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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第8節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第8節
1勝2敗と負け越し、決勝トーナメント進出に向け負けられない展開

 9月28日〜30日にかけて、埼玉県戸田市市営北部公園野球場で第8節が行われた。ナイターとなった初日の戸田中央総合病院戦は、2点のリードを山中が守れず延長での手痛いサヨナラ負け。翌日の日立マクセル戦は初回に先制されるがすぐに逆転する展開。終盤に詰め寄られるが、なんとか逃げ切っての勝利。最終日のトヨタ自動車戦は西山のタイムリーで先制するも、山中が逆転を許して惜敗。この結果、この節、1勝2敗と負け越し、決勝トーナメント進出に向け、もはや負けられない試合が続く。
 第9節は10月13日〜14日、地元神奈川県横浜市神奈川新聞スタジアム硬式野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 戸田中央総合病院戦(9月28日 日立ソフトウェア9勝7敗)

山中、2点のリードを守れず、延長での手痛いサヨナラ負け

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
日立ソフトウェア 1 0 1 0 0 0 0 0 2
戸田中央総合病院 0 0 0 2 0 0 0 1x 3
  • 【バッテリー】★山中(9勝5敗)−眞鍋
  • 【二塁打】濱本(1回)
  • 【盗塁】西山(2回),濱本(3回),田邊(5回)

試合レポート

初回表、一死から西山が相手エラーで出塁。盗塁と悪送球で西山が三塁に進むと、ニ死から濱本が左中間へのタイムリー二塁打を放ち、相手先発の李から早くも先制。さらに3回表、先頭の山田がライト前ヒットで出塁。すかさず盗塁を決め、西山が確実に三塁に送ると、続く林がライト前へ運んで追加点。

一方、先発の山中は1,2回を三者凡退の立ち上がり。3回裏、先頭打者に死球を与えて初めてランナーを出すが、続く打者の送りバントを濱本が素早く二塁へ送球し、併殺を完成させるビッグプレー!

しかし4回裏、山中は一死から左中間への初ヒットとなる二塁打を許し、さらにニ死から四球を与えて一、二塁とされると、続く5番打者にライト線への三塁打を喫して同点とされる。なおも逆転ランナーを三塁に背負うが、ここは力の投球で切り抜ける。

打線は5回以降、李からヒットを打てず。しかし、山中も5,6,7回と走者を背負うが得点を与えず試合はタイブレークに突入。延長8回表、タイブレーク走者の山田を西山が確実に三塁に進め、林がレフトへやや浅めのフライを打ち上げ、山田がホームに突っ込むが好返球によりタッチアウト。

その裏、敬遠で一塁を詰めて一、二塁とするが、続く打者の投手前送りバントを三塁にワンバウンドで投げて林が捕れずに無死満塁。続く4番打者を三振に仕留めるが、4回に同点タイムリーを喫した5番打者にセンター前に弾き返されてサヨナラ負け。決勝進出に向けて絶対に負けられない試合を落す手痛い敗戦となった。

[撮影]大木 浩
4番、濱本、先制のタイムリー!

[撮影]大木 浩
林、追加点となるライト前タイムリー!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

走 横沢
(一)
濱本
一 手塚
(右)
杉山
 
(二)
溝江
 
(DP)
粟倉
打 来條
(捕)
眞鍋
 
(左)
田邊
 

対 日立マクセル戦(9月29日 日立ソフトウェア10勝7敗)

粟倉、逆転打! 田邊、今リーグ戦初のホームラン!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立マクセル 1 0 0 1 0 0 2 4
日立ソフトウェア 2 1 1 1 1 0 x 6
  • 【バッテリー】☆山中(4回:10勝5敗),佐藤(2回1/3),山中(2/3)−眞鍋
  • 【本塁打】田邊(2回) 
  • 【盗塁】濱本(1回),杉山(3回),溝江(3回)

試合レポート

初回表、昨夜から連投となった山中が先頭打者にセンター前ヒットを許し、さらに続く打者に右中間を破られ打者2人で早くも失点。一方、打線は初回裏、西山、林の連続ヒットで一死ニ、三塁のチャンスを作ると、濱本がライト前へ同点タイムリー。さらにニ死ニ、三塁で粟倉がセンター前に逆転打を放ち、すぐに試合をひっくり返す。

2回裏には田邊が今シーズンのリーグ戦初ホームランをライトに運んで追加点。さらに3回裏には粟倉の犠牲フライで4点目を挙げる。

この日の山中はボール先行の苦しいピッチング。4回表にホームランで1点を返されるが、直後の4回裏、濱本のタイムリーで打線がすぐに取り戻す。5回からは今シーズンのリーグ戦初登板となった佐藤がリリーフ。連続ヒットでいきなりのピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を退ける。

打線は5回裏に相手エラーで6点目を追加。しかし、終盤から勝負どころでのバッテリーの配球が単調になりはじめ、佐藤が7回に一死満塁から三塁強襲ヒットで1点を返されたところで山中がリエントリー。山中も力勝負でタイムリーを喫し2点差に追い上げられる。最後は併殺でなんとか逃げ切ったが、バッテリー、野手共に終盤にバタバタし、4点という点差を考えた状況判断に課題が残る内容となった。

[撮影]大木 浩
粟倉、逆転タイムリー!

[撮影]大木 浩
田邊、今リーグ戦の初ホームラン!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
 
(遊)
西山
打 森田
 
(三)

 
 
(一)
濱本
打 坂本
一 手塚
(右)
杉山
 
 
(二)
溝江
 
 
(DP)
粟倉
 
 
(捕)
眞鍋
打 濱名
 
(左)
田邊
 
 

対 トヨタ自動車戦(9月30日 日立ソフトウェア10勝8敗)

西山のタイムリー三塁打で先制するも、逆転を許して惜敗

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 0 0 1 0 0 0 0 1
トヨタ自動車 0 0 1 1 0 0 x 2
  • 【バッテリー】★山中(10勝6敗)−眞鍋
  • 【三塁打】西山(3回)

試合レポート

3連投となった山中は初回表、先頭のワトリーに内野安打で出塁されると、続く打者の内野ゴロを守備陣がエラー。いきなり無死一、二塁のピンチを招き、走者釘付けでニ死までこぎ着けるが、続く打者にフルカウントから四球を与えて満塁。さらに次の打者にもフルカウントとなるが、内野ゴロを打たせて切り抜ける。

一方、打線は初回は三者凡退で終わるが、2回表、一死から溝江が一、二塁間を破るヒットで出塁。粟倉が二塁に送り、さらに溝江がデイレードスチールで三塁に進んでチャンスを広げるが、点に結びつけられない。

3回表、ニ死から山田が内野安打で出塁。すかさず盗塁を決めると、続く西山がライト線ギリギリに落ちるタイムリー三塁打! ワンチャンスをものにして先制する。しかし、山中はその裏、先頭のワトリーにヒットを許し、ニ死三塁から4番にタイムリーを喫してすぐに同点に追い付かれる。さらに山中は4回裏、一死から7番にセンターに放り込まれて勝ち越しを許す。

5,6回と山中はランナーを出しながらも堅実な守備にも助けられ無失点。打線は5回に西山のヒットでニ死二塁のチャンスを作るが得点出来ず。7回表は三者凡退で終わり、アボットから12三振を奪われての1点差負け。この節、初日の負けが響き、通算成績10勝8敗と、決勝進出に向けて残り試合は絶対に負けられない状況となった。

[撮影]大木 浩
西山、アボットから先制のタイムリー三塁打!!

[撮影]大木 浩
山中、首位チーム相手に3連投で挑むも惜敗

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

 
(一)
濱本
 
(二)
溝江
 
(DP)
粟倉
打 森田
(捕)
眞鍋
 
(右)
杉山
 
(左)
田邊
 

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,桐越 信一