ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2022 第8節(交流戦)
1勝1敗とするも、通算成績9勝6敗で未だ東地区同率2位をキープ!!
5月28日〜29日にかけて、福岡県北九州市/北九州市民球場にて第8節が行われた。前節より交流戦シリーズが始まっており、初日の日立サンディーバの対戦相手は、元日立の来條監督が率いる西地区のtakagi北九州との一戦。日立は初回から満塁のチャンスを掴みながらも攻めきれず、ようやく5回に藤森の犠牲フライで1点先制するが、それまで無失点に抑えて来たマクイリンが6回裏に連打で招いたピンチに坂本(実)を投入するも、制球定まらず逆転を許し、手痛い敗戦を喫した。翌日は、これまた元日立の奥田コーチ所属の東海理化との対戦。日立は初回に坂本(結)の先頭打者ホームランで先制するも、相手チームにも先頭打者ホームランですぐさま同点に追いつかれる。しかし2回表にフリッペンの第4号本塁打で勝ち越すと、4回には山口の特大第2号ホームランと、フリッペン、杉本の連続タイムリーで3点を追加し、5回には坂本(結)がこの日2本目のホームランでダメ押し点を挙げると、投げては田内-佐藤-坂本(実)のリレーで2回以降を無失点に抑え込み、6-1で勝利を収めた。チームは今節1勝1敗で通算成績を9勝6敗とするも、東地区同率2位をキープしている。
続く第9節は、6月4日〜5日、地元である神奈川県大和市/大和スタジアムで行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
藤森の犠牲フライで先制するも、手痛い逆転負けを喫する
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
takagi北九州 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 2 |
交流戦シリーズの第8節、日立サンディーバの初日の対戦は元日立の来條監督率いるtakagi北九州との一戦。西地区で最下位に甘んじているが実力を付けているチームであり、確実に勝利し上位をキープして置きたいところ。初回表、先制点の欲しい日立の攻撃は、先頭の坂本(結)がショート強襲のレフトへの二塁打を放つと、続く藤森もセンター前ヒットで無死一、三塁と先制のチャンスを拡げる。二死からフリッペンが四球を選び二死満塁とするも、後続倒れ絶好の先制チャンスを逃す。2回表にも二死から那須が左中間へのエンタイトルツーベースで先制のチャンスを作るが、ここも後続断たれ得点ならず。
相手投手の前になかなかペースを握れない日立打線だったが、5回表に先頭の坂本(結)がライト線へのスリーベースヒットを放ち、無死三塁と三度目の先制のチャンスが訪れると、藤森がタッチアップするには十分な飛距離のセンターフライを打ち上げ、坂本(結)がホームイン。ようやく先制点を挙げることに成功する。
日立の先発は、ここ数試合安定した投球を続けているマクイリン。マクイリンは持ち前の緩急を使った投球で相手打線を抑え込み、森山の好守にも助けられ4回まで1安打と危なげないピッチング。5回裏もヒットのランナーを二塁まで進められるも、後続を断ち無失点で切り抜け、試合は1-0と1点リードで後半戦に突入。
しかし6回裏、マクイリンは一死から連続ヒットを浴び一死一、二塁と逆転のランナーを出したところで、ピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は次の打者にセンター前ヒットを許し、一死満塁のピンチの場面で押し出しの死球を与えてしまい同点に追いつかれる。なおも一死満塁のピンチが続くと、二死からセンターへのタイムリーを許し勝ち越し点を与えてしまい、形勢逆転して1-2と1点ビハインドで最終回を迎える。
7回表の再逆転に期待のかかる日立の攻撃は、二死から藤森がレフト前ヒットで出塁するも、最後のバッター山口がレフトフライに打ち取られゲームセット。序盤から得点のチャンスは作るものの、決定打が出ない状況が続き試合の流れを掴み切れず、逆転負けを喫した。
5回表、藤森の犠牲フライで先制!
森山、好守で投手陣を盛り立てる!
坂本(結)先頭打者弾含む2発、フリッペン、山口も続き、4本塁打含む11安打6得点で快勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 6 |
東海理化 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日立サンディーバの第8節交流戦シリーズ2日目の相手は、通算成績4勝9敗で、元日立の奥田コーチ所属の西地区7位の東海理化との対戦。昨日の敗戦を取り返し、上位をキープする為にも確実に勝利しておきたいところ。初回表、日立は坂本(結)の今季第4号先頭打者ホームランで幸先よく先制点を挙げるが、その裏に日立が先発として送り込んだチームの勝ち頭である田内が相手先頭打者にお返しとばかりの先頭打者ホームランを許し、たちまち同点に追いつかれてしまう。なおも四球とバッテリーエラーで無死二塁のピンチを招き、更にヒットで無死一、三塁とピンチを拡げてしまうが、今季初スタメンマスクの服部がマウンドに駆け寄り一呼吸置くと、田内はここから一段ギアを上げ後続を三者連続三振に切って取り、勝ち越し許さず最少失点で切り抜ける。
すると2回表、これまた先頭のフリッペンがセンターへの第4号ホームランで勝ち越しに成功すると、4回表にも先頭の山口が特大の今季第3号アーチを放ち3点目を奪う。更に森山のライト前ヒットで代走に杉浦を起用すると、フリッペンのライト線への当たりで杉浦が一気にホームイン! 三塁まで進んでいたフリッペンを杉本のタイムリーで生還させ、この回一挙3点を挙げ一気に試合の流れを掴むと、5回表には坂本(結)に日本リーグ・JDリーグ合わせ通算30号となるこの日2本目のホームランが飛び出し、ダメ押しとも言える追加点を奪って6-1と大きくリードを拡げる展開に。
一方、先発の田内は2回以降、テンポの良い安定した投球で5回まで1安打に抑える好投で得点を与えず、6回から佐藤へバトンタッチ。佐藤は先頭打者に内野安打を許すも、落ち着いた投球で後続を断ち無得点に抑え、5点リードで最終回へ突入。
7回裏のマウンドには、このところピリッとしない投球が続いている坂本(実)が送り込まれる。坂本(実)は代わり端にいきなりライトオーバーのスリーベースヒットを許すも、後続をあっさり抑えてゲームセット。先発の田内は5回1失点、4連続を含む6奪三振の好投で4勝目を挙げた。チームは今節1勝1敗とするも、通算成績を9勝6敗とし、東地区同率2位と上位をキープ。前節に続き、結果的には1勝1敗で東地区同率2位と上位に踏み留まるも、混戦状態が続いている。次節、大和大会では地元応援団の後押しも受けて連勝し、チームに弾みを付けて貰いたい。
坂本(結)、先頭打者ホームランで先制!
フリッペン、4号ソロは決勝弾!
山口、久々の追撃弾を放つ!
杉本のタイムリーで追加点!
坂本(結)、ダメ押し弾はリーグ通算30号!
田内、5回1失点の好投で今季5勝目!
記録&記事:岡村 奈々,中山 友紀子,徳田 政昭