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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
1勝1敗!通算成績4勝2敗で同率首位キープ!!

 4月17日〜4月18日にかけて、神奈川県茅ヶ崎市/茅ヶ崎公園野球場にて第3節が行われた。
 4月17日は、山田選手の移籍先であるデンソーとの対戦。第1節で移籍後初勝利を見事な完封で飾った先発の田内が途中までパーフェクトピッチングを見せるも、相手下位打線に本塁打を許し2失点。ここまで好調だった打線も散発4安打に抑え込まれ完封負けを喫した。翌日の戸田中央総合病院戦は、前節ノーヒットノーランで今季初勝利を挙げた先発のリケッツが先制されるも、その裏松岡のセーフティバントと坂本(結)のヒットで作ったチャンスに自らのバットでタイムリーを放つなど、すぐさま逆転に成功。その後は相手打線に付け入る隙を与えず、完投で2勝目を挙げた。
 チームは地元、茅ヶ崎大会を1勝1敗、通算成績4勝2敗として前節からの同率首位をキープした。次節は、首位に並ぶビックカメラ戦を含めた3連戦。好調を維持し首位争いを続けて貰いたい。
 第4節は、4/23日〜25日、愛知県豊田市/豊田市運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(4月17日 通算成績:3勝2敗)

好投の田内、打線の援護無く1発に泣き、首位争いから一歩後退!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 0 0 2 0 0 2
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★田内(5回:1勝1敗),坂本(実)(2回)−清原
  • 【二塁打】鈴木(鮎)(3回)
  • 【盗塁】坂本(結)(3回)

試合レポート

第2節の連勝で3勝1敗と同率首位に付ける日立サンディーバ。第3節の初戦は、昨年リーグ戦5位で山田選手の移籍先であるデンソーとの一戦。何とか食らい付いて連勝を伸ばし、首位をキープしたいところ。日立の先発は第1節で移籍後初登板を完封勝利で飾った田内。初回表、田内は先頭打者を空振り三振、続く山田選手も内野フライに打ち取るなど、簡単に三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。その後もテンポよくコーナーをつく見事な投球で相手打線を4回までパーフェクトに封じ込め、得点を与えない。

第2節終了時点でチーム打率トップの日立打線だったが、デンソーのメーガン・グッド投手の前に3回までは四死球での出塁のみ。4回裏には鈴木(鮎)がセンター前へツーベースヒットを放ち無死二塁と絶好のチャンスメイク。山口が四球を選び一死一、二塁とチャンスを拡げるが、続く清原はセカンドゴロ併殺打に打ち取られ無得点に終わる。

試合が動いたのは5回表。田内はこの日初ヒットを相手先頭打者に許すと、送りバントを決められ一死二塁の先制のピンチを招く。次の打者を空振り三振に抑えたものの、相手7番打者に内角のボールを上手く弾き返されライトオーバーの手痛い一発を浴び、2点の先制を許す。次打者にもレフト前ヒットで出塁を許すが、ここは清原が好送球で盗塁を阻止してピンチを凌ぎ、被弾による2失点のみに抑えて打線の援護を待つ。すぐさま反撃したい日立打線は、その裏に先頭の高瀬がレフト前ヒットで出塁。相手バッテリーエラーで果敢に3塁を狙うもタッチアウトとなり、チャンスの芽を摘んでしまう。2点ビハインドのまま試合は終盤戦へ。

6回表、ピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は日立から移籍した山田選手もキッチリと打ち取り、簡単に三者凡退の好リリーフを見せ、打線の援護に期待を繋ぐ。その裏、何とか得点したい日立の攻撃は、先頭の坂本(結)がセンター前ヒットで出塁するも、続く那須の打球はセカンドへの併殺打となり、もどかしい展開が続く。

7回表、坂本(実)は二死からヒットを許すも後続をキッチリと抑えて最終回の打線に望みを繋ぐが、日立の攻撃は二死から清原がライト前ヒットで出塁したのみで、後続断たれゲームセット。山田選手を含めた主軸は抑えたものの、5回に許した一発に泣き、好調だった打線も散発4安打に抑え込まれ完封負けを喫した。


田内、4回までパーフェクトピッチを見せる!


坂本、無失点の好リリーフで打線の援護を待つ!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 戸田中央総合病院戦(4月18日 通算成績:4勝2敗)

リケッツ、投打に活躍!完投で2勝目!前節からの同率首位キープ!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
戸田中央総合病院 0 0 1 0 0 0 0 1
日立 0 0 2 0 0 0 X 2
  • 【バッテリー】坂本(0回),☆リケッツ(7回:2勝1敗)-清原
  • 【二塁打】高瀬(2回),坂本(結)(5回)

試合レポート

昨日の敗戦で首位争いから一歩後退した日立の第3節2日目の相手は、ここまでリーグ戦4勝1敗と首位を走る戸田中央総合病院との一戦。是が非でも勝利し上位に踏み留まりたいところ。日立の事実上の先発は、前回登板でノーヒットノーランの快投を魅せたリケッツ。そのリケッツは初回表、先頭打者を見逃し三振に抑えると、後続も簡単に仕留める上々の立ち上がり。2回表にも2三振を含む三者凡退で力を見せつける。

日立の攻撃は、初回に先頭の坂本(結)がセンター前ヒットで出塁し、那須の送りバントで一死二塁と先制のチャンスを作る。続く鈴木(結)が四球を選び一死一、二塁とチャンスが拡がるが、続くリケッツの痛烈な打球は不運にもファースト正面のライナーでダブルプレーとなり先制ならず。2回裏にも、二死から高瀬がレフト線を破るツーベースヒットでチャンスを作るが、後続絶たれてなかなか得点に結びつかない展開に。

3回表、リケッツはヒットと死球で二死一、二塁の先制のピンチを招くと、次打者にセンター前へのタイムリーヒットを許し先制点を献上。1点を追う展開となった日立は、その裏に先頭の松岡が絶妙なセーフティーバントと気迫のヘッドスライディングで出塁。続く坂本(結)のセンター前ヒットで無死一、二塁とすると、ここでも那須がキッチリと送りバントを決めて、一死二、三塁と絶好のチャンスメイク。二死からリケッツの放ったセンター前タイムリーで松岡がホームインすると、相手捕手がバックホームを後逸した間に坂本(結)も生還し、すぐさま逆転に成功!

更なる追加点を奪うべく、4回裏には二死から高瀬がセンター前ヒットで出塁すると、代打に今シーズン初打席となる屋禰を起用。屋禰はピッチャー強襲の強い打球を放つも、ここは好フィールディングに阻まれアウトとなり無得点。5回裏も一死から坂本(結)が放った高いフライが強風の影響により結果的にツーベースヒットとなり、一死二塁のチャンスを掴むが、続く那須の右中間への大きな当たりも強風に戻され、ライトフライが併殺打となり追加点ならず。

自らのタイムリー絡みで逆転に貢献したリケッツは、勢いそのままに4回・5回の相手打線を完璧な投球で三者凡退に抑える。6回表には二死からヒットを許すも、落ち着いた投球で後続を抑えてこの回も無失点。試合は2-1と最小リードのまま最終回へ突入。

7回表、リケッツは先頭打者を味方エラーで出塁させるも、後続を三振と内野ゴロに打ち取りゲームセット。リケッツの投打にわたる活躍で接戦を制し、リケッツは完投で2勝目を挙げた。チームは通算成績を4勝2敗とし、前節からの同率首位をキープした。


松岡、絶妙なセーフティバントでチャンスメイク!


リケッツ、投打に活躍!2勝目を挙げる!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:泉 花穂,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸