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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第1節

2013年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第1節
1勝1敗で通算2勝1敗の立ち上がり

 4月27日〜28日にかけ、愛媛県宇和島市丸山公園野球場で第1節が行われた。初日のデンソー戦は先制、中押しで終盤まで2点をリードするも、6回に四球、エラーのミスを発端に大量失点し手痛い逆転負け。翌日の日立マクセル戦は野手全員出場し12点を奪い、新人の小薗がリーグ初勝利。この結果、この節1勝1敗で通算成績2勝1敗の立ち上がりとなった。
 第2節は5月11日〜12日、三重県熊野市山崎運動公園くまのスタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(4月27日 通算成績:1勝1敗)

終盤、ミスから逆転されて大量失点 杉山のソロ、佐々木の3ランで追い上げるも及ばず

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 0 0 0 8 0 8
日立 1 0 0 1 0 1 3 6
  • 【バッテリー】★山中(6回1/3:1勝1敗),佐藤(2/3),畑迫(1回)−粟倉
  • 【本塁打】杉山(6回),佐々木(7回:3ラン)
  • 【二塁打】林(1回),田邊(4回) 【盗塁】松岡(4回)

試合レポート

昨年の4強との対決は両軍合わせて8四球と荒れた試合内容。先発の山中−粟倉のバッテリーはボールが先行し、フルカウントピッチング連続の苦しい展開。審判の判定が厳しいこともあったが、それは相手も同じ。出してはいけないところで四球を与え、それが致命傷となる。まずは初回表、ヒットと四球で一死一、二塁と走者を背負うが、ここは踏ん張って無失点で切り抜ける。

一方、打線は初回裏、相手左腕の近藤から先頭の林が左中間二塁打を放ち、いきなりのチャンスを演出。西山が林を三塁に進めると、山田がセンター前に弾き返し早くも先制点。

打線はその後、2,3回とランナーを出すがあと一本が出ない展開。すると4回表、山中が連打と四球で一死満塁の大ピンチ。しかし、ここから気迫の投球で次の打者を空振り三振、続く打者をフルカウントから見逃しの2者連続三振に切って取る。

直後の4回裏、代った相手投手の重藤に対し、ニ死から田邊が左中間へのエンタイトル二塁打で出塁。続く森田がしぶとくセンター前に運び貴重な追加点を奪う。さらに、地元出身の松岡が代走でリーグ戦初盗塁を決めてチャンスを広げるが、ここは1点どまり。

しかし、この2点をバッテリーが守れない。6回表、またもや連打と四球で4回と同じ状況を作り、一死満塁のピンチを招く。続く打者の内野ゴロを守備陣が痛恨のエラー。弾いた打球が外野に転がる間に2者に還られ、あっさり同点を許す。なおも一死ニ、三塁でセンター前に運ばれる逆転の2点タイムリー。ボール先攻の配球で四球を与え、さらに失策で失点と、それまでの粘りを自滅の形でフイにする。なおも代わった佐藤が2者連続のタイムリーと2ランを喫し、この回、ミスを発端として一気に大量8点を奪われる。

その裏、代わったテーラーから杉山がライトへ特大の1号ホームランで追撃。7回表、ルーキーの畑迫がリーグ戦初登板し、ランナーを出しながらも無失点で切り抜けて最終回の反撃に託す。すると、7回裏の最後の攻撃、西山のヒットと山田の四球で一死一、二塁とし、佐々木がレフトに特大の3ラン! 佐々木の今シーズン初ヒットが豪快な一発となり、2点差まで追い上げるが反撃もここまで。ミスからの大量失点が響く痛い逆転負けとなった。

[撮影]大木 浩
杉山、ライトへ特大のソロホームラン

[撮影]来條 美穂
佐々木、レフトへの豪快な3ランで追い上げるも及ばず

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
 
(遊)二
西山
 
 
(中)
山田
 
 
(一)
濱本
 
 
(DP)
佐々木
 
 
(右)
杉山
 
 
(捕)
粟倉
 
 
(左)
田邊
 
 
(二)
森田
走 松岡
遊 濱名 

対 日立マクセル戦(4月28日 通算成績:2勝1敗)

佐々木、大量点の口火を切る先制2点タイムリー! ルーキ小薗、リーグ戦初登板で初勝利

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 4 0 1 6 0 1 0 12
日立マクセル 0 1 0 0 1 1 0 3
  • 【バッテリー】☆小薗(5回:1勝),佐藤(1回),畑迫(1回)−粟倉(3回),眞鍋(4回)
  • 【本塁打】田邊(3回),林(4回:3ラン)
  • 【三塁打】田邊(6回) 【二塁打】佐々木(1回),杉山(4回),奥田(6回)
  • 【盗塁】山田(1,2回),井上(4,7回)

試合レポート

初回表、四死球でニ死二、三塁のチャンスを作ると、佐々木がセンターオーバーの痛烈なタイムリー二塁打を放ち早くも2点を先取。なおも連続四球で満塁とすると、田邊がセンター前に運びさらに2点を追加する。

一方、この試合の先発はルーキーの小薗。初回裏、ヒットと自らのフィルダースチョイスでいきなり無死一、二塁とランナーを背負うが、続くクリーンナップ3人を落ち着いて退ける堂々のピッチング。

しかし、2回表、先頭打者にフルカウントから投じた甘い球をセンターに放り込まれて失点。さらに一死から連打でニ、三塁と走者を背負うが、踏ん張って後続を断ち1点で切り抜ける。直後の3回表、一死から田邊が打った瞬間それと分かるセンターへの特大のホームラン! すぐに取り返して突き放す。

さらに4回表、山田の四球と佐々木のヒットなどで一死ニ、三塁とし、杉山の左中間への2点タイムリー二塁打で追加点。その杉山がワイルドピッチで三塁に進むと、粟倉が一、二塁間を破り8点目。続く代打の松岡が四球を選ぶと、林が右中間へ豪快に放り込む3ラン!

5回裏に小薗がタイムリーで1点を失うと、直後の6回表、田邊がこの日3本目のヒットとなる右中間三塁打でチャンスを演出。続く松岡のライトへの犠牲フライですぐに1点を取り返す。松岡はリーグ戦初打点。さらに続く奥田が右中間二塁打のリーグ戦初ヒットと新人が活躍。野手全員が出場し大勝を飾った。

[撮影]大木 浩
佐々木、大量点の口火を切る先制2点タイムリー!

[撮影]来條 美穂
小薗、リーグ戦初登板で初勝利

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)


奥田
(遊)
西山
打遊三
濱名
(中)
山田

眞鍋
(一)
濱本

坂本
(DP)
佐々木
走DP
井上
(右)
杉山

西嶋
(捕)左一
粟倉
 
(左)中
田邊
 
 
(二)
森田
打二
松岡

記録&記事:中山 友紀子,奥田 透,桐越 信一