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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第8節

2013年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第8節
1勝1敗で通算成績10勝7敗 前節同様単独5位変わらず

 10月5日〜6日にかけて、愛知県刈谷市刈谷球場で第8節が行われた。初日のデンソー戦は、林のホームランなどで挙げた3点を、山中が再三のピンチを切り抜け1点差での逃げ切り勝利。翌日のSGホールディングスグループ戦は、初回に2点を先制されるがホームランで追いつく展開。しかし、打線が繋がらずタイプレークでサヨナラ負け。この結果、この節1勝1敗で通算成績10勝7敗、前節同様単独5位につけている。
 第9節は10月12日〜13日、地元神奈川県横浜市神奈川新聞スタジアム硬式野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(10月5日 通算成績:10勝6敗)

林、第5号2ラン!! 山中、再三のピンチを切り抜け、1点差での勝利

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 1 0 2 0 0 0 0 3
デンソー 0 0 0 1 0 1 0 2
  • 【バッテリー】☆山中(5回1/3:7勝4敗),小薗(0回),山中(1回2/3)−眞鍋
  • 【本塁打】林5号(3回:2ラン)
  • 【二塁打】山田(1回)

試合レポート

初回表、先頭の林がセンター前に弾き返して出塁。西山が確実に二塁に送ると、山田がライト前に落とし林が生還。早くも先制点を挙げる。

先発の山中はその裏、先頭打者にヒットを許して無死の走者を背負うが、眞鍋の盗塁阻止などもあり、無失点で切り抜ける。

追加点の欲しい打線は3回表、先頭の松岡が死球で出塁すると、続く林がレフトへ第5号2ランを放って3点目を奪う。

3回裏には田邊がホームラン性の当たりを好捕し山中を盛り立てる。しかし、4回裏、山中は先頭打者にレフトへの一発を許して失点。

5回表、先頭の松岡がストレートの四球で出塁。代わったテーラー投手から西山の送りバントなどでニ死二塁とするも、無死のランナーを得点に結びつけられない。

5回裏、山中は先頭打者にフルカウントから四球を与え、さらに続く打者にレフト前ヒットを許し、無死一、二塁と走者を背負う。さらに送りバントでニ、三塁。ニ死は取るものの四球で満塁の大ピンチ。続く打者にフルカウントまで粘られるが、ここを凌いで無失点で切り抜ける。

6回裏、一死から山中が四球を出したところで小薗がリリーフ。その小薗はいきなりセンターオーバーの二塁打を喫し、一死ニ、三塁とされ、山中がリエントリー。しかし、山中もライト前タイムリーを許し1点差とされ、なおも一死一、三塁の走者を背負う。さらに盗塁でニ、三塁とされるも、ここを切り抜け逆転を許さない。

打線は7回表、代打の粟倉が一死から四球で出塁するも、代わったテーラー投手からノーヒットと沈黙し、打線はこの試合わずか3安打。しかし、山中が気迫の投球で7回裏をきっちり3人で片付けて逃げ切り。上位対決を制し、大きな勝利をものにした。

[撮影]来條 美穂
林、第5号の2ランホームラン!!

[撮影]来條 美穂
山中、再三のピンチを切り抜け7勝目

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(中)
山田
 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(捕)
眞鍋
打 奥田
(左)
田邊
打 粟倉
(二)
松岡
打 濱名

対 SGホールディングスグループ戦(10月6日 通算成績:10勝7敗)

佐々木、杉山のホームランで追いつくも、タイブレークでサヨナラ負け

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
日立 0 0 0 1 1 0 0 0 2
SGホールディングスグループ 2 0 0 0 0 0 0 4x 6
  • 【バッテリー】小薗(4回1/3),★山中(3回:7勝5敗)−眞鍋
  • 【本塁打】佐々木6号(4回),杉山4号(5回)

試合レポート

打線は初回表、ストライク先行のストークス投手に簡単に2ストライクに追い込まれ、あっさりと3者凡退。一方、先発の小薗は一死からレフト前ヒットで走者を背負うと、続く3番ポーター選手にセンターへライナーで放り込まれ、早々と2点を奪われる苦しい展開。

小薗は2,3回をノーヒットに抑え打線の反撃を待つものの、その打線は3回までニ死から出た杉山のヒット1本のみに抑えられ、まったくチャンスを作れない。

しかし、4回表、簡単にニ死となるものの、4番の佐々木がレフトへ弾丸ライナーで放り込む6号ソロで1点を返す。直後の4回裏、小薗がニ死から連続ヒットでニ、三塁のピンチを招き山中が登板。山中は後続を絶ち無失点で切り抜ける。

すると5回表、先頭の杉山がレフトへ豪快な第4号同点アーチ!! 試合を振り出しに戻す。なおも田邊の内野安打と連続の四球でニ死満塁とするが、頼みの山田が倒れ突き放せない。

同点に追いついたものの、その裏、山中はヒットと四球で無死一、二塁の走者を背負い、一死は取るものの続く打者に死球を与え満塁の大ピンチ。しかし、初回にホームランを放っている3番ポーター選手を自らの守備で1-2-3の併殺に仕留め、ここも無失点で切り抜ける。

打線は結局、7回まで散発の4安打。しかし山中も6,7回を田邊の好守備などもあり、きっちり3人で片付け試合はタイブレークに突入。

8回表、西山が確実に走者を三塁に進めるが、続くクリーンナップで得点が出来ない。その裏、山中は一塁を故意四球で埋め無死一、二塁とし、続く打者を三塁ゴロ併殺に切って取る。さらに続く3番を故意四球で歩かせ、一塁を埋めて4番との勝負。しかし、フルカウントから四球を与えて満塁とされ、続く5番に左中間への満塁ホームランを喫してサヨナラ負け。

山中は最後の最後で踏ん張れなかったものの、打線が援護出来なかったことが敗因の大きな要素。昨日は散発3安打、この試合も散発4安打と、後半戦ホームランでしか得点出来ない打線の繋がりの無さ。外国人投手との対戦が多いということもあるが、次節の地元での3連戦で打線の奮起を期待したい。

[撮影]大木 浩
佐々木、レフトへの反撃の6号ソロ

[撮影]大木 浩
杉山、レフトへの第4号同点アーチ!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(中)
山田
 
(DP)
佐々木
走 奥田
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(捕)
眞鍋
打 粟倉
(左)
田邊
走 井上
(二)
松岡
 

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透,桐越 信一