ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2013年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
5連勝を飾り、通算成績6勝1敗

 5月18日〜19日にかけ、群馬県前橋市民球場で、日本リーグ1部第3節が行われた。初日の太陽誘電戦は、序盤の3回表、試合を決める佐々木の第2号満塁ホームランが飛び出し、投手陣は2点を失うもののリードを守りきって勝利。翌日のシオノギ製薬戦は、林、山田、濱本、粟倉の5本のホーランなどで大量16点を奪って圧勝。この結果、この節も連勝で5連勝を飾り、通算成績を6勝1敗とした。
 第4節は5月25日〜26日、広島県福山市竹ヶ端運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 太陽誘電戦(5月18日 通算成績:5勝1敗)

佐々木、豪快な第2号グランドスラム!! ルーキー小薗、堂々のピッチングで反撃を断つ

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 4 0 1 0 0 5
太陽誘電 0 0 0 0 1 0 1 2
  • 【バッテリー】☆山中(4回1/3:4勝1敗),小薗(2回2/3)−粟倉
  • 【本塁打】佐々木2号(3回:満塁) 
  • 【二塁打】西山(5回),山田(5回)

試合レポート

昨年のリーグ戦で連敗を喫した相手だけに、なんとしてもリベンジしたいところ。打線は初回、2回と二死から四球の走者を出すが得点に結びつかず。一方、先発の山中は初回、2回に二死からヒットで走者を出し、立ち上がりはお互いに同じ状況となるが、山中も先制は許さない。

3回表、この回の先頭の森田が相手エラーで出塁。林が確実に二塁に進めると続く西山の四球、山田のセンター前で一死満塁の絶好機を迎える。濱本が倒れて二死となるものの、続く佐々木がレフトへライナーで放り込む第2号グランドスラム!! 佐々木の豪快な一発で一気に4点を奪って試合の主導権を握る。

しかし、山中−粟倉のバッテリーがこのリズムに乗れず、前節に引き続きフルカウントピッチングの連続。4点をリードした直後の3回裏、先頭打者にヒットを許して二塁に送られると、二死から制球を乱してフルカウントから連続四球で満塁の大ピンチ。続く4番を打ちとって切り抜けるが、4回裏にも打者を追い込みながらも連続四球で走者を背負う苦しいピッチング。それでもなんとか要所を締めて1点も与えない。

追加点の欲しい打線は5回表、一死から西山が左中間二塁打を放ってチャンスを演出。続く山田がセンター前で続くと、二、三塁から濱本がセンターへタイムリー。貴重な1点を追加する。

5点をもらった山中であったが、その裏、先頭の1番打者にチェンジアップをセンターに放り込まれて失点すると、続く打者にもヒットを許し、一死二塁となったところでベンチはルーキーの小薗を投入。その小薗は後続の4,5番を三振、ショートゴロに退ける見事な火消し役。

6回裏には濱本のファインプレーも飛び出し、小薗は簡単に3人で退ける堂々のピッチング。最終回、先頭打者の当たりを内野守備陣がエラー。さらにヒットで二死一、三塁とされ、相手4番にレフトへのタイムリーで1点を返されるが、最後のバッターを力の無いピッチャーゴロに打ち取り、自ら処理してゲームセット。まずは昨年の借りを一つ返した。

[撮影]山田 智仁
佐々木、試合を決める豪快な第2号グランドスラム!!

[撮影]西野 遼太
小薗、堂々のピッチングで見事な火消し役

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(中)
山田
 
(一)
濱本
 
(DP)
佐々木
 
(右)
杉山
 
(捕)
粟倉
 
(左)
田邊
打 濱名
(二)
森田
走 松岡

対 シオノギ製薬戦(5月19日 通算成績:6勝1敗)

林、山田、濱本、粟倉の5ホーマーなどで大量16点! 小薗、5回を2安打零封し圧勝

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
シオノギ製薬 0 0 0 0 0 0 1 1
日立 4 4 4 4 0 0 x 16
  • 【バッテリー】☆小薗(5回:2勝),畑迫(1回),佐藤(1回)−粟倉(5回),眞鍋(2回)
  • 【本塁打】林2号(2回),山田(2回:2ラン),濱本(2回),山田2号(3回:3ラン),粟倉(4回:2ラン)
  • 【三塁打】粟倉(1回) 【二塁打】林(4回)
  • 【盗塁】山田(1回),濱本(1回),田邊(3回),林(3回),松岡(4回)

試合レポート

初回裏、先頭の林が死球で出塁。西山が確実に二塁へ進め、続く山田がセンター前に弾き返すと、相手外野手がホームへ悪送球。この間に林が生還、さらに続く濱本、佐々木が連続の四球を選んで一死満塁とチャンスを広げると、ニ死から粟倉がライト線を破る走者一掃のタイムリー三塁打。いきなりの4点を先制する。

打線はさらに2回裏、一死から林がレフトへ滞空時間の長い第2号ソロホームランを放って追加点。続く西山が四球で歩くと、山田が今シーズンの第1号をセンターに叩き込む。まだまだ攻撃の手を休めず、代わったピッチャーから濱本が、ライトへ今シーズンの第1号を放り込む2者連続弾。1イニング3ホーマーのリーグタイ記録で大量リードする。続く3回裏には林のタイムリー、山田の2打席連続となる3ランで12点目。

打線はさらに4回裏、一死から四球の杉山を塁に置き、粟倉が今シーズンの第1号をセンターに運んで2点を追加。このホームランで1試合5本のリーグ記録に並ぶと、さらに代打の松岡が四球で出塁し、すかさずニ盗を決め、林がセンター前に運ぶタイムリー。続く代打の奥田もライト前へのリーグ戦初タイムリーで続き、これで初回から4イニング連続4点を奪うという得点パターンを重ね、その破壊力を見せ付ける。

一方、先発のルーキー小薗は初回表にニ死からヒットを許すが、4回をこの1安打のみに封じ、相手を寄せ付けない素晴らしい投球を披露。5回表、先頭打者にレフト線への二塁打を許すが、後続を2者連続三振と内野ゴロに仕留める圧巻のピッチング。

6回裏には畑迫が登板し、キッチリと3人で片付けて、7回裏は佐藤が登板。その佐藤はいきなりライトへ放り込まれて失点するも、後続を抑えてゲームセット。打っては野手全員が出場し、11安打で大量16点を奪い、残塁はわずか3という得点効率の良さ。この節も連勝を飾り、5連勝で前半戦の最大の山場となる第4節を迎える。

[撮影]山田 智仁
初回、粟倉、打線に火を点ける走者一掃の適時三塁打!

[撮影]西野 遼太
スコアボードに並ぶ4イニング連続の4点

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
 
(遊)
西山
打遊
奧田 
(中)
山田
打中
井上 
(一)
濱本
打捕
眞鍋 
(DP)
佐々木
打DP
濱名 
(右)
杉山
右 坂本
 
(捕)一
粟倉
 
 
(左)
田邊
打左
西嶋 
(二)
森田
打二
松岡

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,桐越 信一