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Japan Diamond Softball LEAGUE:第7節(交流戦)

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 第7節(交流戦)
1勝1敗!通算成績8勝5敗で東地区同率2位と一歩後退するも上位キープ!!

 5月21日〜22日にかけて、栃木県那須塩原市/くろいそ野球場にて第7節が行われた。今節より西地区との交流戦シリーズとなり、初日の日立サンディーバの対戦相手は西地区5位の日本精工との一戦。4回に2点を先行される苦しい展開ながら、フリッペンの第2号ソロ、坂本(結)の第3号3ランで何とか逆転に成功するもリードを守り切れず再度逆転を許し、接戦をものに出来ず4−5で敗戦。翌日の伊予銀行戦も初回に先制を許すが、2回にフリッペンの二試合連続の第3号ソロで同点に追いつくと、5回にはフリッペンの右中間への二塁打から掴んだチャンスにしっかりと清原がエンドランを決め、勝ち越しに成功。投げては田内-マクイリンのリレーで2回以降を無失点に抑え込み2-1の逆転勝ちを収めた。チームは今節1勝1敗で通算成績を8勝5敗とし、東地区同率2位と一歩後退するも上位をキープしている。
 続く第8節は、5月28日〜29日、福岡県北九州市/北九州市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 日本精工戦(5月21日 通算成績:7勝5敗)

フリッペン、反撃弾!、坂本(結)、3試合連続の逆転弾! しかしリードを守り切れず接戦を落とす

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本精工 0 0 0 2 1 1 1 5
日立 0 0 0 1 3 0 0 4
  • 【バッテリー】マクイリン(3回),長谷川(1回),★坂本(実)(3回:2勝1敗)−坂本(結),清原
  • 【本塁打】フリッペン(4回:2号),坂本(結)(5回:3号3ラン)
  • 【盗塁】藤森(3回)

試合レポート

前節の連勝で、通算成績7勝4敗とし東地区単独2位に付けている日立サンディーバの第7節交流戦シリーズ初戦の相手は、通算成績4勝5敗で西地区5位の日本精工との対戦。確実に勝利し上位をキープして置きたいところ。日立の先発はマクイリン。マクイリンは緩急を織り交ぜた巧みな投球で相手打線を翻弄し、3回まで無安打7奪三振の快投で得点を与えぬピッチングを魅せる。

2回までノーヒットの日立打線は3回裏、四球で出塁した高瀬を那須が送り、一死二塁の先制のチャンスを作る。続く藤森のセンター前ヒットは当たりが強すぎて、セカンドランナーは三塁ストップも、一死一、三塁とチャンスが拡がる。更に藤森が盗塁を成功させ、続く杉本は敬遠気味の四球で一死満塁の大チャンスとなるも、あと一本が出ず先制ならず。

4回表、マクイリンが先頭打者へ死球を与えてしまい、ノーアウトのランナーを出したところで、ピッチャーは長谷川に交代。長谷川は代り端に相手4番打者に捉えられセンターへのホームランを浴び2点を献上してしまう。後続は二者連続三振に抑え二死とするも、ヒットと死球で二死一、二塁の追加点のピンチを背負うが、ここは落ち着いた投球で次打者をピッチャーゴロに仕留め、追加点は与えずこの回2失点で切り抜ける。その裏、2点を追いかける展開となった日立の攻撃は、二死からフリッペンの豪快なセンターオーバーの今季第2号ホームランで反撃を開始。続く高瀬、那須の連続安打と相手バッテリーエラーで、二死二、三塁と一打逆転のチャンスを作ると、ここで前の打席で強烈なヒットを放っている藤森の打席に期待がかかるが、ここでは内野ゴロに打ち取られ追加点ならず、この回は1点止まり。

5回表、日立のピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)も代り端を捉えられ、ヒットと死球で無死一、二塁のピンチを招いてしまう。1死後、死球を与え一死満塁とピンチを拡げると、続く打者にレフトへの犠牲フライを許し簡単に追加点を奪われてしまう。なおも、二死一、二塁のピンチが続くが、ここは空振り三振に抑え この回、最少失点で切り抜ける。その裏、2点を追いかける展開になった日立の攻撃陣だが、二死から山口のヒットと森山の四球で二死一、二塁のチャンスを作ると、続く坂本(結)のレフト線への痛烈な当たりはレフトポール際へ二試合連続となる今季第3号!逆転のスリーランホームランで試合をひっくり返し、4−3と1点リードで試合は後半戦へ。

6回表、リードを貰った坂本(実)だが、ピリッとせず先頭打者に右中間への二塁打を許し、いきなり無死二塁と一打同点のピンチを背負う。後続を抑え二死とするもランナーは三塁に進められ、次打者にライト前タイムリーを許し同点に追いつかれてしまう。豪雨により試合は一時中断となり、試合再開後の6回裏、何とか勝ち越したい日立の攻撃は、先頭の高瀬がこの日二本目のヒットで出塁するも、那須の送りバントは小フライとなり失敗。一死から唐牛が送りバントを決めて二死二塁と勝ち越しのチャンスを作り、続く杉本の内野安打で、二死一、三塁とチャンスが拡がるが、ここもあと一本は出ず勝ち越しならず。試合は4-4の同点のまま最終回へ突入。

7回表、坂本(実)は先頭の相手3番打者にライトポール際に運ばれ勝ち越し点を許してしまう。後続は三人で片づけるも、痛い失点で1点ビハインドとなり最終回の味方の攻撃に託す。7回裏、日立の攻撃は一死から森山が内野安打で出塁するも、二塁へ進むことも出来ないまま後続が打ち取られゲームセット。得点のチャンスは作るもホームランによる得点のみで、細かなミスも重なり試合の流れを掴み切れず、再逆転負けを喫した。坂本(実)は悔しい今季初黒星、チームは通算成績を7勝5敗で東地区 同率2位に一歩後退した。


フリッペン、豪快な反撃弾を放つ!


坂本結、3試合連続を逆転3ランを放つも…

オーダー表&個人成績

個人成績

対 伊予銀行戦(5月22日 通算成績:8勝5敗)

先制点を許す苦しい展開も、少ないチャンスを活かし逆転勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
伊予銀行 1 0 0 0 0 0 0 1
日立 0 1 0 0 1 0 x 2
  • 【バッテリー】☆田内(5回:4勝2敗),マクイリン(2回)−清原
  • 【本塁打】フリッペン(2回:3号)
  • 【二塁打】フリッペン(5回)

試合レポート

日立サンディーバの第7節交流戦シリーズ2日目の相手は、通算成績5勝6敗で西地区4位の伊予銀行との対戦。昨日の敗戦を取り返す意味でも確実に勝利しておきたいところ。日立の先発は前節好リリーフで3勝目を挙げている田内。初回表、田内は相手先頭打者を空振り三振に抑えるも、続く打者のヒットと送りバントで二死二塁の先制のピンチを招くと、相手4番打者に左中間を破られるツーベースヒットを許し、いきなり先制点を献上してしまう。なおも二死二塁のピンチが続くが、次の打者を空振り三振に抑え、先制点は奪われるもこの回は最少失点で切り抜ける。2回表は落ち着きを取り戻したか、田内は三者を空振り三振に仕留めると、その裏の日立の攻撃で二死からフリッペンが二試合連続となるホームランを放ち、1-1の同点に追いつき試合を振り出しに戻す。

3回、4回と両チームとも大きな動き無く迎えた5回裏の日立の攻撃は、先頭のフリッペンが右中間を破るツーベースヒットで出塁すると、代走に山本を起用。高瀬の送りバントで一死三塁の勝ち越しのチャンスを拡げ、続く清原の打席の初球にエンドランをキッチリと決めて、山本がホームイン。少ないチャンスを逃さず貴重な勝ち越し点をあげることに成功。

6回表からは、昨日は先発で好投したマクイリンがリリーフ登板。マクイリンは緩急を自在に使った投球で2イニングを完璧に抑え、得点を与えずゲームセット。先発の田内は5回1失点、5連続を含む8奪三振の好投で4勝目を挙げた。チームは今節1勝1敗とするも、通算成績を8勝5敗とし、東地区同率2位と上位をキープ。今節も結果的には1勝1敗で東地区同率2位と上位に踏み留まるも、序盤での失点と、小さなミスにより得点機を逃すなど、なかなか試合の流れを優位に進められない状況が続いている。交流戦での戦績はポストシーズンへの出場枠にも影響する大切な試合。地元、大和大会へ弾みを付けられるよう基本に忠実なプレイで立て直し、次節連勝に向けた準備をお願いしたい。


フリッペン、二試合連発は同点弾!


清原、決勝のエンドランを見事に決める!


田内、5連続含む8奪三振の好投で4勝目!


マクイリン、2イニングをピシャリ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:川村 可奈子,奥田 透,徳田 政昭,古園 敏幸