ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第8節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第8節
地元大会で連勝!前節からの3連勝で単独2位に浮上!!

 10月9日〜10月10日にかけて、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場にて第8節が行われた。初日の10月9日は、同率2位に並ぶトヨタ自動車と対戦。両チーム無得点のまま迎えた5回に飛び出したリケッツの1号2ランで先制すると、3回無死満塁のピンチから好リリーフを見せた坂本(実)が最後まで得点を許さず、2-0で勝利してチームは単独2位に浮上。翌日の豊田自動織機戦は、2回に屋禰のタイムリー二塁打であげた虎の子の1点をリケッツが守り切り完封勝利。チームは前節からの3連勝で、通算成績を13勝5敗とし、単独2位をキープした。
 続く第9節は、10月16日〜17日、岐阜県大垣市/北公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 トヨタ自動車戦(10月9日 通算成績:12勝5敗)

坂本(実)好リリーフ!リケッツ決勝弾!同率2位対決を制し単独2位に浮上!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 0 0 0 0 2 0 x 2
  • 【バッテリー】田内(2回),☆坂本(実)(5回:5勝2敗)−清原
  • 【本塁打】リケッツ(5回:1号2ラン)

試合レポート

地元開催となった第8節初戦の相手は同率2位で並走するトヨタ自動車との一戦。絶対に勝利し、上位をキープしたい日立の先発を任されたのは古巣相手に初登板となる田内。初回表、田内は制球整わず連続四球と送りバントでいきなり一死二、三塁の先制のピンチを招くも、続く相手4番打者を内野フライ、5番打者を見逃し三振に抑え無失点で切り抜ける。2回にも一死から四球のランナーを出すも、キッチリ後続を抑え得点を与えない。

相手先発は東京五輪でブレイクした後藤投手。先制点の欲しい日立の打線は2回まで後藤投手を打ちあぐね、三者凡退に抑えられ無得点。0-0で試合は中盤戦へ。

3回表、田内は2本のレフト前ヒットで無死一、二塁とされると、次打者の送りバントが三塁へのフィルダースチョイスとなり、無死満塁の大ピンチを招いてしまう。ここで、ピッチャー坂本(実)へ交代。坂本(実)は無死満塁の大ピンチを楽しむかのように、テンポ良い投球で相手4番5番6番の主力選手を凡打に打ち取り、この大ピンチを凌ぎ無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は先頭のリケッツがレフト前ヒットで出塁し、代走に山本を起用する。続く炭谷の送りバントは小フライとなり、ランナー戻れずダブルプレーとなり無得点に終わる。

4回表、坂本(実)はヒットと死球で一死一、二塁のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を断ち得点を与えない。その裏、日立の攻撃は一死から那須の強い打球が相手エラーを誘い出塁すると、山口の内野ゴロで二死二塁と先制のチャンスを作るが、こちらも後続断たれ先制ならず。

試合が動いたのは5回。5回表、坂本(実)は緩急を織り交ぜた投球でこの試合初めて相手打線を三者凡退に抑えると、その裏に日立の先頭打者の鈴木がピッチャーのグラブを弾く内野安打で出塁すると、高瀬が送りバントをきっちり決めて一死二塁の先制のチャンスを作ると、続くリケッツの左中間への痛烈なあたりは今季第1号の2ランとなり、待望の先取点を奪った。試合は2-0と2点リードで後半戦へ。

2-0のまま迎えた7回表、坂本(実)は一死からヒットと送りバントで二死二塁のピンチを招くが、最後のバッターをレフトフライに仕留めてゲームセット。坂本(実)は3回大ピンチからのロングリリーフを2安打無失点の好投でシーズン5勝目を挙げた。チームは見事に同率2位決戦を制し、通算成績を12勝5敗とし単独2位に浮上した。


リケッツ、決勝1号2ラン!


坂本(実)、無失点救援で5勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 豊田自動織機戦(10月10日 通算成績:13勝5敗)

屋禰!決勝タイムリーツーベース!リケッツ完封勝利!地元で連勝!単独2位キープ!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 0 1 0 0 0 0 x 1
  • 【バッテリー】坂本(実)(0回),☆リケッツ(7回:6勝2敗)−清原
  • 【二塁打】屋禰(2回)

試合レポート

昨日の勝利で単独2位に浮上し、勢いに乗る日立の地元大会二日目の相手はリーグ戦5位に付ける豊田自動織機との一戦。何としても勝利を収め、決勝トーナメント進出に向け突き放して置きたいところ。

日立の事実上の先発は、昨日の試合で決勝打を放ったリケッツ。初回表、リケッツは先頭打者に死球を与えるも、次の打者をセカンドゴロでダブルプレーに仕留めるなど後続をしっかり抑え、まずまずの立ち上がりを見せる。初回裏の日立の攻撃は一死から那須がセンター前ヒットで出塁するも、後続が断たれ無得点。

2回裏、日立の攻撃は一死から高瀬が四球を選び出塁。その後二死一塁で打席に立った屋禰の鋭い打球は、前進守備のレフトの頭上を越えるタイムリーツーベースとなり、一塁から高瀬が一気にホームイン。序盤で先制点を奪い1-0と1点のリードで試合は中盤戦へ。

6回表、リケッツはレフト前ヒットと進塁打で二死二塁と同点のピンチを招くが、落ち着いた投球で次打者をチェンジアップで空振り三振に切って取り、無失点に抑える。その裏、追加点の欲しい日立の打線は、一死から那須がリーグ通算100安打目となる内野安打で出塁。二死後、山口のセンター前ヒットで二死一、二塁と追加点のチャンスを掴み、二塁ランナーに代走の杉浦を起用するが、あと一本は出ず追加点ならず。1点リードのまま最終回へ進む。

7回表、リケッツは味方エラーで二死三塁と同点のピンチを背負うも、危なげない投球で最後の打者をピッチャーゴロに仕留めゲームセット。リケッツは7回散発2安打無失点で6勝目をあげ、チームは地元大会を二試合連続完封勝利で締め、通算成績13勝5敗と単独2位をキープした。この勢いそのままに、次節では2016年以来5年ぶりの決勝トーナメント進出を決めて貰いたい。


屋禰、決勝のタイムリーツーベースを放つ!


リケッツ、散発2安打無失点で5勝目!


那須、リーグ通算100安打達成!!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸