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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第6節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第6節
後半のリーグ戦開始 1勝1敗で同率5位に一歩後退

 9月1日〜2日にかけ、千葉県千葉市千葉総合スポーツセンター野球場で、後半のリーグ戦である第6節が行われた。前半戦を6勝5敗、同率4位で折り返した我が日立ソフトウェアは、初戦、Hondaと対戦。2回に溝江、林のタイムリーなどで挙げた3点を山中が1失点に抑えて守りきり、完投で後半戦白星発進。雨天順延で月曜日の試合となったルネサスエレクトロニクス高崎戦は、山中がランナーを出しながらも粘りのピッチング。しかし、最後の最後に守備のミスが出て1点差の惜敗。この結果、通算成績7勝6敗と同率5位に一歩後退した。
 第7節は、9月8日〜9日、愛知県名古屋市瑞穂公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 Honda戦(9月1日 日立ソフトウェア7勝5敗)

溝江、先制のタイムリー二塁打! 山中、完投で後半戦、白星発進!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
Honda 0 0 0 0 0 1 0 1
日立ソフトウェア 0 3 0 0 0 0 x 3
  • 【バッテリー】☆山中(7勝3敗)−眞鍋
  • 【二塁打】溝江(2回)
  • 【盗塁】林(2回),西山(2回),杉山(3回)

試合レポート

後半戦が開幕。初回裏、西山、山田が四球で歩きニ死一、二塁の先制チャンスを作るが得点出来ず。一方、先発の山中は初回を三者凡退。2回表、先頭打者に死球を与え、二塁に送られて得点圏走者を背負うが無失点で切り抜ける。

2回裏、先頭の杉山がストレートの四球を選んで出塁。その後、ニ死三塁と走者を進め、溝江が右中間へのエンタイトル2ベースを放って先制。続く林のライト前ヒットで、溝江が好走塁でホームを陥れ追加点。さらに西山の打席で林が相手の隙を突き三塁へのディレードスチールを決めると、死球で歩いた西山も盗塁を決めニ死ニ、三塁。続く濱本の打球はセカンドゴロになるが相手エラーで3点目。

山中は4回表、ヒットと四球などで一死一、二塁と走者を背負うが、西山の美技などにも助けられ、1点も与えない力投を続ける。追加点の欲しい打線は3回以降、走者を出すものの決定打が出ない。

6回表、山中は一死から死球を与えて走者を背負うと、続く打者にセンター前ヒットを許す。ここで内野陣が打者走者を一、二塁間に挟むものの、この間にホームを突かれ、バックホームも間に合わず失点。さらにランナーを残して一死二塁とピンチが続くが、ここから山中が踏ん張り、最少失点で切り抜ける。

山中は最終回、一死から四球を与え、さらにヒットで一、二塁のピンチを招く。しかし、続く打者を三振に仕留め、ここで三塁を狙った走者を眞鍋が刺してゲームセット。後半戦の開幕、白星発進した。

[撮影]大木 浩
山中、完投で7勝目を挙げる

[撮影]大木 浩
溝江、先制のタイムリー二塁打!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(捕)
眞鍋
打 森田
(右)
杉山
 
(DP)
粟倉
 
(左)
田邊
 
(二)
溝江
 

対 ルネサスエレクトロニクス高崎戦(9月3日 日立ソフトウェア7勝6敗)

山中、力投実らず 最後の最後で守備のミスにより1点差に泣く

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ルネサスエレクトロニクス高崎 0 0 0 0 0 0 1 1
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★山中(7勝4敗)−眞鍋

試合レポート

初回表、先発の山中は一死から死球でランナーを出すが、続く3番を注文通り6-4-3の併殺打に仕留める立ち上がり。一方、打線は相手先発の上野に対し、ここ一番で敬遠されることの多い山田を1番に起用するオーダー。しかし、初回は簡単に3人で片付けられる。2回表、山中は先頭打者に死球を与え、続く打者にサードの頭を越えるポテンヒットを喫し、無死一、二塁のピンチを招く。しかし、ここから踏ん張り、二者をベースに釘付けのまま無失点で切り抜ける。

その裏、この日4番に入った濱本がセンター前でチャンスを作る。しかし、濱本を二塁に進めることも出来ず、上野の前に後続が抑えられる。3回は三者凡退で終わらせた山中であったが、4回表、先頭の3番にライト前ヒットを許し無死のランナーを背負うと、続く4番にはフルカウントから四球を与えて一、二塁。ここでバントで送られニ、三塁とされると、ベンチは続く打者を敬遠し満塁策をとる。これが見事に当たり、続く打者を6-2-3の併殺打に仕留め、最大のピンチを脱する。

その裏、先頭の西山が相手エラーで出塁。続く林がキッチリと二塁に進めてチャンスを広げると、ニ死から杉山がセンター前に弾き返し、西山が果敢にホームに突っ込むがタッチアウト。

6回表、山中は疲れからかボールが高目に浮き出し、先頭打者にフルカウントから四球。続く4番に送られて二塁に走者を背負い、さらに続く打者の内野ゴロでニ死三塁とされると、ここからストライクが入らずストレートの四球を与えて一、三塁。しかし、続く打者を見逃しの三振に仕留めて1点も与えない力投を続ける。

7回表、山中は一死から四球を与え、二塁に送られてニ死二塁。ここで続く打者にレフト前に落とされると、ホーム返球を焦ったか外野守備の乱れが出る間にホームインされ、手痛いエラーでついに失点。その裏、一死から濱本がレフト前ヒットで出塁。続く代打の来條がしぶとく四球を選んで食い下がるが、後が続かず。接戦のとき、ミスした方が負けるという定石通りの内容となり、同率5位に一歩後退した。

[撮影]森下 そのみ
山中、6回無失点の粘りの投球も実らず

[撮影]森下 そのみ
杉山のタイムリーで西山がホームを突くも・・・

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

 
(一)
濱本
走 井上
(右)
杉山
打 来條
(二)
溝江
 
(左)
田邊
 
(捕)
眞鍋
(DP)
粟倉
打 森田

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,桐越 信一