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Japan Diamond Softball LEAGUE:第7節(交流戦)

ニトリJD.LEAGUE 2024 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2024 第7節(交流戦)
交流戦連勝発進で10連勝!通算成績13勝3敗で東地区単独首位に浮上!!

 

 6月1日〜2日にかけて、JDリーグ第7節が静岡県掛川市/いこいの広場野球場にて行われた。今節より交流戦がスタートし、初日の伊予銀行戦では藤森の第3号ホームランで先制すると、唐牛のタイムリー、笠原の2点タイムリーツーベース、女鹿田のタイムリーツーベースで得点を重ね計5得点。投げては先発の長谷川が7回途中まで1安打9奪三振無失点の好投を魅せ、地元出身の佐藤が最後を締める完封リレーで5-0で勝利。2日目のタカギ北九州戦では、平田の第2号2ランホームランと唐牛のタイムリー、藤森の2試合連続第4号ホームランで試合を優位に進める。投げては先発の田内が4回に2点、5回にリリーフしたゴーボーンが1点を奪われ一時は1点差まで詰め寄られるが、無死満塁のピンチでマウンドに上がった坂本が無失点で切り抜けリードを守ると、杉本の第1号ツーランと笠原のタイムリーで再びリードを拡げ、6回に坂本が2本のホームランを許すも、ムリポラのタイムリーで突き放し8-5で勝利を収めた。チームは交流戦を連勝スタート、快進撃を続け第3節からの10連勝で、通算成績を13勝3敗とし東地区単独首位に立った。
 続く第8節は、6月8日〜9日、愛知県小牧市/小牧市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(6月1日 通算成績:12勝3敗)

藤森、3号先制弾!唐牛、笠原、女鹿田タイムリー!長谷川−佐藤完封リレーで交流戦白星スタート!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
伊予銀行 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 0 0 1 1 2 1 x 5
  • 【バッテリー】☆長谷川(6回1/3:3勝2敗),佐藤(2/3)−ムリポラ
  • 【本塁打】藤森(3回:3号)
  • 【二塁打】笠原(5回),女鹿田(6回)
  • 【盗塁】唐牛(6回)

試合レポート

第7節交流戦初戦の相手は、西地区下位の伊予銀行。東地区首位をキープするためにも確実に勝利を収めておきたい日立は、久々に長谷川を先発のマウンドに送り出す。その長谷川は初回表、相手打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。その後も3回まで三者凡退に抑える見事なピッチングを披露する。

このところ打撃好調の日立打線は、初回裏はムリポラのセンター前ヒットと山内の四球で二死一、二塁の先制のチャンスを作るが後続断たれ先取点ならずも、迎えた3回裏、一死から藤森がレフトへの豪快な第3号ホームランを放ち先取点を挙げる。続く笠原がセンター前ヒットで出塁し、代走に北原を起用し盗塁を試みるもタッチアウト。ここはチャンスを拡げられず、この回1点どまり。試合は1-0と1点リードで中盤戦へ。

追加点の欲しい日立の攻撃は、4回裏に山内の四球と森山のセンター前ヒットで無死一、二塁とすると、一塁ランナーの代走に高瀬を起用。杉本の送りバントで一死二、三塁とチャンスを拡げると、続く唐牛がレフト前ヒットを放ち山内が生還! セカンドランナーの高瀬も本塁を狙うがタッチアウトとなるも、この回も1点を追加する。5回裏には代打の保谷がセンター前ヒットで出塁し、杉浦がリエントリすると、藤森が四球を選びこの回も無死一、二塁と絶好のチャンスを作る。すると、ここで笠原が左中間フェンスにワンバウンドで当たる走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、杉浦、藤森が相次いで生還し2点を追加。なおも無死二塁の追加点のチャンスが続くが、ここは走塁ミスもありこの回2点どまり。試合は4-0と4点リードで終盤戦へ。

6回裏には一死から杉本がセンター前ヒットで出塁し、次打者には地元出身の鈴木を代打で起用。鈴木の内野ゴロでランナーが入れ替わり、リエントリした唐牛がすかさず盗塁を決めて二死二塁の追加点のチャンスを作ると、続く女鹿田が左中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち唐牛がホームイン! 貴重な追加点を挙げる。試合は5-0と大量リードで最終回へ。

先発の長谷川は、4回表に相手3番打者にヒットを許すも、その後も相手打線を寄せ付けず2塁を踏ませない完璧な投球で7回1/3を1安打9奪三振無失点に抑え込み、最後は地元出身の佐藤にマウンドを託す。佐藤は相手中軸打者をキッチリと抑え、完封リレーで締めゲームセット。長谷川は3勝目を挙げ、チームは交流戦初戦を制し、第3節からの9連勝で通算成績を12勝3敗、東地区同率首位をキープした。

[撮影]大木 浩
藤森、豪快な第3号アーチで先制!!

[撮影]大木 浩
唐牛、タイムリーで追加点を挙げる!!

[撮影]田中 晋輔
笠原、2点タイムリーツーベースで突き放す!!

[撮影]大木 浩
女鹿田、タイムリーツーベースでダメ押し!

[撮影]大木 浩
長谷川、1安打9奪三振の快投で3勝目!

[撮影]大木 浩
佐藤、地元リリーフ登板!完封リレー!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 タカギ北九州戦(6月2日 通算成績:13勝3敗)

平田、先制2号2ラン!藤森、4号2試合連続弾!杉本、1号2ランなど計8得点!田内、4回2失点で5勝目!東地区単独首位に浮上!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
タカギ北九州 0 0 0 2 1 2 0 5
日立 3 1 0 0 3 1 x 8
  • 【バッテリー】☆田内(4回:5勝1敗),ゴーボーン(0回),坂本(3回)−女鹿田,ムリポラ

  • 【本塁打】平田(1回:2号2ラン),藤森(2回:4号),杉本(5回:1号2ラン)
  • 【二塁打】藤森,笠原(4回)
  • 【盗塁】藤森(1回)

試合レポート

第7節交流戦2日目の相手は、日立経験者の来條監督率いるタカギ北九州。首位をキープするためにも連勝を伸ばしておきたい日立の先発は、防御率0点台の田内。その田内は初回表、四球とヒットで一死一、二塁のピンチを招くと、相手4番打者の外野フライで二死二、三塁とピンチが拡がるが、粘りの投球で次打者を内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。

早々に先制点を奪いたい日立は、初回裏の攻撃で先頭の藤森がバントヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決めて無死二塁の先制のチャンスメイク。すると一死後、この日3番に座った平田がレフトに高々と打ち上げた大きな当たりは、逆風を突いてフェンスオーバーの第2号2ランホームランに!その後も山内の四球と森山のレフト前ヒット、杉本の四球で一死満塁とチャンスを拡げると、唐牛がライト前タイムリーを放ち山内がホームイン。初回から幸先良く3点を挙げる。2回裏には、先頭の藤森が完璧に捉えた当たりが2試合連続となる豪快な第4号ホームランとなり4点目を奪うと、更に一死から平田と山内の連続四球で一死一、二塁の追加点のチャンスを貰うと、二死後、相手バッテリーエラーで二、三塁とチャンスが拡がるが、ここは後続打ち取られ追加点ならず。試合は4-0と4点リードで中盤戦へ。

ここ数試合は安定感抜群のピッチングを披露してきた田内だが、この日は普段より制球定まらぬ様子もあり、3回表には連続ヒットとフィルダースチョイスで無死満塁のピンチに襲われる。しかしここは意地のピッチングでクリンナップをきっちり打ち取り、何とか無得点に抑える。しかし4回表にも2本のヒットで無死一、二塁とされると、送りバントと内野安打で一死満塁とピンチが拡がったところで、次打者に上手くセンター前に運ばれ1点を失ってしまう。続く打者の内野ゴロの間にもう1点を奪われ、なおも二死一、三塁のピンチが続くが、ここは田内を助けるべく一塁ランナーの盗塁を女鹿田が好送球で阻止してピンチを凌ぐも、2点差まで追い上げられてしまう展開に。試合は4-2と2点リードで後半戦へ。

日立は5回表からゴーボーン−ムリポラにバッテリーを代えるが、ゴーボーンは制球定まらず四球と内野安打で無死一、二塁のピンチを招くと、内野エラーで無死満塁のピンチを招いたところにバッテリーエラーで1点を奪われ、1点差に詰め寄られてしまう。なおも無死二、三塁の一打逆転のピンチが続き、次の打者に四球を与え再び無死満塁の大ピンチを背負ったところで、たまらずベンチはエースの坂本をマウンドに送り出す。その坂本はこの絶体絶命のピンチにまるで動じる様子もなく、貫録の投球を魅せ後続を3人で切って取り1点差を死守する。

その裏、1点差に詰め寄られた日立の攻撃は先頭の森山が四球を選び出塁すると、代走に堀口を起用。続く杉本が放った打球は、ライナーで右中間フェンスを超える今季第1号2ランホームランとなり2点を追加する。更に一死後、四球のムリポラを一塁に置き、代打保谷の内野安打で一死一、二塁のチャンスを掴むと、藤森が倒れ二死となるも笠原のライト前タイムリーでテンポラリーランナーの藤森がホームイン!送球の間に進塁し、二死二、三塁の追加点のチャンスに先制弾を放った平田は三振に倒れるも、この回計3点を挙げて試合は7-3と4点リードで終盤戦へ。

6回表、坂本は相手2番打者と4番打者にライトオーバーのホームランを許し2点差に追い上げられてしまう。しかしその裏、日立の攻撃は山内がライト前ヒットで出塁し、森山の三塁強襲の当たりが相手エラーを誘い無死一、二塁の追加点のチャンスを作ると、続くムリポラのレフト前タイムリーヒットで山内が生還し1点を奪い返す。なおも続く二死一、二塁のチャンスには追加点奪えずも、この回貴重な追加点を挙げ試合は8-5と3点リードで最終回へ。

7回表、坂本は本来の投球を披露し相手打線を簡単に三者凡退に抑えゲームセット。田内は4回2失点で5勝目を挙げ、チームは交流戦連勝発進で連勝を10に伸ばし、通算成績を13勝3敗として東地区単独首位に立った。第3節からの快進撃で東地区首位に上り詰めたが、ここからが肝心。次節以降、西地区の上位チームとの対戦も控えている上に、東地区同率2位の2チームもすぐ後ろに控えており、油断すると一気に3位まで転落することも起こり得る。好調なチーム状況と勢いはそのままに、緊張感を持ってこの先も「一戦必勝」で勝ち進んで貰いたい。

[撮影]大木 浩
平田、逆風を突く第2号2ランで先制!!

[撮影]大木 浩
藤森、2試合連続第4号弾含む3安打の活躍!!

[撮影]田中 晋輔
杉本の第1号2ランで貴重な追加点!!

[撮影]田中 晋輔
田内、4回2失点に抑え5勝目を挙げる!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸