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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第6節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第6節
前半戦からの6連勝!同率首位に躍進!!

 9月11日〜12日にかけて、北海道旭川市/旭川ドリームスタジアムにて第6節が行われた。初戦は、昨年のリーグ優勝チームで、今シーズンもここまで首位を走るビックカメラ高崎と対戦。日立は2回に先制点を奪われるも、3回に坂本(結)の同点打、山口の逆転打、リケッツの走者一掃タイムリーツーベースで一挙5点を奪い主導権を掴むと、5回には坂本(結)の2号ソロホームランなどで追加点を挙げ、投げては田内、坂本(実)が相手打線を3点に抑えこみ首位攻防戦に勝利。チームは同率首位に浮上した。翌日の日本精工戦は、4回に高瀬のエンドランで挙げた虎の子の1点をリケッツが守り切り完封勝利。チームは前半戦からの6連勝で、通算成績を10勝4敗とし、同率首位をキープした。
 続く第7節は、10月2日〜3日、愛知県刈谷市/刈谷球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 ビックカメラ高崎(9月11日 通算成績:9勝4敗)

首位攻防戦!逆転勝利で同率首位に浮上!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ビッグカメラ高崎 0 1 0 0 0 2 0 3
日立 0 0 5 0 3 0 x 8
  • 【バッテリー】田内(2回2/3),☆坂本(実)(4回1/3:4勝1敗)−清原
  • 【本塁打】坂本(結)(5回:2号)
  • 【二塁打】坂本(結),リケッツ(3回)

試合レポート

第6節初戦の相手は、リーグ戦首位を走るビックカメラ高崎との一戦。前半戦からの4連勝で1ゲーム差の同率2位と猛追している日立は、何としても勝利し首位に並びたいところ。日立サンディーバの先発は、後半戦初登板となる田内。初回表、田内は内野安打のランナーを出すも、落ち着いた投球で後続を抑え無失点と、まずまずの立ち上がり。2回表には先頭の相手5番打者にレフトオーバーのホームランで先制点を許し、その後四球でランナーを出すも後続抑えて最少失点で切り抜ける。

しかし田内は3回表、死球で先頭打者を塁上に出すと、二死からの四球で二死一、二塁のピンチを招く。ここで、ピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)はいきなり次打者に四球を与え二死満塁とピンチを拡げるも、相手のホームスチールを阻止し無失点で切り抜ける。

日立の攻撃は、東京五輪出場のビックカメラ高崎藤田投手の前に初回、2回と三者凡退に倒れたが、3回裏にビッグチャンスが訪れる。一死から那須が死球で出塁し、唐牛の送りバントで一死二塁と同点のチャンスメイク。ここでリーグ打率2位の坂本(結)がレフト線へのタイムリーツーベースを放ち、那須が生還。続く鈴木(鮎)が四球を選び、再度訪れた二死一、二塁のチャンスに、山口のレフト線ぎりぎりに落ちるタイムリーで逆転に成功。更に、清原がピッチャー強襲の内野安打で二死満塁の場面、リケッツが放ったライトへの大きな当たりはライトフェンス際への走者一掃タイムリーツーベースとなり3点を追加!この回一挙5点の猛攻で試合の流れを大きく引き寄せ、主導権を握る。

5回裏、先頭の坂本(結)が放ったレフトへ高く上がった打球は、飛距離十分の今季第2号ソロホームラン!更に、3回に交代した相手投手の乱調で5四死球の連続押し出しで2点を追加し、試合は8-1と7点の大量リードで後半戦へ。

6回表、坂本(実)は先頭打者にレフト前に落とされランナーを出すと、制球乱れ連続死球で無死満塁のピンチを招く。一死から次打者にセンターへの2点タイムリーで2点を献上してしまうが、試合は8-3と5点リードで最終回へ突入。

最終回、坂本(実)は一死から内野安打のランナーは出すものの、後続をキッチリと抑えゲームセット。ロングリリーフで4勝目をあげた。チームは、首位攻防戦を見事な逆転勝利で制し、前半戦からの5連勝で通算成績を9勝4敗とし、同率首位に浮上した。


山口、逆転タイムリー!


リケッツ、走者一掃のツーベース!


坂本(結)、相手を突き放す豪快弾!


坂本(実)、ロングリリーフで4勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 日本精工(9月12日 通算成績:10勝4敗)

高瀬のエンドランで決勝点!リケッツ完封勝利!前半戦からの6連勝で同率首位キープ!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本精工 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 0 0 0 1 0 0 x 1
  • 【バッテリー】坂本(実)(0回),☆リケッツ(7回:4勝2敗)−清原

試合レポート

第6節二日目の相手はここまで2勝11敗と下位の日本精工との一戦。確実に勝利し、同率首位をキープしておきたいところ。日立サンディーバの事実上の先発は後半戦初登板となるリケッツ。リケッツは初回、相手打線を簡単に三者凡退に抑える上々の立ち上がりを魅せる。初回裏、日立の攻撃は一死から鈴木(鮎)が四球を選び出塁。山口の内野ゴロでランナーが入れ替わり二死の場面、山口が盗塁を試みるも惜しくもタッチアウトでチャンスを拡げられず無得点に終わる。

3回表、リケッツは二つの死球と内野安打で一死満塁のピンチを背負うが、落ち着いた投球で後続を断ち無失点で切り抜ける。その裏、先制点の欲しい日立の攻撃は一死から那須の死球と唐牛の送りバントで二死二塁の先制点のチャンスを作り、続く坂本(結)のライト前ヒット等で二死二、三塁とチャンスを拡げるが、あと一本が出ず先制点ならず。

4回裏、日立の攻撃は先頭の山口がライト前ヒットで出塁。清原の送りバントで一死二塁と先制のチャンスを作ると、続くリケッツがセンター前ヒットで一死一、三塁とし、一塁ランナーの代走に加福を起用。続く高瀬は初球、体制崩しながらも喰らい付き見事にヒットエンドランを決めて山口がホームイン!ようやく先制点を挙げる。なおも二死二塁のチャンスが続くが、あと一本は出ずこの回1点止まり。

6回表、この回もリケッツは相手打線を三者凡退に抑え無失点。その裏、日立の攻撃は2番からの好打順も三者凡退に抑えられ無得点。試合は1-0の最小リードのまま最終回へ突入。

7回表、リケッツは一死から死球とヒットで一死一、二塁のピンチを招くも、後続を抑えゲームセット。リケッツは高瀬のエンドランであげた虎の子の1点を守りきり4勝目。チームは前半戦からの6連勝で通算成績を10勝4敗とし、同率首位をキープした。


高瀬、決勝点のエンドランを決める!


リケッツ、散発3安打無失点で4勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸