ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2022 第10節(交流戦)
交流戦シリーズ終了!8節からの5連勝で通算成績を13勝6敗とし東地区同率2位をキープ!!
6月12日〜13日にかけて、愛知県豊田市/豊田市運動公園野球場にて第10節が行われた。西地区との交流戦シリーズ最終節となる初戦のSGホールディングス戦は、初回の二死満塁のチャンスに藤森が走者一掃のタイムリーツーベースを放ち3点を先制すると、4回には清原のタイムリー、7回には山口のダメ押しとなる第4号ホームランで5点を奪い、投げては先発の坂本(実)−田内の継投で相手打線を抑え込み、5-0の完封勝利を収めた。翌日のトヨタ自動車戦は、3回に高瀬のヒットと唐牛の死球で掴んだチャンスに坂本(結)が第7号スリーランを放ち一挙3点を先制、その後は追加点は奪えないものの、投げては先発の長谷川が無四球7奪三振の快投で相手打線を封じ込め、6回に味方のエラー絡みで招いた二死満塁のピンチはリリーフした坂本(実)がキッチリと抑えると、最終回も三者凡退に封じ込め3-0の2試合連続完封勝利。チームは交流戦シリーズ最終節を連勝で終わり、8節からの5連勝で通算成績を13勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。
続く第11節は、6月18日〜19日、埼玉県本庄市/ケイアイスタジアムで行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
藤森、先制タイムリー二塁打!清原、中押しタイムリー!山口、第5号ダメ押し弾!坂本(実)−田内、完封リレーで4連勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 |
SGホールディングス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
交流戦シリーズの最終節である第10節、日立サンディーバの初日の相手はここまで12勝5敗で西地区2位に付けるSGホールディングスとの一戦。上位チームとの対戦に勝利し、連勝を伸ばし上位をキープしておきたいところ。初回表、日立の攻撃は先頭の坂本(結)がセンター前ヒットで出塁。二死後、森山とフリッペンの連続四球で満塁のチャンスを作ると、藤森が左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースを放ち、初回から一挙3点を先制する。
日立の先発は前節、本来の投球とは言えないものの要所を締めて勝ち星を挙げている坂本(実)。坂本(実)は、初回、二死から詰まった当たりがライト前に落ちるヒットで出塁を許すものの、次の打者を空振り三振に仕留め無失点に抑える上々の立ち上がり。その後は5回まで毎回三者凡退に抑え、相手打線につけ入る隙を見せず危なげない安定した好投を魅せる。
4回表、そろそろ追加点の欲しい日立打線は、この試合先制タイムリーを放っている藤森がピッチャー強襲のライト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めて一死二塁のチャンスを作ると、二死から清原がライトフェンス直撃のタイムリーヒットを放ち藤森がホームイン! 5回表には、一死から山口がセンター前ヒットで出塁すると、森山の四球とフリッペンのショート強襲ヒットで満塁の場面、セカンドランナーに代走の山本を送り込むと、ここで打席に入った本日大暴れの藤森に期待がかかるが、藤森の放った打球は不運にもファースト正面のライナーとなり、飛び出していた山本が二塁に戻れずダブルプレーを喫し、ここは追加点ならず。しかしながら中盤までに4点リードを奪う理想的な展開で試合は後半戦へ。
6回表の日立の攻撃は、代打の大越が四球を選び出塁すると、相手バッテリーエラーと清原の送りバントで一死三塁の追加点のチャンスを作るが、後続倒れ追加点は奪えず。しかし、最終回に一死から山口の放った弾丸ライナーは右中間フェンスを越える今季第5号ホームランとなり、ダメ押しとも言える追加点を挙げる。
6回裏からリリーフした田内は、二死後にヒットを許すも、次の打者を落ち着いた投球で空振り三振に切って取り、続く最終回も2本のヒットを許し一死一、二塁のピンチを招くものの、ここも落ち着いた投球で後続を空振り三振と内野ゴロに抑えゲームセット。坂本(実)-田内の見事な完封リレーで、坂本(実)は4勝目を挙げた。チームは通算成績を12勝6敗とし、この時点で東地区同率2位をキープした。
藤森、走者一掃タイムリー二塁打で先制!
清原、右中間フェンス直撃タイムリーで追加点!
山口、第5号ホームランでダメ押し!
坂本(実)、5回1安打無失点で4勝目!
田内、2回無失点の好リリーフ!
坂本(結)、決勝の第7号スリーラン!長谷川−坂本(実)、完封リレーで5連勝!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
トヨタ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立サンディーバの第10節交流戦シリーズ最終戦の相手は、通算成績14勝2敗で西地区首位を走るトヨタとの対戦。何としても勝利し上位をキープしたいところ。日立の先発は第2節以来の先発登板となる長谷川。初回裏、長谷川は相手打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。2回裏には一死からライトオーバーの ツーベースを放たれ、スコアリングポジションのランナーを許すが、チェンジアップを有効に使い後続を見逃し三振と内野ゴロに仕留め無失点で切り抜ける。
日立の攻撃は、1回、2回ともに三者凡退に終わるが、3回表には先頭の高瀬が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁し、続く清原の送りバントと唐牛の死球で一死一、二塁のチャンスを作ると、続く坂本(結)の完璧な当たりは左中間への第7号スリーランホームラン!一挙3点を先制する。
追加点の欲しい日立の攻撃は、4回表に先頭の森山がライト前ヒットで出塁すると、代走に山本を起用。しかし続くフリッペンの打球はファースト正面へのライナーとなり山本は一塁に戻れずダブルプレー。この回は追加点は奪えずも、未だ3-0と3点リードのまま試合は後半戦へ突入。
先発の長谷川は、3回以降も清原の巧みなリードで緩急織り交ぜた投球をコーナーに投げ分け、5回には3者三振に抑えるなど、外野に打球が飛ぶことが無い見事な投球で無失点を続ける。しかし、迎えた6回裏、一死からセンター前ヒットと三塁強襲ヒットで一死一、二塁のピンチを背負ってしまう。次打者を見逃し三振に仕留め二死まで追い込むも、続く打者のショートへの打球は内野エラーとなり、二死満塁とピンチが拡がったところでリリーフに坂本(実)が登場。坂本(実)はこのピンチに次打者を見逃し三振に抑える見事な火消し役で、この試合最大の山場を切り抜ける。試合は3-0と3点のリードのまま最終回へ。
7回裏も坂本(実)は緩急を使ったテンポ良い投球を魅せ、最後のバッターも空振り三振に切って取りゲームセット。先発の長谷川は味方のエラー絡みで坂本(実)の救援は受けたものの、無四球、7奪三振の快投で2勝目を挙げた。チームは交流戦シリーズ最終節を2試合連続の完封勝利、8節からの5連勝で通算成績を13勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。5連勝で上位をキープしているが、依然として東地区の上位争いは混戦状態が続いていることに変わりはない。今節は投手陣の粘りで失点には繋がらなかったものの、守備の乱れが大きく試合を左右することも多い。次節以降もファイナルステージ進出に向けた大切な試合が続く。今一度、基本に立ち返り堅実なプレーで確実に勝利を積み重ねて貰いたい。
坂本(結)、決勝の第7号スリーラン!!
長谷川、無四球、7奪三振無失点の快投で2勝目!
坂本(実)、見事な救援!満塁のピンチもピシャリ!
清原、好リードでトヨタ打線を翻弄!
記録&記事:小薗 美希,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸