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Japan Diamond Softball LEAGUE:第2節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2024 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2024 第2節(東地区)
地元で痛い連敗、通算成績2勝2敗とし東地区3位に後退!!

 4月20日〜4月21日にかけて神奈川県茅ヶ崎市/茅ヶ崎市運動公園野球場にてJDリーグ第2節が行われた。初日の相手である昨年東地区4位のデンソーとの対戦では、初回に唐牛の四球と盗塁、そして藤森のタイムリーで先制点を挙げるが、先発の長谷川が制球定まらず3回に逆転を許し、6回には代わった坂本も1点を追加され1-3で敗戦。2日目、昨年の東地区首位ビックカメラ高崎戦では、先発の田内が4回に2点を先制され、その裏、藤森のホームランで1点差に詰め寄るも、5回からリリーフした坂本も7回に3点を奪われ突き放され、打線も2安打12奪三振に封じ込まれ1-5で敗戦。チームは地元で痛い連敗を喫し対戦成績を2勝2敗の五分に戻し、東地区3位に後退した。
 続く第3節は、4月26日〜28日、群馬県太田市/太田市運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(4月20日 通算成績:2勝1敗)

藤森のタイムリーで先制するも逆転負け!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 2 0 0 1 0 3
日立 1 0 0 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】★長谷川(5回:1勝1敗),坂本(2回)−ムリポラ,女鹿田
  • 【盗塁】唐牛(1回)

試合レポート

JDリーグ第2節初戦の対戦相手は、昨年東地区4位のデンソーとの対戦。開幕2連勝の勢いそのままに連勝を伸ばしておきたい日立は、開幕2戦目で好投し今季初勝利を挙げている長谷川を先発のマウンドへ送り込む。その長谷川は、初回表から制球定まらず、四死球とヒットでいきなり二死満塁のピンチを背負うが、ここは粘りの投球で次打者を内野フライに打ち取り無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は一死から唐牛が四球を選び出塁し、すかさず盗塁を決めて一死二塁のチャンスを作ると、ここで2試合連続先制点を挙げている藤森がきっちりライト前タイムリーを放ち、唐牛がホームイン! 幸先よく先制に成功する。

先発長谷川は、2回表には相手打線を見事に三者凡退に抑えたが、3回表に制球を乱し四死球で二死一、二塁のピンチを背負うと、相手5番打者にレフト線を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放たれ逆転を許してしまう。なおも二死二塁と追加点のピンチに、続く打者にもライト前ヒットを許すが、ここは藤森の好返球で二塁ランナーは本塁タッチアウト。守備にも助けられ追加点は与えず。

1点ビハインドの展開となった日立の打線は、3回裏に二死から杉本がレフト前ヒットで出塁し、パスボールの間に進塁して二死二塁の同点のチャンスを作るが、後続が断たれ同点ならず。その後も、5回裏に森山がフォアボールで出塁するのみで快音聞かれず、なかなか反撃の糸口を掴めない。

6回表、日立のピッチャーは開幕投手の坂本に交代。坂本は代わり端に、二本のヒットと進塁打で二死二、三塁のピンチを招くと、次打者にセンター前に運ばれ追加点を奪われるが、ここでも唐牛の好返球でセカンドランナーは本塁タッチアウト。最少失点で切り抜けた日立はすぐさま反撃に転じたいところだが、6回裏の攻撃も三者凡退に倒れ、1-3と2点ビハインドで最終回へ。

7回表、坂本は気迫の投球で相手打線を三者凡退に抑え、味方の反撃に望みを繋ぐが、その裏の日立の攻撃は代わった相手エースのフーバー投手を前に、先頭の山内が死球で出塁するも、後続は三者連続三振に完全に抑え込まれゲームセット。チームは開幕3連勝を逃し、対戦成績を2勝1敗とした。

[撮影]上念 拓馬
藤森、先制タイムリーを放つ!

[撮影]田中 晋輔
地元大応援団の声援届かず!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 ビックカメラ高崎戦(4月21日 通算成績:2勝2敗)

藤森の今季1号含む2安打のみに封じ込まれ連敗!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ビックカメラ高崎 0 0 0 2 0 0 3 5
日立 0 0 0 1 0 0 0 1
  • 【バッテリー】★田内(4回2/3:1敗),坂本(2回1/3)−女鹿田
  • 【本塁打】藤森(4回:1号)
  • 【盗塁】藤森(1回)

試合レポート

JDリーグ第2節2日目の対戦相手は、昨年東地区1位でここまで開幕4連勝のビッグカメラ高崎との対戦。何とか勝利し上位に付けておきたいところ。今季初登板となる先発田内は、初回表から死球と送りバントでいきなり一死二塁とされると、続く相手三番打者にライト前に運ばれ一死、一、三塁とピンチを拡げてしまう。一塁ランナーの盗塁失敗で二死とすると、ここから落ち着いた投球で次打者をサードフライに打ち取り無失点で切り抜ける。初回のピンチを凌いだ日立の攻撃は、二死から藤森がライト前ヒットで出塁すると盗塁を決め、送球が逸れる間に三塁まで進塁するが、あと一本は出ず先制とはならず。

3回まで無失点に抑えてきた先発の田内は4回表、四球と盗塁で無死二塁とされると、送りバントも決められ一死三塁の場面で次打者に死球を与え、一塁ランナーに盗塁を許し一死二、三塁の大ピンチに。その後、二死とするも相手7番打者にレフト前にタイムリーを許し2点を先制されてしまう。その裏、2点を追う展開となった日立の攻撃は、一死から藤森が打った瞬間それとわかるレフトへの大きな当たりが今季チーム第1号、自身4試合連続打点となる豪快なホームランに!かろうじて1点を返し、1-2と1点差に詰め寄る。

1点差のまま迎えた5回表、先発の田内は制球定まらず四死球で二死一、二塁とピンチを招いたところで、ピッチャーは昨日に続き坂本に交代。坂本はエースの貫録を魅せ、次打者を浅いレフトフライに打ち取り得点を与えずピンチを凌ぐが、その裏の攻撃で日立打線は流れを引き寄せられず三者凡退に倒れ、試合は1-2と1点差のまま終盤戦に突入。

7回表、エース坂本も制球定まらず、ヒットと二つの四球で一死満塁のピンチを招くと、続く相手四番打者に甘く入ったボールを捉えられ、レフトフェンス直撃の走者一掃ツーベースヒットを許してしまい3点を献上。なおも追加点のピンチが続くが、何とか後続を抑え最終回の味方の攻撃へ望みを繋ぐも、4点差に引き離され後の無くなった最終回の日立の攻撃は、あえなく三者凡退に抑え込まれゲームセット。地元大応援団の声援届かず、チームは痛い連敗を喫し通算成績を2勝2敗の五分とし、東地区3位に後退。昨年の上位チームを相手に守備の乱れは修正されるも、四死球から進塁を許し得点される悪い流れが目立った。今一度、自分たちのプレーを見つめ直し、早急に立て直して次節から改めて白星を積み上げてもらいたい。

[撮影]上念 拓馬
藤森、4試合連続打点は今季チーム第1号!

[撮影]上念 拓馬
次節こそ勝利を!!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:安富 隆之、中山 友紀子、徳田 政昭、古園 敏幸