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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第9節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第9節
1勝1敗!単独2位をキープし、5年ぶりの決勝トーナメント進出決定!!

 10月16日〜10月17日にかけて、岐阜県大垣市/大垣市北公園野球場にて第9節が行われた。初日の10月16日は、前半戦で2-0で敗戦している山田選手の移籍先デンソーとの対戦。日立は先発田内が序盤に3点を失う苦しい展開となり、4回には山口の犠牲フライ、最終回には清原がリーグ戦通算100安打となるタイムリー二塁打で何とか1点差まで詰め寄るも、反撃はここまで。チームは同率2位に一歩後退した。翌日の大垣ミナモ戦は、2回に高瀬のタイムリーとリケッツのツーランで3点を先制すると、5回には鈴木(鮎)がツーランを放ち5点をリードする展開。投げては、リケッツが制球よく投げ切り被安打1の完封勝利。チームは今節1勝1敗、通算成績14勝6敗で単独2位をキープし、2016年以来、5年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
 続く第10節(最終節)は、10月23日〜24日、大分県大分市/別大興産スタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(10月16日 通算成績:13勝6敗)

序盤に3失点!追撃届かず!同率2位に一歩後退!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 1 0 0 1 2
デンソー 1 0 2 0 0 0 X 3
  • 【バッテリー】★田内(2勝2敗)−清原
  • 【三塁打】坂本(結)(6回)
  • 【二塁打】清原(7回)

試合レポート

第8節の地元大会で連勝し単独2位に浮上し、決勝トーナメント進出に大きく近づいた日立の第9節初戦は、ここまで10勝8敗で同率4位に付けるデンソーとの対戦。何としても勝利し前半戦での借りを返したいところ。

先手を取りたい日立の攻撃は、デンソーのエース、フーバー投手の前に3回まで一人のランナーを出すことが出来ず無得点に抑えられる。一方、日立の先発は前半戦で好投するも、一発に泣き敗戦投手となっている田内がリベンジ登板。田内は初回裏、立ち上がりを攻められ先頭打者にヒットを許すと、一死後に相手3番打者に右中間へのタイムリー二塁打を許し先制点を与えてしまう。2回裏は三者凡退に抑えるも、3回裏には一死から四球と内野安打で一死一、二塁のピンチを招くと、日立から移籍した山田選手に左中間への2点タイムリー二塁打を許し3回までに3失点。序盤戦で3点ビハインドの苦しい展開となる。

4回表、3点を追いかける日立の攻撃は、先頭の坂本(結)がレフト前ヒットで出塁すると、続く那須が頭部への死球を受けて代走に松岡を起用。続く一死二、三塁のチャンスで山口が犠牲フライを放ち、三塁ランナーの坂本(結)がホームイン。ようやく1点を返す。なおも二死二塁の追加点のチャンスが続くが、あと一本は出ずこの回1点止まり。

徐々に調子を上げて来た先発の田内は4回、5回と相手打線を無安打に抑えて打線の援護を待つ。2点ビハインドの打線は6回表、一死から坂本(結)がライトオーバーの三塁打でチャンスメイクするが、後が続かず得点ならず。6回裏も田内は相手打線を三者凡退に抑え得点を与えず、1ー3と2点ビハインドのまま最終回に突入。

7回表、先頭の山口が四球を選んで出塁すると、続く清原が左中間へ放った大きな当たりはリーグ戦通算100安打のタイムリー二塁打となり、2-3と1点差に追い上げなおも無死二塁と同点のチャンスが続く。続く高瀬が放ったピッチャーゴロは三塁へ送球されたがセーフの判定で、無死一、三塁と逆転のチャンスを掴む。リケッツの内野ゴロで進塁し一死二、三塁の場面、代打で登場した屋禰はエンドランをかわされ、二塁走者が戻れずタッチアウト。二死三塁で屋禰のバットに期待がかかったが、快音は聞けずゲームセット。最終回に追い上げるも2-3と惜敗し、前半戦のリベンジならず。チームは通算成績を13勝6敗とし、同率2位に一歩後退するも好位置をキープ。早ければ明日には5年ぶりの決勝トーナメント進出が決まる位置につけている。先ずは明日の勝利に期待したい。


山口、レフトへの犠牲フライで1点を返す!


清原、リーグ戦通算100安打は適時二塁打!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 大垣ミナモ戦(10月17日 通算成績:14勝6敗)

投打が噛み合い完勝! 5年ぶりの決勝トーナメント進出決定!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 3 0 0 2 0 0 5
大垣ミナモ 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】田内(0回),☆リケッツ(7回:7勝2敗)−清原
  • 【本塁打】リケッツ(2回:2号2ラン),鈴木(鮎)(5回:4号2ラン)
  • 【二塁打】高瀬(2回),那須(3回)
  • 【盗塁】坂本(結)(5回)

試合レポート

決勝トーナメント進出へ向けて重要となる第9節2日目の対戦相手は、昨日の豊田自動織機戦に勝利するなど上位チームにも勝利し現在10位の大垣ミナモ戦。先制点を挙げて試合の流れを掴み着実に勝利したいところ。

先攻の日立は、初回は三者凡退に抑えられるものの、2回表に先頭の山口が死球で出塁すると、続く清原が送りバントを決めて一死二塁と先制のチャンスを作り、高瀬が左中間を破るタイムリーツーベースを放ち二塁から山口がホームイン!続くリケッツは、ワイルドピッチで一死三塁となった場面で次の球を見事に捕らえ、センターへのツーランホームランを放ち更に2点を追加。この回チャンスをきっちりと活かし、幸先よく3点を先制する。

日立の先発は、リケッツが指名打者と投手も兼ねる守備変更により初回より登板。前回の大垣ミナモ戦ではノーヒットノーランで勝ち星を挙げており今回の登板にも期待が高まる。そのリケッツは初回、一死からセンター前ヒットで出塁を許すと、死球もあり二死一、二塁のピンチを招くが、続く打者を空振り三振に切って取り無失点の立ち上がりを見せる。その後も制球良く打たせて取る投球を披露し、4回までの3イニングを三者凡退と相手打線を完全に封じ込める好投。3対0のまま試合は中盤戦へ。

リケッツの好投に追加点で応えたい打線は、5回表に四球で出塁した坂本(結)が、続く那須がファウル連発で粘りのバッティングを続ける間に盗塁を決めてチャンスメイク。那須はフルカウントからセンターライナーに倒れるが、続く鈴木(鮎)が初球を見事に捉えレフトポール際へ放り込むツーランホームランを放ち、5対0と大きくリードする展開に。四球での出塁から隙のない攻撃を展開し、きっちり追加点を挙げて勝利をぐっと引き寄せる。

投げてはリケッツが、5回、6回と四死球でランナーを出すも、後続をきっちり打ちとり5対0のまま試合は最終回へ。7回表、新人の杉浦が代打で登場。公式戦初打席は内野フライに倒れるが、この経験を次の打席でのヒットに繋げて欲しい。 7回裏は、相手打線の代打攻勢をリケッツが難なく三者凡退に打ちとり試合終了。許したヒットは初回の1本のみと見事な完封勝利で7勝目を挙げた。チームは、この勝利で通算成績14勝6敗、単独2位として、2016年以来5年ぶりの決勝トーナメント進出(5位以上)を決めた。


高瀬、先制のタイムリーツーベース!


リケッツ、第2号ツーランホームランで追加点!


鈴木(鮎)、勝利を引き寄せる第4号ツーランホームラン!


リケッツ、投げては1安打完封と投打で勝利に貢献!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:奥田透,徳田 政昭,古園 敏幸