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Japan Diamond Softball LEAGUE:第11節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 第11節(東地区)
8節からの7連勝!通算成績を15勝6敗とし東地区同率2位キープのまま折り返す!!

 6月18日〜19日にかけて、埼玉県本庄市/ケイアイスタジアムにて第11節が行われた。初日のHondaとの対戦は、初回に那須のタイムリーで先制すると、3回に山口のタイムリースリーベースと那須のエンドランで2点を挙げ、5回には坂本(結)の第8号ソロホームランで4点を奪う展開に。投手陣は、守備の乱れから失点は許すも坂本(実)−田内−坂本(実)の継投により、2安打9奪三振の投球で終始リードを守り切り、4-2で勝利を収めた。翌日の戸田中央戦も、3回に鈴木(鮎)のタイムリーで先制し、5回には坂本(結)、鈴木(鮎)の2者連続ホームランで追加点を挙げ、最終回に鈴木(鮎)のタイムリーでダメ押しという理想的な展開となり、先発の長谷川も立ち上がりこそランナーを背負い味方の守備に助けられたものの、3回以降はパーフェクトピッチングで得点を与えず4-0の完封勝利。チームは今節も連勝を飾り、8節からの7連勝で通算成績を15勝6敗、東地区同率2位をキープしたまま中断期に入ることになった。
 中断期を挟んでの次回第12節は、9月3日〜9月4日、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第11節終了時点)

[チーム戦績]第11節終了時点

対 Honda戦(6月18日 通算成績:14勝6敗)

那須、先制タイムリー含む2打点!坂本(結)、第8号!坂本(実)、5回1安打1失点の好投で5勝目!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 1 0 2 0 1 0 0 4
Honda 0 0 1 0 0 1 0 2
  • 【バッテリー】☆坂本(実)(4回:5勝1敗),田内(2回),坂本(実)(1回)−清原
  • 【本塁打】坂本(結)(5回:8号)
  • 【三塁打】山口(3回)
  • 【二塁打】那須(6回)
  • 【盗塁】鈴木(鮎)(1回),杉浦(2回),坂本(結)(7回)

試合レポート

西地区との交流戦シリーズも終わり、地区シリーズ再開となる第11節の初日の相手は、ここまで11勝8敗で東地区3位に付けるHondaとの一戦。勝利を収め、突き放しておきたいところ。初回表、日立の攻撃は先頭の坂本(結)が四球で出塁。鈴木(鮎)の内野ゴロでランナーが入れ替わるも、鈴木(鮎)が盗塁を決め二死二塁の先制のチャンスメイク。続く森山は四球を選び、二死一、二塁の場面で打席に入った那須は、このチャンスに見事ライト線へのタイムリーヒットを放ち、鈴木(鮎)が先制のホームイン!なおも続く二死一、三塁のチャンスに後続は断たれるものの、初回から先制点を奪うことに成功。2回表は、一死から清原がセンター前ヒットで出塁し、代走に杉浦を起用すると、その杉浦がすかさず盗塁を決め一死二塁の追加点のチャンス。続く唐牛の外野フライで杉浦はサードに進塁するが、ここはあと一本が出ず追加点ならず。

日立の先発は、前節で4勝目を挙げ、徐々に本来のピッチングに戻りつつある坂本(実)。初回裏、坂本(実)は相手打線を2三振含む3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回裏も坂本(実)は簡単に3者凡退に抑え、無失点ピッチングを続ける。1-0と1点リードで試合は中盤戦へ。

3回表、日立の攻撃は先頭の鈴木(鮎)が死球で出塁すると、続く山口のライト線へのタイムリースリーベースで鈴木(鮎)が一気にホームインし追加点を挙げる。なおも一死三塁のチャンスに、先制タイムリーを放っている那須が今度は初球エンドランを見事に決めて山口が生還し、この回2点目を挙げる。

3点リードを貰った坂本(実)だが、3回裏の先頭打者に四球を与えると、バッテリーエラーで無死二塁のピンチを招いてしまう。続く打者の投手前への当たり損ねの打球は一塁送球するが間に合わず、その送球が逸れる間に二塁ランナーが生還して1点を返され、打者ランナーは二塁へ進塁。なおも無死二塁のピンチに送りバントで一死三塁と苦しい展開となるも、ここは落ち着きを取り戻したかしっかり後続を抑え込み、何とか最少失点で切り抜ける。

5回表、先頭の坂本(結)が放ったリーグトップタイとなる第8号ソロホームランでチームに流れを呼び戻すと、その裏にマウンドに送り込まれた田内も、落ち着いた投球で簡単に相手打線を3者凡退に抑える好投を魅せる。しかし、田内は6回裏に内野安打のランナーを許すと、内野ゴロで一死二塁とされた場面で次打者のセフティーバントを1塁へ送球するも、相手走者との交錯でボールは後逸、その間にセカンドランナーが生還して2点差に詰め寄られる。なおも一死一、二塁のピンチが続くが、後続を内野ゴロと空振り三振に切って取りそれ以上の追加点は与えず、2点リードのまま4-2で最終回へ。

最終回の日立の攻撃は、坂本(結)と山口の2つの四球で二死一、二塁の追加点のチャンスを貰うが、後続続かず無得点に終わる。その裏、リエントリ―登板となった坂本(実)は二死からヒットのランナーを許すも、テンポ良い投球で最後のバッターを見逃し三振に仕留め、5回を1安打7奪三振の好投で5勝目を挙げた。チームは守備の乱れから失点を許すも、投手陣が踏ん張り、終始試合を優位に進めた勝利で8節からの6連勝。通算成績を14勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。


那須、先制タイムリー含む2打点の活躍!


山口、3回、タイムリー三塁打で追加点!


坂本(結)、ホームランダービートップタイ第8号!


坂本(実)、5回1失点の好投で5勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 戸田中央戦(6月19日 通算成績:15勝6敗)

鈴木(鮎)、先制&中押し第2号&ダメ押しタイムリーで3安打3打点の大暴れ!長谷川、3安打6奪三振の完封勝利で3勝目!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 1 0 2 0 1 4
戸田中央 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆長谷川(7回:3勝2敗)−清原
  • 【本塁打】坂本(結)(5回:9号),鈴木(鮎)(5回:2号)
  • 【二塁打】鈴木(鮎)(3回)
  • 【盗塁】坂本(結)(1回),藤森(4回),杉浦(7回)

試合レポート

JDリーグ中断期前の最後の試合となる第11節2日目の相手は、通算成績7勝12敗で東地区7位の戸田中央との対戦。上位をキープしたまま折り返すためにも、確実に勝利しておきたいところ。初回表、日立の攻撃は先頭の坂本(結)が四球を選び、一死から盗塁に成功し一死二塁と先制のチャンスを作るも、後続が連続三振に倒れる。2回表も、先頭の那須が相手内野エラーで出塁し、藤森の送りバントと高瀬の進塁打で二死三塁とランナーは進めるものの、先制点には結びつかず。

日立の先発は、前節で西地区首位を走るトヨタ打線を翻弄し、2勝目を挙げている長谷川。初回裏、長谷川は先頭打者にいきなりセンターへの大飛球を許してしまう。打球はセンターフェンスの上部に当たり、そのまま落ちればホームランになるところをセンター唐牛がかろうじてナイスキャッチ!本塁打は免れたものの、結果的には二塁打となり無死二塁のピンチを背負う。更にバッテリーエラーで無死三塁とピンチを拡げてしまうが、ここから落ち着いた投球を取り戻し、後続をしっかり抑え込み無失点で切り抜ける。2回裏にも、長谷川は先頭打者にライト前ヒットを許し、送りバントを決められ一死二塁のピンチを背負う。続く打者のレフト前ヒットと盗塁で一死二、三塁とされたところで、次打者は敬遠気味の四球で満塁策を取る。二死満塁からフルカウントの苦しい投球が続くが、最後は森山がフェンスをも恐れない勢いでファールフライを捕球し、この回も何とか無失点で切り抜ける。

この大ピンチの後に迎えた3回表、一死から坂本(結)がライト前ヒットで出塁すると、続く鈴木(鮎)のライトオーバーの二塁打で坂本(結)が一塁から一気にホームイン!送球の間に鈴木(鮎)は三塁に到達し、一死三塁の追加点のチャンスが続く。ここで主軸へ期待がかかるが、放った打球は惜しくも相手守備正面で追加点は奪えずも、先制点を挙げることには成功する。

1-0と1点リードのまま迎えた5回表、一死から坂本(結)が放った逆風を貫く弾丸ライナーは、リーグ単独トップとなる第9号ホームランに!すると、続く鈴木(鮎)も左中間へフェンス越えの第2号ホームラン! 1、2番の2者連続ホームランでリードを3点に拡げる。

更に日立打線は7回表、一死から坂本(結)が四球で出塁し、代走に起用した杉浦がすかさず盗塁。二塁への送球が逸れる間に三塁へ到達し、一死三塁とチャンスを拡げると、ここで、この日先制タイムリーとホームランを放っている鈴木(鮎)が、なんと3打点目となるセンター前タイムリーを放ち、杉浦が生還。4点目を奪う。

投げては、先発の長谷川が3回以降は一人のランナーも許さない完璧な投球で、7回裏の最後のバッターも空振り三振に切って取りゲームセット。戸田中央打線を3安打6奪三振無失点に抑え、見事な完投・完封勝利を飾った。チームは8節からの7連勝で通算成績を15勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。今節も連勝を伸ばし上位をキープしてはいるが、ここ数試合は守備の乱れが目立つ。投手陣の粘りや野手のファインプレーに助けられ失点を免れてはいるが、一歩間違えば試合の流れが大きく変わってしまうような場面も多く、どちらに転んでもおかしくない試合展開でもあった。中断期の間に再度気を引き締めてもらい、残り8試合は確実に勝利を収めファイナルステージ進出、そしてJDリーグ初代王者の称号を得るべく邁進してもらいたい。


鈴木(鮎)、先制&中押し2号弾&ダメ押しタイムリーで3打点の活躍!


長谷川、3安打6奪三振の完封勝利で3勝目!


坂本(結)、ホームランダービー単独トップ第9号!


唐牛、初回、先頭打者ホームランをナイスキャッチ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸