ニトリJD.LEAGUE 2024 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2024 第12節(東地区)
地元で3連勝!通算成績21勝5敗1分で東地区単独首位をキープし、ポストシーズン進出決定!
10月18日〜20日にかけて、神奈川県秦野市/中栄信金スタジアム秦野にて第12節が行われた。ナイター開催の初日、太陽誘電戦は3回に藤森の第5号2ランで先制すると、先発の坂本は制球に苦しみ再三にわたり四死球のランナーを背負うも、味方の好守にも助けられ相手打線を無安打5奪三振に抑え込み、第9節の日本精工戦に続いて自身2度目のノーヒットノーランを達成し8勝目を挙げた。翌日の大垣ミナモ戦は日立打線が爆発。初回に藤森の2試合連続ホームランとなる先頭打者ホームランとムリポラのタイムリーに相手エラーで追加点を加え3点を先制すると、2回には藤森の2打席連続2ランと山内の2ランなど打者一巡の猛攻で4点を追加、4回には山内の2打席連続2ランと代打田内の走者一掃のタイムリーツーベース、代打鈴木のタイムリーなど再び打者一巡の猛攻で一挙7点を追加し計14点を挙げ、投げては長谷川、ゴーボーン、佐藤のリレーで5点を失うものの序盤の大量得点に助けられ14-5と圧勝した。3日目のデンソー戦では、初回に山内のタイムリーで先制すると5回には代打加減のリーグ戦初ホーマーとなる3ランで追加点を挙げ、投げては先発の田内が安定感ある見事な投球を魅せ最後まで相手打線を寄せ付けず、自身初のノーヒットノーランを達成し7勝目を挙げた。この結果、チームは地元大会で3連勝、通算成績を21勝5敗1分とし東地区単独首位をキープし、ポストシーズン進出を決めた。
リーグ戦最終節となる第13節は、10月26日〜27日、埼玉県本庄市/ケイアイスタジアムで行われる。
ホームゲームでの盛大なご声援、ありがとうございました。
藤森、決勝5号ツーラン!坂本、今季2度目のノーヒットノーラン達成で8勝目!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
太陽誘電 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 2 |
霧雨が降る中でプレイボールとなった地元大会、第12節初日の対戦相手は東地区8位の太陽誘電。単独首位をキープするために確実に勝利したい日立は、エース坂本を先発マウンドに送り出す。その坂本は、初回表に四球と盗塁で二死二塁の先制のピンチを招くも、次打者を空振り三振に抑えまずますの立ち上がり。2回表、3回表もそれぞれ四死球でランナーを出しながらも、その後はきっちり仕留め無失点に抑えるピッチングを披露。
ナイターで薄暗く、かつ霧雨も降り続く状況も影響したのか、日立の攻撃は初回裏に一死から笠原が四球で出塁し、2回裏には3試合連続ホームランを放っている森山がセンター前ヒットで出塁するも、いずれも後続断たれ無得点に終わる。
しかし3回裏、先頭の唐牛がライト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めると相手送球が逸れる間に三塁へ到達。ここで一死から藤森が放った完璧な当たりが右中間への第5号2ランホームランに!その後、4回、5回と両チームとも特に動きは無いまま、試合は2-0と2点リードで後半戦へ。
5回まで四死球のランナーは出すもののノーヒットピッチングの坂本は、6回表にも二死から四球のランナーを出すもテンポ良い投球で次打者を空振り三振に仕留め、無安打無失点投球を続ける。その裏、追加点の欲しい日立の攻撃は、先制弾を放っている藤森がセンター前ヒットで出塁するも、併殺打でチャンスを拡げられず追加点は奪えぬまま最終回へ突入。
2点リードで迎えた最終回、ノーヒットノーランに期待が高まる中で坂本は杉浦の好守備にも助けられ、相手打線を三者凡退に封じ込めゲームセット。第9節の日本精工戦に続き、自身2度目のノーヒットノーランを達成し今季8勝目を挙げた。地元三連戦の初戦を見事な勝利で飾り、チームは通算成績を19勝5敗1分とし、東地区単独首位をキープした。
藤森、第5号特大弾は決勝ツーラン!!
坂本、自身2度目のノーノー達成で8勝目を挙げる!
藤森、先頭打者弾含む2試合連続&2打席連続弾!山内も2打席連続弾!打線爆発、14安打14得点で圧勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大垣ミナモ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | 5 |
日立 | 3 | 4 | 0 | 7 | 0 | 0 | x | 14 |
第12節、2日目は東地区7位の大垣ミナモとの対戦。地元大応援団の声援を受けマウンドに上がった先発長谷川は、初回表の先頭打者に内野安打を許すも、バッテリーを組む山内がしっかり盗塁を阻止して長谷川をフォロー。山内は、2回表にも長谷川がヒットを許したランナーの盗塁を刺してアウトにする等、打撃だけではなく守備でもしっかりとチームを支える。
前日の試合は思うように打線が繋がらなかった日立の攻撃陣だが、この試合は初回から怒涛の勢いを魅せる。まず初回裏、前日の決勝ホームランでチームを勝利に導いた藤森が放った右中間への完璧な当たりが、今季第6号、自身初の先頭打者ホームランに!これでチームが勢いづいたか、続く笠原はセンター前ヒットで出塁し代走に北原を起用すると、保谷が四球を選び無死一、二塁のチャンスに、一死からムリポラがライトへの強烈なタイムリーを放ち北原がホームイン。送球が逸れる間に保谷も生還し、初回から幸先よく3点の先制に成功する。
この勢いは止まらず、2回裏の日立の攻撃は先頭の唐牛がレフト前ヒットで出塁すると、一死から藤森に2打席連続となるセンターオーバーの第7号2ランホームランが飛び出しチームを盛り立てる。更に、二死後に保谷のライト線へのツーベースヒットで作った追加点のチャンスに、今度は4番山内が放った弾丸ライナーがセンターオーバーの第3号2ランホームランになり更に2点を追加! 続くムリポラのレフト前ヒット、森山の四球は得点に結びつかずとも、この回2本の2ラン含む打者一巡の猛攻で計4点を追加し、試合は7-0と大量リードで中盤戦へ。
序盤から大量リードをもらった長谷川は、3回表に二死から内野エラーとヒット、四球で二死満塁の大ピンチを招いてしまうも、ここは粘りの投球を魅せ無失点で切り抜ける。しかし4回表、先頭打者がライト前ヒットで出塁すると、続く相手5番打者のレフト線へのタイムリーツーベースで一塁ランナーが生還し1点を返される。更に、連続して次打者に左中間へのタイムリーツーベースを放たれ2点目を献上。なおも続く無死二塁のピンチに、これ以上は得点を許すまいと後続をきっちり退け追加点を与えず、この局面を何とか切り抜ける。
3回裏は三者凡退に終わった日立の攻撃陣だが、2点を返された4回裏にまた怒涛の攻撃を開始。一死から保谷がセンター前ヒットで出塁し、代走に高瀬を起用すると、続く4番山内が長谷川が奪われた2点を取り返すかのように2打席連続となる第4号2ランを左中間へ叩き込む。更に、ムリポラの代走で出場しそのままDP起用となった加減がセンター前ヒットで続くと、こちらも森山の代走からそのまま出場していた堀口と杉本が連続四球となり一死満塁のチャンスに、唐牛がしっかり押し出しの四球を選び加減がホームイン。なおも続く一死満塁のチャンスに代打での活躍も著しい田内を起用すると、ベンチと観客の期待に応え左中間を深々と破る走者一掃のタイムリーツーベースを放ち3点を追加。すぐさま杉浦がリエントリし三盗に成功すると、二死後に鈴木が代打に送り込まれる。今まで代打起用で惜しい当たりを何度も放っていた鈴木は、見事に今季初安打初タイムリーをセンター前に運び杉浦がホームイン。選手起用が的中し、この回も打者一巡の猛攻で一挙7点を挙げ14-2と大量リードで大きく勝利を引き寄せる展開に持ち込む。
大量リードで迎えた5回表、長谷川はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くと、相手4番打者にサード強襲ヒットを許し1点を献上する。更に四球を与え一死満塁とピンチを拡げると、二死からライト前タイムリーを許し2点目を奪われる。なおも続く二死満塁のピンチに、苦しみながらも粘りの投球を続け何とか次打者を空振り三振に切って取りこの回2失点で切り抜ける。試合は14-4と10点リードで後半戦へ。
6回表からは、日立のバッテリーはゴーボーンームリポラに交代。ゴーボーンはヒットのランナーを許すも緩急を付けた投球で後続を抑え込み、無失点投球を魅せる。最終回はゴーボーンから佐藤に交代し、一死から相手5番打者に左中間へのホームランを許すも、テンポ良い投球で後続を仕留めゲームセット。粘りの投球を魅せた先発の長谷川は6勝目を挙げ、チームは連勝で通算成績を20勝5敗1分とし、東地区単独首位をキープ。この時点で東地区3位以内が確定し、ポストシーズン進出を決めた。
藤森、2試合連続弾は先頭打者弾!更に2打席連続弾!
山内、4号、5号連発!2打席連続2ランで追撃!
代打田内、走者一掃のタイムリーツーベース!
鈴木、嬉しい今季初安打!代打タイムリーで追加点!
長谷川、粘りの投球で6勝目を挙げる!
山内、先制タイムリー!加減、代打3ラン!田内、自身初のノーヒットノーラン達成で7勝目!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デンソー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | x | 4 |
第12節、2連勝で迎えた地元大会最終戦の対戦相手は東地区5位のデンソー。大応援団の声援に応え3連勝を飾りたい日立の先発田内は、初回裏からテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑える順調な立ち上がり。2回表には死球と進塁打で一死二塁の一打同点のピンチを招くも、巧みな投球で後続を二者連続三振に仕留め得点を与えない見事なピッチングを披露する。
前日の試合で大量点を奪った日立の攻撃は、初回裏に先頭の藤森が死球で出塁すると、一死から相手バッテリーエラーで労せず進塁し先制のチャンスを掴む。保谷の進塁打で二死三塁とすると、4番山内のライト前クリーンヒットで藤森が生還。幸先よく先制に成功する。
追加点の欲しい日立の攻撃だが、4回まで相手投手に三者凡退に抑え込まれる。しかし迎えた5回裏、先頭打者のムリポラがレフト前ヒットで出塁すると代走に北原を起用。一死後、笠原のライト前ヒットで一死一、三塁と追加点のチャンスに唐牛の打席でエンドランは失敗に終わるが、その隙に笠原が進塁し二死二、三塁のチャンスに、前日の試合でクリーンヒットを放っていた加減が代打として登場。3塁側スタンドの期待が高まる中、加減は見事にインハイのボールを弾き返して右中間へ特大3ランホームランを放り込み、貴重な追加点を挙げる。試合は4-0と4点リードで後半戦へ。
先発田内は3回、4回と三者凡退に抑え、5回表も四球のランナーは出すものの危なげないピッチングで後続をキッチリと抑え無安打無失点投球を続けていき、追加点を貰った直後も相手打線を簡単に三者凡退に退ける。最終回には四球を与え一死一塁の場面で相手5番打者にセンターフェンス際まで運ばれるが、ここは唐牛が追い付きしっかり捕球すると、最後は内野フライに打ち取りゲームセット。田内は見事なピッチングで相手打線を翻弄し、自身初となるノーヒットノーランを達成し7勝目を挙げた。チームは連日の大応援団の期待に応え、2試合がノーヒットノーランでの勝利、1試合が大量得点での勝利と、地元大会で見事な3連勝を飾った。この結果、通算成績を21勝5敗1分とし、多くのプレッシャーを跳ね除け東地区単独首位を堅持したままポストシーズン進出が確定。このまま最終節もキッチリと勝ち切り、堂々とダイヤモンドシリーズ進出を決めて貰いたい。
山内、先制タイムリーを放つ!
加減、リーグ戦初ホーマーは代打3ラン!!
田内、自身初のノーノー達成で7勝目を挙げる!
地元3連戦、大応援団に見守られ3連勝!!
記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸