ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2022 第9節(交流戦)
地元大会連勝!前節からの3連勝で通算成績を11勝6敗とし、東地区同率2位をキープ!!
6月4日〜5日にかけて、神奈川県大和市/大和スタジアムにて第9節が行われた。交流戦シリーズ3節目となる地元大会で、初日の日立サンディーバの対戦相手は、西地区3位に付ける豊田自動織機との一戦。日立は2回裏に杉本の第1号ホームランで先制し、3回裏には坂本(結)の第6号ホームランで追加点を挙げると、5回裏も山口のタイムリーで3点目を追加。投げては先発のマクイリンが相手打線を散発3安打無失点に抑え込み、3-0の完封勝利を収めた。翌日のシオノギ戦は、先発の坂本(実)が立ち上がりを攻められ初回表に1点を先行されるも、その裏に山口の4号2ランホームランが飛び出しすぐさま逆転に成功。その後、追加点は奪えないものの、坂本(実)を5回からリリーフした田内の好投もあり、1点差を守り切って試合はそのまま2-1で勝利。チームは地元大会を連勝で飾り、前節からの3連勝で通算成績を11勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。
続く第10節は、6月12日〜13日、愛知県豊田市/豊田市運動公園野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
杉本、先制弾!坂本(結)、第6号弾!山口、タイムリー!マクイリン、散発3安打で初完封!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
豊田自動織機 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | x | 3 |
交流戦シリーズ第9節、日立サンディーバの初日の相手は、ここまで10勝4敗で西地区3位に付ける豊田自動織機との一戦。実力のあるチームであり苦戦が予想されるが、何とか勝利して上位をキープしておきたいところ。日立の先発は、前節で勝ち星は付かなかったものの安定した投球を魅せたマクイリン。そのマクイリンは初回、連打で一死一、二塁のピンチを招くが、フリッペンの好守備で二死一、二塁とすると、続く相手5番打者を三振に仕留める。2回表にもヒットと送りバントで一死二塁のピンチを招くが、ここも後続をしっかりと断ち切り無失点に抑える立ち上がり。
日立の攻撃は、地元大会の後押しもあったか2回裏に杉本が放った右中間への強烈な打球は逆風を貫く今季第1号ホームランとなり、早々に先制点を挙げることに成功。すると3回裏には先頭の坂本(結)も、同じく逆風の中で強烈なセンターオーバーの2試合連続第6号ホームランを放ち追加点を挙げる。5回裏にも藤森のレフト前ヒットで無死二塁の追加点のチャンスを掴むと、二死後に打席に入った山口が粘りに粘った後にレフト前へタイムリーを放ち、藤森がホームイン!続く森山もセンター前ヒットで出塁し、二死一、二塁となったところで一塁ランナーに代走の山本を起用するも、ここは追加点は奪えず。3-0と3点リードで終盤戦へ。
先発のマクイリンは、3回以降は四死球のランナーは出すものの相手打線を無安打無失点に抑える好投を続け、最終回も内野ゴロと2つの三振の三者凡退に抑え込みゲームセット。マクイリンは散発3安打、リーグ戦初完投を見事な完封勝利で飾り2勝目を挙げた。チームは地元大会初戦を白星で飾り通算成績を10勝6敗、東地区同率2位をキープした。
2回、杉本の第1号で先制!
坂本(結)の第6号で追加点!
5回、山口のタイムリーで3点目!
マクイリン、散発3安打で初完封勝利!
山口、決勝の第4号逆転ツーラン!田内の好リリーフで坂本(実)3勝目!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シオノギ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日立 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 2 |
日立サンディーバの第9節交流戦シリーズ2日目の相手は、通算成績5勝11敗で西地区6位のシオノギとの対戦。上位をキープする意味でも確実に勝利しておきたいところ。日立は久々に坂本(実)が先発のマウンドに上がるが、初回表にライト前ヒットと盗塁で一死二塁の先制のピンチを招くと、相手4番打者にセンター前タイムリーを許し、いきなり先制点を奪われてしまう。制球乱れ苦しい投球が続くが、後続は抑えこの回は最少失点で切り抜ける。その裏、1点を追いかける展開となった日立の攻撃は、一死から鈴木(鮎)がレフト前ヒットで出塁すると、続く山口の右中間への大きな当たりは今季第4号2ランホームランとなり、すかさず逆転に成功。
この勢いで得点を重ねたい日立打線は、2回裏に杉本の四球と盗塁で無死二塁とすると、清原、坂本(結)の四球で二死満塁までチャンスを拡げるが、ここは後続倒れ追加点ならず。4回裏にも清原、藤森の連続安打で二死一、二塁の追加点のチャンスを作るが、ここでもあと一本が出ず追加点は奪えず。
1点リードを貰った坂本(実)は、2回表には相手打線を三者凡退に切って取り、3回表は四球を与え一死一塁とするも守備にも助けられ無得点に抑える。しかし制球乱れ苦しい投球が続く坂本(実)は、4回表に先頭打者への四球から一死二塁のピンチを招くと、二死からも四球を与え二死一、三塁と同点のピンチを背負うが、ここは粘りの投球で何とか後続を打ち取り無失点で切り抜け、2-1と1点リードで試合は後半戦へ。
何とか突き放したい日立打線は、5回裏に先頭の鈴木(鮎)が死球で出塁し、代走に起用した杉浦の盗塁で無死二塁のチャンスを作るが、強攻策が実らずこの回も追加点ならず。6回裏にも先頭のフリッペンのレフト前ヒットでノーアウトのランナーを出すも、ここでも強攻策が決まらず得点に結びつかない。
打線がなかなか追加点を奪えない中、日立は5回表から田内をリリーフとして送り込む。その田内はテンポ良い投球で5回、6回と相手打線を簡単に三者凡退に抑える好投ぶり。7回表には二死から死球のランナーを出し、ワイルドピッチで二死二塁と一打同点のピンチを招くも、最後のバッターを落ち着いた投球で空振り三振に仕留めゲームセット。先発の坂本(実)は初回に先制は許すも、調子が悪いなりに最少失点で試合を作り、田内の好リリーフもあり4回1失点の好投で3勝目を挙げた。
チームは地元大会で連勝、前節からの3連勝で通算成績を11勝6敗とし、東地区同率2位をキープしているが、依然として混戦状態が続いている。次節、豊田大会は西地区上位2チームとの大事な対戦となる。厳しい戦いが予想されるが、基本に忠実なプレーで試合を優位に進め勝利を呼び込んで貰いたい。
山口、今季第4号は逆転決勝弾!!
坂本(実)、制球難も2安打1失点で3勝目!
田内、3回無安打無失点の好リリーフ!
記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸