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Japan Diamond Softball LEAGUE:第15節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 第15節(東地区)
東地区単独2位でレギュラーシーズン終了!6連勝でポストシーズンへ弾み!

 10月22日〜23日にかけて、地元、神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ケ谷球場にて第15節が行われた。初日のNECプラットホームズ戦は、初回に坂本(結)がリーグトップとなる第11号先頭打者ホームランを放ち先制。4回表に同点にされるも、その裏にフリッペンの第7号ソロで勝ち越しに成功。投げては先発の坂本(実)、後を受けたマクイリンが5回以降は相手打線を封じ込め、2-1で勝利を収めた。翌日の太陽誘電戦では、先発のマクイリンが2回に1点を先制されるも、その裏、清原の犠牲フライで同点に追いつき、代打山口のタイムリーで逆転に成功すると、5回には2試合連続となるフリッペンの第8号3ランで大量リードを奪う展開に。その後、田内、佐藤、長谷川、そして坂本(実)の豪華投手リレーで3回以降は点を与えずに6-1の快勝。レギュラーシーズン最終節を地元大応援団の後押しで6連勝で締めくくり、チームは通算成績を21勝8敗、東地区単独2位で終えることとなった。
 続くプレーオフは11月5日〜6日に愛知県岡崎市/岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われ、日立は11月6日に同3位のデンソーとの対戦となる。

 ホームゲームでの多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(レギュラーシーズン最終順位)

[チーム戦績]レギュラーシーズン最終順位

プレーオフ組合せ

[プレーオフ組合せ]

対 NECプラットフォームズ Red Falcons戦(10月22日 通算成績:20勝8敗)

坂本(結)、リーグトップの11号先頭打者弾!フリッペン、第7号決勝弾!5連勝で単独2位浮上!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
NECプラットフォームズ 0 0 0 1 0 0 0 1
日立 1 0 0 1 0 0 x 2
  • 【バッテリー】☆坂本(5回:8勝2敗),マクイリン(2回)−清原
  • 【本塁打】坂本(結)(1回:11号),フリッペン(4回:7号)
  • 【二塁打】森山(5回)

試合レポート

前節まで4連勝と波に乗る日立は、地元での最終節も連勝しポストシーズンに向けて弾みをつけたいところ。初日の相手は、12節で逆転負けを喫しているNECプラットフォームズとの一戦。この試合で先発を任された坂本(実)は、初回表に一死からレフト前ヒットでランナーを許すも、テンポ良い投球で後続を断ちまずまずの立ち上がり。するとその裏、日立の先頭打者の坂本(結)がノースリーから振り抜いた左中間への大きな打球は、ホームラン王争い単独トップとなる第11号先頭打者ホームランとなり幸先よく先取点を挙げる。

2回裏も、日立は攻撃の手を緩めぬとばかりに一死から森山がセンター前ヒットで出塁し、代走に山本を起用すると、続く高瀬の送りバントで二死二塁と追加点のチャンスを作るが、三盗を試みた山本は三塁タッチアウトとなり、このチャンスは活かせず追加点ならず。

先発の坂本(実)は、2回表には二死から連続四球を与え二死一、二塁のピンチを招くが、次打者を見逃し三振に切って取り無失点で切り抜ける。3回表も三者凡退に抑え貫禄のピッチングを見せるが、4回表には一死から右中間への二塁打でスコアリングポジションにランナーを背負い、二死まで追い込むも次打者にセンター前ヒットを許すとエラーも絡んで二塁ランナーがホームイン。なんと同点に追いつかれてしまう。

大観衆に見守られる中、同点に追いつかれた直後の日立の攻撃は簡単に二死となるも、ここで頼れる4番のフリッペンがレフトオーバーの第7号ソロアーチを放ち勝ち越しに成功。更に突き放したい日立打線は、5回裏に先頭の森山がレフト線への二塁打で出塁すると、代走に那須を起用。清原の内野ゴロで二死三塁まで進めると、代打起用した山口は死球を受けて二死一、三塁と追加点のチャンスが拡がるが、あと一本が出ず追加点ならず。試合は2-1と1点リードのまま後半戦へ。

6回表からはピッチャーはマクイリンに交代。マクイリンは二者連続三振の後に四球のランナーを出すものの、藤森の好守もあり無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は先頭の鈴木(鮎)が四球を選んで出塁すると、代走に杉浦を送り込む。続く藤森のセーフティバントは俊足を生かした内野安打となり、無死一、二塁と追加点のチャンスメイク。二死後に那須が相手エラーで出塁し、二死満塁と更にチャンスが拡がるが、ここでも追加点が奪えぬもどかしい展開に。

1点リードのまま迎えた最終回、マクイリンはヒットと送りバントで一死二塁と一打同点のピンチを招くも、最後のバッターを見逃し三振に切って取りゲームセット。5回1失点の好投を見せた先発の坂本(実)は8勝目を挙げ、チームは連勝を5に伸ばし、通算成績を20勝8敗で東地区単独2位に浮上した。


坂本(結)、リーグトップの第11号先頭打者弾で先制!


フリッペン、第7号弾で試合を決める!


坂本(実)、5回1失点の好投で8勝目!


マクイリン、2回1安打無失点の好リリーフ!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 太陽誘電 ソルフィーユ戦(10月23日 通算成績:21勝8敗)

清原、同点犠飛!山口、決勝タイムリー!フリッペン2試合連続第8号ダメ押し3ラン!全投手による豪華リレーもあり、6連勝で東地区単独2位でレギュラーシーズン終了!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
太陽誘電 0 1 0 0 0 0 0 1
日立 0 2 1 0 3 0 x 6
  • 【バッテリー】マクイリン(2回),田内(1回),佐藤(1回),長谷川(1回),☆坂本(2回:9勝2敗)−清原
  • 【本塁打】フリッペン(5回:8号3ラン)
  • 【二塁打】鈴木(鮎)(3回)
  • 【盗塁】杉浦,唐牛(2回)

試合レポート

レギュラーシーズン最終戦となる第15節2日目の相手は、今季1勝1敗で東地区5位の太陽誘電との対戦。ホームゲームでの最終戦を勝利で飾り、良い形でポストシーズンへ臨みたい日立の先発は、昨日、好リリーフを魅せたマクイリン。そのマクイリンは、初回表にテンポ良い投球で三者三振に抑える申し分ない立ち上がりを見せるが、2回表には相手4番打者に左中間へ本塁打を許し、先制点を献上してしまう。

1点を追う展開となった2回裏の日立の攻撃は、先頭のフリッペンが四球で出塁すると、代走に起用した杉浦が一死から盗塁を決め、森山が敬遠気味の四球で歩かされると、続く高瀬も粘りに粘って四球を選び、一死満塁と逆転の大チャンスが訪れる。ここで清原が放ったレフトフライは犠牲フライとするには十分な飛距離となり、杉浦が同点のホームイン!ノーヒットで同点に追いつくと、なおも二死一、二塁のチャンスに山口を代打に送り込む。すると山口は期待に応えライト前に落ちるタイムリーヒットを放ち、森山が逆転のホームイン。なおも続くチャンスに、リエントリーした唐牛が盗塁に成功し二死二、三塁とチャンスを拡げるが、ここは後続倒れ更なる追加点は奪えず。しかしながら先制された直後にすぐさま逆転に成功し、地元大観衆の期待に見事に応える展開に。

1点リードの展開となった3回表、日立のピッチャーは田内に交代。田内は二死から四球とヒットで同点のピンチを招き、前の打席でホームランを放っている4番打者を迎えるが、ここは落ち着いた投球で内野フライに打ち取り無失点で切り抜ける。その裏の日立の攻撃は、先頭の鈴木(鮎)がセンターに放ったフェンス直撃の打球がそのままフェンスの隙間に挟まってしまう珍しいケースでエンタイトルツーベースを宣告されると、続く藤森がしっかり送り一死三塁と追加点のチャンスを拡げる。続くフリッペンの打席では、何と相手バッテリーエラーで鈴木(鮎)が生還し3点目を挙げる。試合は3-1と2点リードで中盤戦へ。

日立のピッチャーは4回表から佐藤、5回表からは長谷川へと交代するが、ともにテンポ良い投球で相手打線を抑え込み追加点を与えぬ見事な投手リレーを展開。投手陣の良い流れもあり、2点リードのまま迎えた5回裏の日立の攻撃は、一死から坂本(結)、鈴木(鮎)の連続ヒットで一死一、二塁とすると、代打起用の那須は内野ゴロで二死一、三塁となるも、ここで迎えたバッターは、昨日決勝ホームランを放っているフリッペン。声に出せずとも膨れ上がる3塁側スタンドの期待感に応え、ライトポール際にダメ押しとも言える2試合連続となる第8号スリーランを叩き込み、6-1と大きく引き離す。

大量5点リードの展開となった日立のピッチャーは、6回からエース坂本(実)に交代。坂本(実)は安定した投球で2三振を奪うなど無失点に抑え、7回にはヒットと四球で無死一、二塁のピンチを招くが、その後は本来の緩急を付けたテンポ良い投球でピッチャーゴロと連続三振に抑え込みゲームセット。先制される展開も直ぐに追いつき、そのまま逆転して突き放す見事な攻撃を展開した。また、投手陣も5人の豪華投手リレーで最少失点で抑え込み、坂本(実)は昨日に続き勝利投手となり9勝目を挙げ、チームは対戦成績を21勝8敗とし東地区単独2位でレギュラーシーズンを終了した。

地元開催のレギュラーシーズン最終節も連勝し、13節からの6連勝でポストシーズンへ弾みを付けたが、JDリーグ初代王者に向けポストシーズンは負けられない一発勝負が続く。小さなミスが勝敗を左右する為、基本に忠実なプレイで試合を優位に進め、先ずはプレーオフを制しダイヤモンドシリーズ進出を決めて貰いたい。

なお、この試合開始前には、前の試合でレギュラーシーズン最終戦を終えたデンソー山田選手の引退セレモニーが執り行われました。これまでの功績を称え神奈川県ソフトボール協会等からの表彰授与式や母校厚木商業などからの花束贈呈が行われ、日立応援団や日立所属時代を知る多くの日立ファンからも惜しみない大きな拍手が贈られました。


清原、犠牲フライを放ち同点に追いつく!


山口、勝ち越しの決勝タイムリー!


フリッペン、2試合連続弾はダメ押しの第8号3ラン!


地元で連勝!日立大応援団の力が後押し!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸