塁とされ、この試合最大のピンチを背負うものの、後続を力の入った投球でねじ伏せ無失点で切り抜け、試合は今季初のタイブレークに突入。

8回表、日立の攻撃は二塁に唐牛を置き、代打高瀬がきっちりと送りバントを決めて一死三塁とチャンスを拡げると、続く藤森がすかさずエンドランを決めて唐牛がホームイン! ようやく1点を奪うことに成功する。その裏、無死二塁から相手打者の送りバントをサード笠原がダイビングキャッチするファインプレーが飛び出し一死とするが、次打者の投手ゴロの間に三塁までランナーを進められる。しかし、最後の打者をファーストライナーに仕留め虎の子の1点を守り切りゲームセット。坂本は再三のピンチを凌ぎ最後までエースの貫録を魅せ、8回3安打無失点の完封勝利を収め無傷の6勝目を挙げた。チームは3節からの11連勝で通算成績を14勝3敗とし、東地区単独首位をキープした。

[撮影]中山 友紀子
高瀬、大事な場面でキッチリと送りバントを決める!!

[撮影]大木 浩
藤森のエンドランで決勝点!!

[撮影]中山 友紀子
藤森のエンドランで唐牛がホームイン!

[撮影]中山 友紀子
坂本、8回3安打の熱投で完封勝利!無傷の6勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 東海理化戦(6月9日 通算成績:15勝3敗)

杉浦のエンドランで先制!藤森、笠原、加減、タイムリー!長谷川、4勝目!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 4 0 0 3 0 0 7
東海理化 0 0 0 0 1 0 0 1
  • 【バッテリー】☆長谷川(6回:4勝2敗),ゴーボーン(1回)−女鹿田,ムリポラ
  • 【三塁打】藤森(2回)
  • 【二塁打】笠原(2回)
  • 【盗塁】藤森(1回)

試合レポート

第8節2日目の対戦相手は、西地区8位ながら前節で東地区2位のビックカメラ高崎に勝利している東海理化。確実に勝利をものにし、東地区単独首位をキープして前期日程最終戦を終えたいところ。初回表、日立の攻撃は先頭の藤森が内野安打で出塁し、すかさず盗塁を決め無死二塁の先制のチャンスを作ると、続く笠原が四球を選び、平田の進塁打で一死二、三塁とするも後続が断たれ先取点とはならず。

しかし2回表、杉本が相手エラーで出塁すると、唐牛の内野安打で無死一、二塁と再度掴んだチャンスに、女鹿田が送りバントを確実に決めランナーを送ると、続く杉浦がエンドランを決め杉本が先制のホームイン!更に、相手エラーが重なり一死二、三塁のチャンスに、藤森が放った右中間への鋭い当たりはフェンスまで到達する走者一掃のタイムリースリーベースヒットとなり、唐牛、杉浦が相次いでホームイン。ここまで3点を奪うと、なおも一死三塁のチャンスに笠原がレフトオーバーのエンタイトルツーベースヒットを放ち藤森が生還。この回、打者一巡の猛攻で一挙4点を奪うことに成功する。

前節で3勝目を挙げ調子を上げてきている先発の長谷川は、落ち着いた投球で初回から相手打線を三者凡退に抑え、4点を貰った後の2回裏には先頭打者に四球を与えるも、テンポ良い投球で相手打線を抑え込み無失点を続ける。試合は4-0で中盤戦へ。

4-0のまま迎えた5回表、追加点が欲しい日立の攻撃は一死から森山が四球で出塁すると、堀口を代走に起用。続く杉本のレフト前ヒットで一死一、二塁と追加点のチャンスを作ると、唐牛がショートへの内野安打で繋ぎ、一死満塁とチャンスを拡げる。その後二死となるも、代打保谷の押し出し死球で堀口がホームインし追加点を挙げ、更に代打で送り込まれた加減の打球がファースト強襲の内野安打となり、杉本、唐牛がホームイン!加減は嬉しいリーグ戦初安打初打点を記録した。なおも続く二死一、三塁のチャンスに代打に起用された鈴木は、右中間への大きな当たりを放つも相手センターのファインプレーに阻まれ追加点ならず。しかしこの回、ダメ押しとも言える3点を追加し、7-0とリードを拡げることに成功。

大量リードをもらった長谷川はその裏、二死からこの試合初ヒットを許し、次打者にもレフト前ヒットを許すとこの打球をレフトがまさかの後逸。ボールが点々とする間に一塁ランナーが一気にホームまで帰り1点を献上してしまう。なおも二死三塁とピンチが続くが、次の打者を見逃し三振に抑えて最少失点で切り抜ける。7回裏からはマウンドをゴーボーンに譲ると、ゴーボーンは安定した投球で相手中軸打線を寄せ付けず、簡単に三人で仕留めゲームセット。長谷川は6回を2安打に抑える好投で4勝目を挙げ、交流戦4連勝で通算成績を15勝3敗とし、東地区単独首位で前期日程を終了した。チームは快進撃を続け、3節からの12連勝で東地区首位でリーグ戦を折り返すこととなったが、後期日程の交流戦では無敗のトヨタを含む西地区上位3チームとの対戦も控えている。リーグ中段期には改めて課題を整理し、隙の無い万全な状態で後期日程に臨み、一戦必勝で日本一に向け勝利を積み上げて貰いたい。

[撮影]中山 友紀子
杉浦、エンドランを決め先制点を奪う!!

[撮影]中山 友紀子
藤森、タイムリースリーべース含む3打数3安打の活躍!!

[撮影]中山 友紀子
笠原、タイムリーツーベースで追加点を挙げる!

[撮影]大木 浩
加減、リーグ戦初ヒット初打点で勝利を引き寄せる!

[撮影]中山 友紀子
長谷川、6回2安打1失点の好投で4勝目を挙げる!!

[撮影]大木 浩
ゴーボーン、好リリーフ!最終回を締める!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:岡村 奈々,安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭