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Japan Diamond Softball LEAGUE:第12節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 第12節(東地区)
リーグ戦再開!連敗スタート!通算成績を15勝8敗とし東地区3位に一歩後退!

 9月3日〜4日にかけて、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムにて第12節が行われた。同率2位対決となった初日のデンソー戦は、先発の坂本(実)が立ち上がりに制球定まらず初回に3点を先制される苦しい展開の中、ようやく5回に坂本(結)のタイムリーで1点を返すも、打線は散発3安打に抑え込まれ、1-3と敗戦。翌日のNECプラットフォームズ戦では、初回に山口の5号ソロで幸先よく先制するも、3回に一挙4点を奪われ逆転を許し、6回に坂本(結)の10号ソロで追い上げるも、この日も打線は3安打と振るわず2-4と敗れ、痛い連敗を喫した。前節からの連勝も期待されたがリーグ戦再開後は連敗スタートとなり、通算成績15勝8敗で東地区3位に一歩後退、上位には引き離される展開となった。
 続く第13節は、10月1日〜2日、千葉県浦安市/浦安市運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第12節終了時点)

[チーム戦績]第12節終了時点

対 デンソー戦(9月3日 通算成績:15勝7敗)

初回に3点を献上、坂本(結)タイムリーで追い上げるも届かず同率2位対決を落とす!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 1 0 0 1
デンソー 3 0 0 0 0 0 x 3
  • 【バッテリー】★坂本(実)(4回:5勝2敗),マクイリン(2回)−清原
  • 【盗塁】杉浦(6回)

試合レポート

中断期を経て再開したJDリーグ第12節の初日の相手は、ここまで15勝6敗で東地区同率2位のデンソーとの一戦。同率2位対決を制し、上位を確実なものにしておきたいところ。日立の先発は、ここまでリーグ戦5勝1敗の坂本(実)だが、初回裏に先頭打者を簡単に内野ゴロに仕留めるも、その後は制球定まらず連続四球で一死満塁のピンチを背負う。ここで相手5番打者にレフトへの犠牲フライを許し先制点を奪われると、なおも続く二死一、二塁のピンチに連続四球による押し出しで1点を献上。更に、二死満塁からのレフト前タイムリーヒットで1点を失うが、本塁を狙った二塁ランナーは高瀬の好返球で本塁タッチアウト! 4点目は何とかしのいだが、初回から3点リードを許す苦しい展開に。

1回表の攻撃が三者凡退に終わった日立の打撃陣は、2回表には杉本がセカンドへの強烈なゴロを放つと相手野手が後逸、ライトがもたつく間に一気に三塁まで到達し一死三塁の得点のチャンスを作るが、ここは奇策無くデンソーのエース、フーバー投手に抑え込まれ得点ならず。3回表にも二死から坂本(結)がレフト前ヒットで出塁するが、ここも後続断たれ無得点に終わる。

初回のピッチングで乱調を見せた坂本(実)だが、その後は立ち直り2回裏を三者凡退、3回裏にヒット1本許すも4回裏も三者凡退に抑え、本来のピッチングを披露する。0-3と3点ビハインドで試合は中盤戦へ。

4回まで1安打に抑え込まれて来た日立の打線は、5回表に一死から高瀬が四球を選び、続く清原のセンター前ヒットで一死一、二塁のチャンスメイク。清原の代走に山本を起用すると、ここで代打の那須が四球を選び一死満塁とチャンスが拡がったところで、続く坂本(結)のライト前タイムリーヒットで高瀬がホームイン。ようやく1点を返すことに成功する。なおも一死満塁の逆転のチャンスが続くが、相手投手に抑え込まれこの回1点止まり。

5回裏からは坂本(実)に代わりマクイリンをマウンドに送り込む。そのマクイリンはヒットと四球で二死一、二塁のピンチを招くと、次打者にもセンター前ヒットを許し二塁ランナーに本塁を狙われるが、ここは唐牛が見事な好返球を魅せて本塁タッチアウト! その後もマクイリンは6回裏の相手打線を三者凡退に抑え、あとは打撃陣の反撃に望みを繋ぐ。

何とか追い付きたい日立の攻撃は、6回表に二死から森山が四球を選び出塁し、代走に杉浦を起用するとすかさず盗塁を決め二死二塁と追加点のチャンスを作るが、ここもあと一本は出ず得点ならず。最終回の日立の攻撃は三者凡退に倒れ、敢えなくゲームセット。初回の3失点が重くのしかかり、最後まで試合の主導権を握れず同率2位決戦を落とした。これでリーグ戦での連勝は7連勝でストップし、通算成績15勝7敗で東地区3位に一歩後退となった。


5回、坂本(結)のタイムリーで追い上げるも…!


唐牛、5回、好返球で追加点を阻止!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 NECプラットフォームズ戦(9月4日 通算成績:15勝8敗)

山口先制5号弾!坂本(結)10号弾!も、散発3安打に抑え込まれ逆転負け!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
NECプラットフォームズ 0 0 4 0 0 0 0 4
日立 1 0 0 0 0 1 0 2
  • 【バッテリー】★長谷川(2回2/3:3勝3敗),田内(4回1/3)−清原
  • 【本塁打】山口(1回:6号),坂本(結)(6回:10号)
  • 【盗塁】杉浦(1回)

試合レポート

第12節2日目の相手は、通算成績7勝15敗で東地区8位のNECプラットフォームズとの対戦。確実に勝利し上位を追従したいところ。日立の先発長谷川は、初回にヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くが、その後はテンポ良い投球で後続を抑え無失点で切り抜け、2回表もヒット1本を許したものの普段通り淡々と好投を続け得点は与えぬピッチングを魅せる。

前日は振るわなかった日立の攻撃陣は、初回裏に二死から山口が放った右中間への大きな当たりは逆風を貫きフェンスオーバー! リーグ戦第6号ホームランで幸先よく先制点を挙げる。続くフリッペンが四球で出塁し、代走に送り込んだ杉浦が前日に続きすかさず盗塁を決めて二死二塁のチャンスメイク。しかしここは後続が打ち取られ1点止まり。2回裏も三者凡退に倒れる。

好投を続けていたかに見えた長谷川だが、3回表に2本のヒットと死球で一死満塁のピンチを背負うと、次打者をレフトフライに打ち取った後の二死満塁の場面、押し出しの四球を与え同点に追いつかれる。なおも二死満塁のピンチが続き、次打者にレフトフェンス直撃の走者一掃のツーベースヒットを許し、1-4と逆転を許してしまう。なおも続く二死二塁のピンチに、長谷川に代わり田内が登場。田内は次打者を空振り三振に抑え、追加点は与えない好リリーフを見せる。

1-4と3点ビハインドのまま迎えた6回裏、先頭の坂本(結)が逆風を切り裂くレフトオーバーの第10号ホームランで2点差に詰め寄る。その後、鈴木(鮎)のレフト前ヒットと相手内野手のエラーで一死一、二塁の追加点のチャンスを作ると、続く杉本のセンターへ抜けそうな打球は相手内野手の好守に阻まれ、6-4-3のダブルプレーとなり、試合は2-4と2点ビハインドのまま最終回へ。

7回表、3回から好リリーフを続ける田内は相手打線を簡単に三者凡退に抑え、最終回の日立の攻撃に望みを託す。しかしその裏、日立の攻撃は鈴木(未)、森山の代打起用も三者凡退に抑え込まれ、ゲームセット。日立打線は散発3安打に抑え込まれ、下位チームに逆転負けを喫し今節2連敗。通算成績15勝8敗で何とか東地区3位はキープしているものの、上位2チームに大きく水を開けられる展開となった。リーグ戦再開前は7連勝と波に乗っていただけに手痛い連敗スタートとなったが、残り6試合は上位チームとの対戦が半数以上残っている。ファイナルステージ進出に向け改めて気を引き締め、確実に勝利を積み重ねて再び上位を脅かす存在となって欲しい。


山口、逆風を貫く先制第6号弾!


坂本(結)、6回、追撃の第10号弾を放つ!


田内、4回1/3を無失点!見事なロングリリーフ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:川村 可奈子,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸