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Japan Diamond Softball LEAGUE:Diamond Series

ニトリJD.LEAGUE 2022 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2022 ダイヤモンドシリーズ
セミファイナルで惜敗!初代王者逃すも大健闘!リーグ制覇は来季に持ち越し!

 11月12日〜13日にかけて、千葉県千葉市/ZOZOマリンスタジアムで、東西の地区優勝チームとプレーオフを勝ち上がった2チームによる、JDリーグ初代王者を決定するダイヤモンドシリーズが行われた。東地区2位でプレーオフを勝ち上がった日立サンディーバは、セミファイナルで同地区優勝チームであるビックカメラ高崎と対戦。試合は2回にエンドランで先制点を許し主導権を握られると、5回にも追加点を奪われる苦しい展開となる。5回まで無得点に抑え込まれた日立打線は、6回に代打那須のタイムリーで1点差に詰め寄るも、追いつくことは出来ず惜敗。これによりファイナル進出を逃し、悲願のJDリーグ制覇は来シーズンへ持ち越しとなった。

 今シーズンも多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

ダイヤモンドシリーズ結果

[ダイヤモンドシリーズ]結果

セミファイナル 対 ビックカメラ高崎 BEE QUEEN戦(11月12日)

追撃及ばずセミファイナルで惜敗!!ファイナル進出ならず!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 1 0 1
ビックカメラ高崎 0 1 0 0 1 0 X 2
  • 【バッテリー】★坂本(実)(4回),マクイリン(2回)−清原
  • 【盗塁】坂本(結)(5回),杉浦(6回)

試合レポート

JDリーグ初代王者を決定するダイヤモンドシリーズがスタートした。東地区のプレーオフを制した日立サンディーバは、ファイナル進出を掛けて東地区優勝チームであるビックカメラ高崎と対戦。そのビックカメラ高崎の先発は、レギュラーシーズンでは抑え込まれている濱村投手。初回表、日立の攻撃は一死から鈴木(鮎)がライト前ヒットで出塁するも、後続が連続三振に倒れ得点には結びつかず。その後も濱村投手をなかなか打ち崩せない展開に。

日立の先発はプレーオフに続き、エースの坂本(実)。この試合も坂本(実)は初回から制球定まらず、先頭打者に四球を与え送りバントで一死二塁の先制のピンチを招く苦しい立ち上がりも、落ち着いた投球で次の打者を内野ゴロに打ち取りここは無失点で切り抜ける。しかし、2回裏には先頭打者に甘く入ったストレートを右中間へ弾き返されエンタイトルツーベースを許すと、送りバントと死球、そして盗塁を決められ一死二、三塁のピンチを招く。ここで、次打者にエンドランを決められてしまい、先制点を奪われてしまう。なおも二死三塁のピンチが続くが、後続はサードファールフライに打ち取りこの回最少失点で切り抜ける。

その後、両チームとも動きはないまま0-1の1点ビハインドで迎えた5回表の日立の攻撃は、一死から清原がレフト前ヒットで出塁し、代走に起用された山本を唐牛がキッチリと送って二死二塁の一打同点のチャンスを作ると、ここで東地区本塁打王に輝いた坂本(結)が期待に応え強烈なセンター前ヒットを放つが、当たりが強すぎて山本は三塁ストップ。坂本(結)が盗塁を決めて二死二、三塁とすると、初回にヒットを放っている鈴木(鮎)が打席に入るがここはレフトフライに倒れ得点ならず。

5回裏、日立のピッチャーはマクイリンに交代。プレーオフでは好リリーフを見せたマクイリンだが、この日はいきなり先頭打者に四球を与えてしまうと、二死二塁の場面で相手3番打者を追い込みながらも最後はライト前に運ばれ、痛い追加点を奪われる。更に四球を与え二死一、二塁のピンチが続くが、ここは相手5番打者を空振り三振に切って取り、何とか最少失点で切り抜ける。

6回表、2点を追い掛ける展開となった日立の攻撃は、一死からフリッペンが四球で出塁し、代走に起用した杉浦がすかさず盗塁を決め一死二塁のチャンスメイク。二死から代打として送り出されたのは、プレーオフで勝利のきっかけを生み出したキャプテン那須。那須はきっちり責任を果たしセンター前タイムリーを放ち、杉浦がホームイン!1点差に詰め寄ると、送球の間に那須は二塁へと進み二死二塁と同点のチャンスが続くが、同点に追いつくことは出来ず攻撃が終わる。その裏、マクイリンは先頭打者に死球を与えるも、その後は落ち着いた投球で無失点に抑え、最後の攻撃に望みを託す。試合は1-2と1点ビハインドで最終回へ。

後が無くなった最終回の日立の攻撃は、濱村投手の前に三者凡退に抑え込まれゲームセット。1点差まで追い上げるも東地区優勝のビックカメラ高崎の牙城を崩すことは出来ず、1-2と惜敗となった。この結果、セミファイナルで姿を消す結果となり今シーズンの目標であったJDリーグ初代王者になることは叶わなかったものの、チームは東地区2位と堂々の戦績を収め、また2年連続で最終決戦の舞台にも駒を進めており、存分に「強い日立の復活」を印象付けてくれた。来シーズンこそは「真の強い日立」として、悲願のリーグ制覇の栄冠を掴んで貰いたい。
今シーズンもコロナ禍収まらぬ中、無事にシーズンが終われたことを関係各位に感謝すると共に、声援送れずとも現地に駆け付けてくれた方々を初め多くの日立サンディーバファンの皆様にも心から感謝申し上げます。


代打那須、タイムリーを放ち1点差に詰め寄る!


坂本(実)−清原、悔し涙の先に…来季の優勝を誓う!


セミファイナル敗退もチームの健闘を称える!

オーダー表

オーダー表

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸