日本女子ソフトボールリーグ1部：第6節

ソフトボールリーグ1部　第6節
後半のリーグ戦開始　打線元気なく苦しい連敗スタート

　8月31日〜9月1日にかけ、愛知県名古屋市瑞穂公園野球場で、後半のリーグ戦である第6節が行われた。前半戦を8勝3敗、同率3位で折り返した我が日立は初戦、負けなしのトヨタ自動車と対戦。初回に満塁のチャンスを生かせず、剛腕アボットの前に4安打完封負けで後半戦黒星発進。翌日のシオノギ製薬戦は杉山の同点ソロ以外、打線に快音無く連日の4安打。この結果、後半戦、苦しい連敗スタートで単独5位に後退した。
　第7節は9月7日〜8日、栃木県大田原市美原公園野球場で行われる。

　多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

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対　トヨタ自動車戦(8月31日　通算成績：8勝4敗)

初回の満塁の好機を生かせず、4安打完封負けで後半戦黒星発進

試合結果

チーム名	1	2	3	4	5	6	7	計
日立	0	0	0	0	0	0	0	0
トヨタ自動車	0	0	0	2	1	0	x	3

• 【バッテリー】★山中(4回：5勝2敗)，山口(2回)−粟倉
• 【盗塁】西山(2回)，山田(6回)

試合レポート

負けなしのトヨタ自動車との後半初戦、初回表、一死から西山が内野安打で出塁。続く山田が敵失で生き、さらにニ死から杉山の内野安打で満塁とし、先発のアボットを攻め立てるが得点出来ず。

一方、先発の山中も不運な内野安打、守備陣のエラー、四球などで初回からいきなりニ死満塁と走者を背負うが、ここは踏ん張って得点を与えない。

3回表には西山がこの試合2本目のヒットをセンター前に運び、ニ死から盗塁を決めて得点圏に進むが、アボットの速球の前に後続が三振を奪われ、なかなかホームに返せない。

山中は3回まで毎回走者を背負うものの、気迫の投球で無失点で切り抜ける。しかし、4回裏、一死から連続ヒットを許すと、続く打者にライト前タイムリーを喫してついに失点。さらに、一、三塁からエンドランで2点目を奪われる。5回からは山口がリーグ戦初登板するも、この回の先頭の4番打者にいきなりライトにホームランを浴びて3点目。

6回表、一死から山田がセンター前ヒットで出塁。盗塁とパスボール、杉山の四球でニ死一、三塁の好機を作るも、ここも三振にねじ伏せられる。

6回裏を山口が3人で退け最後の反撃に託すが3者凡退でゲームセット。豪腕アボットの前に初回、満塁のチャンスを作るも、ここで得点を奪えず、4安打完封負けの黒星スタートとなった。

先発オーダー

先発オーダー

1	2	3	4	5	6	7	8	9
（三） 林	（遊） 西山 遊　奥田	（中） 山田	（DP） 佐々木	（右） 杉山	（一） 濱本	（捕） 粟倉	（左） 田邊 打　眞鍋	（二） 森田 二　松岡

対　シオノギ製薬戦(9月1日　通算成績：8勝5敗)

杉山の同点ソロ以外、打線に快音無く、連日の4安打で連敗

試合結果

チーム名	1	2	3	4	5	6	7	計
日立	0	1	0	0	0	0	1	2
シオノギ製薬	1	0	0	3	2	0	x	6

• 【バッテリー】★山中(3回1/3：5勝3敗)，山口(2/3)，小薗(2回)−粟倉
• 【本塁打】杉山3号(2回)

試合レポート

初回裏、先発の山中が先頭打者にいきなりセンターオーバーのホームランを許し、早くも先制される。しかし、直後の2回表、先頭の杉山が初球をライトに放り込む3号ソロを放って、すぐに追い付く展開。

なんとか山中を援護したい打線は4回表、杉山、濱本の連続ヒットで一死ニ、三塁の大きな得点チャンスを作るも、決定打が出ない。

すると4回裏、山中は2本のヒットで一死一、二塁と走者を背負い、センター前にタイムリーを喫して勝ち越しを許す。なおもニ、三塁からセンターへのポテンヒットで2点目を奪われ、一、三塁の走者を残して山口と交代。その山口もセンター前タイムリーを許して3点差を付けられる。

さらに5回裏、小薗が登板するがヒットと死球で一死ニ、三塁とされ、一塁強襲ヒットを許して2点を奪われる。最終回、代打の奥田が先頭打者としてヒットで出塁。林、山田の四球でニ死満塁とし、ワイルドピッチで1点を返すが、結局、打線は最後まで機能せず、昨日同様わずか4安打。後半戦、苦しい連敗スタートで単独5位に後退した。

先発オーダー

先発オーダー

1	2	3	4	5	6	7	8	9
（三） 林	（遊） 西山	（中） 山田	（DP） 佐々木 走　田邊	（右） 杉山	（一） 濱本	（捕） 粟倉 打　眞鍋	（左） 松岡 打　奥田	（二） 森田 走　井上 打　濱名

記録＆記事：中山 友紀子，徳田 政昭，奥田 透，桐越 信一

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