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Japan Diamond Softball LEAGUE:第14節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 第14節(東地区)
前節からの4連勝で通算成績を19勝8敗とし東地区同率2位に浮上!

 10月15日〜10月16日にかけて、静岡県掛川市/いこいの広場野球場にて第14節が行われた。初日のデンソーとの一戦は、初回に山口のエンドランで先制すると、3回にはフリッペンの内野ゴロの間に1点を追加し、序盤で2点をリードする展開に。投げては先発のマクイリン、後を受けた田内、長谷川、坂本(実)が7回まで見事な継投策で相手打線を封じ込め、2-0で完封勝利を収めた。翌日の太陽誘電戦では、2回に杉本の2号ソロで先制すると、坂本(結)のタイムリーで2点を追加。続く3回にも森山の3号2ランが飛び出し序盤で大量リードを奪うと、リーグ戦初先発となった佐藤が相手打線を4安打無失点に抑え見事な完封・完投勝利。チームは2試合連続完封勝利で前節からの4連勝、通算成績を19勝8敗で東地区同率2位に浮上した。
 レギュラーシーズン最終節となる第15節は、10月22日〜10月23日にホームゲームとなる神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第14節終了時点)

[チーム戦績]第14節終了時点

対 デンソー ブライトペガサス戦(10月15日 通算成績:18勝8敗)

山口、エンドランで決勝点!4投手の見事な継投策で2安打無失点完封勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 1 0 1 0 0 0 x 2
  • 【バッテリー】マクイリン(3回),☆田内(2回:6勝2敗),長谷川(1回),坂本(実)(1回)−清原
  • 【盗塁】坂本(結)(1回,5回),杉本(2回),杉浦(3回)

試合レポート

前節の連勝でポストシーズン進出を決め、勢いそのままに臨みたい第14節初日の相手は、ここまで18勝7敗と東地区2位のデンソーとの一戦。今シーズンは2敗を喫しているチームであり、何とか勝利し一矢報いておきたいところ。日立の先発マクイリンは、初回から先頭打者にセンター前ヒットで出塁を許すが、清原が盗塁を許さず、後続もしっかり抑え無失点の立ち上がり。

その裏、日立の攻撃は先頭の坂本(結)が四球で出塁するとすかさず盗塁を決め、鈴木(鮎)の送りバントで一死三塁とチャンスを拡げると、続く山口がエンドランを決めて坂本(結)が先制のホームイン! 3回裏には、初回に続き四球で出塁した坂本(結)に代走山本を起用すると、鈴木(鮎)のセンター前ヒットで一死一、二塁と追加点のチャンスを拡げ、山口も四球を選び代走に藤森を起用。この一死満塁の場面で、フリッペンの内野ゴロの間に坂本(結)がホームインし1点を追加する。なおも二死一、三塁のチャンスに、フリッペンの代走として送り込んだ杉浦が盗塁を決め二死二、三塁とするも、ここは追加点ならず。しかしながら、序盤からノーヒットで2点を奪い、2-0と2点リードする展開で試合は中盤戦へ。

先発のマクイリンは2回、3回と無安打ピッチングで相手打線を無失点に抑える見事な投球を見せ、4回から登場した田内も2イニングを完璧な投球で抑え込むと、6回から登板した長谷川もヒットは許すも落ち着いた投球で後続を断ち、得点を与えず2-0と2点リードのまま最終回へ突入。

最終回、日立のピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は先頭打者に四球を与えるも、後続をキッチリと抑え込みゲームセット。豪華4投手による継投での完封勝利となり、2回をパーフェクトピッチで抑えた田内が6勝目を挙げた。チームは前節からの3連勝で通算成績を18勝7敗とし、東地区同率2位に浮上した。

なお、試合終了後には今シーズン限りで引退を表明している元日立所属のデンソーの山田選手に向けて、これまでの功績を称え日立応援団よりエールを贈りました。
山田選手、数々の偉業達成、夢と感動を有難う御座いました。「女イチロー、永遠あれ!」


山口、初回、エンドランを決め先制!


マクイリン、1安打無失点の好投で試合を作る!


田内、2回を完璧に抑え6勝目!


山田選手にエールを贈る日立応援団!


今季限りで引退する山田選手に感謝!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 太陽誘電 ソルフィーユ戦(10月16日 通算成績:19勝8敗)

佐藤、リーグ戦初先発を完封勝利!杉本、2号先制弾!坂本(結)2点タイムリー!森山3号2ラン!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 3 2 0 0 0 0 5
太陽誘電 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】佐藤(7回:1勝)−清原
  • 【本塁打】杉本(2回:2号),森山(3回:3号2ラン)
  • 【盗塁】鈴木(鮎)(1回),藤森(2回),坂本(結)(2回,4回),杉浦(3回)

試合レポート

第14節2日目の相手は、通算成績12勝14敗で東地区5位の太陽誘電との対戦。記念すべくJDリーグ開幕戦でサヨナラ負けを喫しており、その借りを返し連勝を伸ばして置きたいところ。初回表、日立の攻撃は一死から鈴木(鮎)が四球を選び出塁すると、盗塁を決めてスコアリングポジションにランナーを進めるが、後続が打ち取られ先制ならず。

この試合で先発を任されたのは、リーグ戦初先発となる地元静岡県出身の佐藤。その佐藤は、初回裏から先頭打者にセンター前ヒットを許すと、次の打者に死球を与え無死一、二塁といきなり先制のピンチを招く。その後はセンターフライに打ち取るも、次打者の外野フライはタッチアップで二塁ランナーは進塁し、一塁ランナーの盗塁で二死二、三塁とピンチが拡がるが、ここは頼れる清原のリードを信じ粘り強い投球で後続を退け見事無失点で切り抜ける。

この佐藤を援護しようと、2回表に先頭打者の杉本が左中間への第2号ソロを放ちまずは先制点を奪う。更に、一死から藤森のセーフティーバントが相手野手のミスを誘い出塁し、すかさず盗塁を決めると、清原も死球で出塁し唐牛の送りバントで二死ながらランナーを二、三塁へ進め坂本(結)に繋ぐ。ここで坂本(結)は、詰まりながらもレフト線へのタイムリーを放つと2者が生還し、リードを3点に拡げる。

3点リードで迎えた3回裏には、先頭の山口が四球で出塁するも、続くフリッペンのショートゴロでダブルプレーを狙った相手野手の送球が山口に当たるアクシデントが発生。その後一塁ランナーには代走に杉浦を起用し、盗塁成功で一死二塁と追加点のチャンスを作ると、二死後に久々にスタメン復帰の森山がアクシデントによる球場の空気を払拭するかのごとく豪快にセンターオーバーの第3号ツーランホームランを放ち、試合は5-0と大量リードの展開に。

その後、日立打線は4回、5回と追加点のチャンスを作り、また6回表には昨日に引き続き代打に起用された地元静岡県出身の鈴木(未)がリーグ戦初ヒットとなるライト前ヒットで出塁するが、いずれも後続断たれ追加点は奪えず。しかし、この打撃陣からの援護に応え、佐藤は2回以降も打たせて取る粘り強い投球で相手打線を抑え込み、無失点投球を続け試合は5-0と5点リードのまま最終回へ。

7回裏、佐藤は一死からヒットを許すも、後続をしっかり抑えてゲームセット。佐藤はリーグ戦初先発とは感じさせない堂々とした投球で相手打線を封じ込め、地元で見事な完封勝利を飾った。チームは今節2試合連続の完封勝利で前節からの4連勝。対戦成績を19勝8敗とし、東地区同率2位に浮上した。次節の地元大会でも連勝し、ポストシーズンへ向けて良い形で繋いで貰いたい。


佐藤、リーグ戦初先発を完封勝利で飾る!


杉本、2号ソロで先制点を挙げる!


坂本(結)、2点タイムリーで追加点!


森山、試合を決める3号2ランを放つ!


静岡出身の佐藤と鈴木(未)、揃って嬉しいMWP受賞!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:岡村 奈々,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸