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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第10節

2021年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第10節
通算成績15勝7敗、同率2位でリーグ戦終了!決勝トーナメントへ3位で進出決定!!

 10月23日〜10月24日にかけて、大分県大分市/別大興産スタジアムにて第10節が行われた。初日は今シーズンの開幕戦で逆転サヨナラ負けを喫しているHondaとの対戦。日立は3回に2点を先制され、打線は1安打に封じ込まれ完封負けを喫し、同率2位に一歩後退した。翌日のリーグ最終戦となる伊予銀行戦は、初回に飛び出した鈴木(鮎)の5号2ランで挙げた2点をリケッツが終始安定した投球で最後まで守り切り、見事完封勝利。チームは今シーズン最終戦を勝利し、通算成績15勝7敗、同率2位でリーグ戦を終えた。決勝トーナメントへは同率2位のトヨタ自動車との得失点差により3位での進出となった。
 決勝トーナメントは、11月6日〜7日、福島県福島市/あづま球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第10節終了時点)

[チーム戦績]第10節終了時点

決勝トーナメント組合せ

[決勝トーナメント組合せ]

対 Honda戦(10月23日 通算成績:14勝7敗)

1安打完封負け!開幕戦のリベンジならず同率2位に一歩後退!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
Honda 0 0 2 0 0 0 0 2
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】坂本(実)(0回),★リケッツ(3回:7勝3敗),坂本(実)(4回)−清原
  • 【盗塁】高瀬(5回),山口(6回)

試合レポート

前節に続き今節も連勝して2位以上での決勝トーナメント進出を狙いたい日立の1日目の対戦相手は、この試合に勝利し決勝トーナメント進出を確定させたいリーグ戦4位のHondaとの一戦。日立の事実上の先発は、開幕戦で逆転サヨナラ負けを喫しているリケッツがリベンジ登板。初回表、リケッツは制球整わず、2つの四球で二死一、二塁の先制のピンチを招くが、後続を断ち無失点で切り抜ける。

初回のピンチは免れたリケッツだったが、3回表には先頭打者に左中間を抜かれるエンタイトルツーベースを許すと、無死二塁の場面で次打者の送りバントが三塁へのフィルダースチョイスとなり、その後一塁ランナーの盗塁で無死二、三塁の大ピンチ。一死から相手4番打者のセンター前タイムリーで先制を許すと、続く一死一、三塁のピンチに5番打者にもライト前タイムリーを許し、2点目を献上。更に死球で二死満塁のピンチを背負うが、ここは相手打者を空振り三振に抑えて何とか2失点で切り抜ける。

Hondaの先発は先の東京五輪にアメリカ代表として出場していたカーダ投手。初回は先頭の山口が四球を選び出塁するも、その後はカーダ投手の速球に抑え込まれ4回裏まで三者凡退の山を築く。5回裏には高瀬、リケッツが連続四球で二死一、二塁のチャンスが到来するも、後続倒れ得点には結びつかず。

日立は4回表から坂本(実)をマウンドに送り出す。坂本(実)は、ヒットと四球で二死一、二塁のピンチを招くが、相手4番打者を空振り三振に抑え無失点で切り抜ける。5回表にも連続ヒットを許し無死一、二塁のピンチを背負うが、落ち着いた投球で二者連続内野ゴロに打ち取ると、二死一、三塁の場面で空振り三振を奪いこの回も無失点で切り抜け、6回表には三者凡退に抑える好投で味方の反撃を待つ。

反撃の糸口を掴みたい日立打線だったが、6回裏に山口がチーム初ヒットとなるショートへの内野安打で出塁したのみで、最終回も三者凡退に抑えられゲームセット。最後までカーダ投手を捉えることが出来ず完封負けを喫し、チームは通算成績を14勝7敗でリーグ戦同率2位に一歩後退した。この敗戦により、決勝トーナメントへの自力での単独2位以上通過は途絶えたが、最終戦を必ず勝利し他チームの戦況を見守りたい。


試合開始前、円陣を組んで作戦会議!


坂本(実)、4回無失点救援で奮闘!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 伊予銀行戦(10月24日 通算成績:15勝7敗)

鈴木(鮎)決勝5号2ラン!リケッツ完封勝利!同率2位でリーグ戦終了!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 2 0 0 0 0 0 0 2
伊予銀行 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】坂本(実)(0回),☆リケッツ(7回:8勝3敗)−清原
  • 【本塁打】鈴木(鮎)(1回:5号2ラン)
  • 【二塁打】松岡、坂本(結)(1回)
  • 【盗塁】高瀬(4回),杉浦(5回),山本(6回)

試合レポート

昨日の敗戦で自力でのリーグ戦2位通過の可能性は途絶えたものの、他力での2位通過の可能性を残していることもあり、今シーズン最終戦を勝利したい日立の2日目の対戦相手は伊予銀行。初回表、先制点の欲しい日立の攻撃は、一死から松岡が右中間を破るツーベースヒットで一死二塁と先制のチャンスを掴むと、続く鈴木(鮎)が放った大きな当たりはセンターオーバーの2ランホームランとなり、幸先よく2点を先取する。日立の事実上の先発は昨日に続きリケッツ。初回裏、リケッツは先頭打者にセンター前ヒットを許し、盗塁と進塁打で一死三塁とピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を断ち無失点で切り抜ける。

2回表、日立の攻撃は二死から屋禰がライト前ヒットで出塁すると、山口がレフト前ヒットで続き二死一、二塁と追加点のチャンスを作るが、あと一本が出ず追加点ならず。その裏、リケッツは相手打線を三者凡退に抑え無失点。試合は2-0で中盤戦へ。

追加点の欲しい日立の攻撃は、4回表に高瀬の内野安打と那須の四球で一死一、二塁のチャンスを掴むも、後続が断たれ追加点を奪えない。5回表には鈴木(鮎)がライト前ヒットで出塁し、代走に起用した杉浦が盗塁を決めて二死二塁のチャンスを作るが、ここでもあと一本が出ない。6回表にはレフト前ヒットで出塁した高瀬を代打山本の送りバントで進塁させられず、塁に出た山本が盗塁を決めて結果的に一死二塁とするも、ここも後続断たれ再三の追加点のチャンスを逃す。一方、リケッツは3回以降も相手打線に得点を与えない安定した投球を続ける。そして、試合は2-0と2点リードのまま最終回へ突入。

7回表、日立の攻撃は先頭の山口が四球を選び出塁するも得点には結びつかず。その裏、リケッツは先頭打者に内野安打を許すも、後続を危なげない投球で退けゲームセット。リケッツは3安打無失点で8勝目を挙げ、チームは今シーズンの最終戦を完封勝利で締めくくり、通算成績15勝7敗の同率2位でリーグ戦を終えた。5年ぶりに進出する決勝トーナメントへは得失点差により3位での進出となったが、一戦必勝で3試合を勝ち抜くためには、今日の試合のような拙攻や繋がりのない打線では厳しい戦いになると思われる。改めて気を引き締めると共に、今まで支えてくれた方々の想いを後押しに頂点に向けて勝ち進んで欲しい。


松岡、右中間二塁打で先制点をお膳立て!


鈴木(鮎)、決勝の5号2ランを放つ!


リケッツ、散発3安打無失点で8勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸