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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
連勝を飾り、単独4位に浮上

 9月8日〜9日にかけて、愛知県名古屋市瑞穂公園野球場で日本リーグ第7節が行われた。初日の大鵬薬品戦は、初回にいきなり1点を先行されるがすぐに追いつき、4,5回に1点ずつ奪って逆転勝ち。翌日のデンソー戦は濱本のエンドランで挙げた虎の子の1点を山中が散発3安打完封で守りきって連勝。この結果、通算成績9勝6敗とし、単独4位に浮上した。
 第8節は、9月28日〜30日、埼玉県戸田市市営北部公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 大鵬薬品戦(9月8日 日立ソフトウェア8勝6敗)

林、同点打! 粟倉の勝ち越しタイムリーなどで逆転勝ち

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
大鵬薬品 1 0 0 0 0 0 0 1
日立ソフトウェア 1 0 0 1 1 0 x 3
  • 【バッテリー】☆山中(6回2/3:8勝4敗),山口(1/3)−眞鍋(6回)
  • 【二塁打】山田(1,5回) 【盗塁】井上(5回)

試合レポート

初回表、先発の山中は一死からセンター前ヒットを許し、さらに盗塁を決められて得点圏に走者を背負うと、ニ死から4番にセンター前に落とされ、いきなりの失点。

1点を追いかける形となった打線は、その裏、先週の試合に続きこの日も1番に入った山田が左中間フェンス直撃の二塁打でチャンスを演出。続く西山が四球で歩くと、3番林がセンター前に運んで同点。なおも無死一、二塁のチャンスが続くが、相手先発江本のチェンジアップに翻弄され、走者釘付けのまま後続が凡退する。

山中は3,4回と得点圏に走者を背負うが、踏ん張って無失点で切り抜ける。一方、打線は2,3回と連続の三者凡退に終わり、チェンジアップへの対応が出来ずに良いところ無し。しかし、4回裏、一死から杉山が、そのチェンジアップを狙いライト前で出塁。さらにニ死二塁から粟倉がセンター前に勝ち越しのタイムリー!

直後の5回表、山中はヒット2本を許し、ニ死一、三塁のピンチを招くが、ここも落ち着いた投球で切り抜ける。するとその裏、一死から山田が右中間へ、この試合2本目の二塁打で出塁。さらにワイルドピッチで山田が三塁に進むと、西山がエンドランを決めて貴重な追加点。

山中は2回を除き毎回の7安打を許して走者を背負うが、7回ニ死まで最少失点のピッチング。最後は山口が抑えてゲームセット。打線はチェンジアップにてこずり、相手のヒット数を下回るものの、数少ないチャンスを生かして得点し、勝利に結びつける内容となった。

[撮影]浜田 弘志
1点を先行された直後の林の同点打!

[撮影]浜田 弘志
粟倉、勝ち越しタイムリー!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

走 井上
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(二)
溝江
打 来條
(DP)
粟倉
走 横沢
(左)
田邊
打 森田
(捕)
眞鍋
 

対 デンソー戦(9月9日 日立ソフトウェア9勝6敗)

濱本、決勝のエンドラン! 山中、散発3安打完封で守り切る

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 1 0 1
デンソー 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆山中(9勝4敗)−眞鍋
  • 【二塁打】林(1回),溝江(5回) 【盗塁】山田(3回)

試合レポート

打線は今シーズンから日本リーグに加入したテーラーに対し、初回表、ニ死から3番の林が右中間二塁打を放って出塁するもチャンスを生かせず。3回表には一死から田邊がセンター前に弾き返して出塁。ニ死から入れ替わり走者の山田が盗塁を決めて二塁に進むが、ここも得点に結び付かず。

一方、先発の山中は初回ニ死から四球を与えるものの、2回は三者凡退と上々の立ち上がり。3回裏、先頭打者にフルカウントから四球を与え無死のランナーを出すものの、送りバントを林が判断よく二塁に投げて封殺。守備にも助けられて切り抜ける。さらに4回裏、一死から内野安打で出塁されるが、続く打者のセンターへ抜けそうな当たりを溝江がバックハンドキャッチ。そのままグラブトスし4-6-3の併殺を完成させるビッグプレー!

直後の5回表、ニ死からその溝江が左中間二塁打でチャンスを作る。続く田邊の痛烈な打球はショート真っ正面。なかなかあと1本が出ず、テーラーを攻略できない展開が続く。するとその裏、やや配球が単調になってきたか、一死から山中が右中間へのエンタイトル二塁打で初めて得点圏に走者を背負う。しかし、ここも後続を抑えて得点を許さない。

6回表、先頭の山田がライト前ヒットで出塁。西山が確実に送って後ろに託すと、続く林は二塁後方にポトリと落ちるヒットで一、三塁とチャンスを広げる。ここで続く濱本がエンドランを決め、山田がホームに滑り込んでついに均衡を破る。

その裏、山中は先頭打者に内野安打を許すが、この回から守備に入った一塁の手塚が、次の打者のライナーをガッチリとキャッチして併殺に仕留めてピンチを切り抜ける。山中は最終回のデンソーの攻撃は三者凡退で締め、散発3安打完封勝ち。ワンチャンスを確実に得点し、これを守り切って大きな勝利をものにした。

[撮影]大木 浩
濱本のエンドランで山田が決勝のホームイン!

[撮影]大木 浩
山中、散発、3安打完封勝ち!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

走 井上
(一)
濱本
一 手塚
(右)
杉山
 
(DP)
粟倉
 
(捕)
眞鍋
 
(二)
溝江
 
(左)
田邊
 

記録&記事:滝野 大輔,奥田 透,桐越 信一