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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第5節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第5節
通算成績6勝5敗 同率4位で前半戦折り返し

 6月2日〜3日にかけ、北海道函館市函館千代台公園野球場で、日本リーグ1部前半の最後の節となる第5節が行われた。初日の戸田中央総合病院戦は、林の今シーズン第1号の先制2ランなど11安打で大量8点を奪い、山中、山口の完封リレーで完勝。翌日のデンソー戦は、打線が2安打と沈黙して完封負け。この結果、この節、1勝1敗で通算成績6勝5敗、同率4位で前半戦を折り返す結果となった。
 なお、後半の開幕となる第6節は、9月1日〜2日、千葉県千葉市千葉総合スポーツセンター野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 戸田中央総合病院戦(6月2日 日立ソフトウェア6勝4敗)

林、第1号の先制2ラン!! 西山の通算200安打など、11安打で大量8点! 山中、山口完封リレー

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 2 2 1 3 0 x 8
  • 【バッテリー】☆山中(5回:6勝2敗),山口(2回)−眞鍋
  • 【本塁打】林(2回:2ラン) 【二塁打】森田(7回)
  • 【盗塁】溝江(3回),林(5回),近澤(6回)

試合レポート

先発の山中は初回表、先頭打者に内野安打で出塁され、ニ死二塁と得点圏に走者を背負うが、後続を三振に切って取る立ち上がり。一方、打線はその裏、相手先発の李に対し、ニ死から濱本がセンター前ヒットで出塁。続く山田の四球、杉山のピッチャー強襲ヒットで満塁のチャンスを作るが得点出来ず。

しかし2回裏、一死後、眞鍋がストレートの四球で出塁。代走の井上を田邊が送ってニ死二塁とすると、続く林がセンターオーバーの今シーズン第1号となる先制の2ランホームラン!!

さらに3回裏、山田の四球、杉山の内野安打でニ死ニ、三塁のチャンスに、溝江のセンター前への浅いフライにショートが追い付くも落球(記録はヒット)、2者が生還し2点を追加する。4回裏には先頭の田邊のヒットと相手エラーで一死一、三塁とし、濱本がレフトへ犠牲フライを打ち上げて5点差と突き放す。

まだまだ打線は手を緩めず、5回裏、代打森田のヒット、眞鍋の死球でニ死一、二塁とし、林がレフトへタイムリー。さらにニ、三塁から西山のレフト前ポテンヒットで2者が生還。西山はこのヒットでリーグ通算200安打の偉業達成。
(1部リーグの通算200安打は歴代11人目で、日立ソフトウェアとしては馬渕、山田に続く3人目)

山中はランナーを出しながらも要所を締め、危なげない投球で5回を散発3安打で零封。6回からは山口が登板し無失点に抑えての完封リレー。守っては内野陣が2つの併殺を完成させるなど手堅い守備を見せ、走攻守に渡り隙のない内容で完勝した。

[撮影]亀田 悦子
林、今シーズン第1号は先制となる2ラン!

[撮影]亀田 悦子
西山、リーグ通算安打200本達成!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 

(遊)
西山
走遊
濱名
(一)
濱本
打一
手塚
(中)
山田
打中
坂本
(右)
杉山
打右
玉利
(DP)
粟倉
打DP
森田
(二)
溝江
打 近澤
 
(捕)
眞鍋
走 井上
 
(左)
田邊
左 横沢
 

対 デンソー戦(6月3日 日立ソフトウェア6勝5敗)

打線、わずか2安打に抑えられ、完封負け 同率4位で前半折り返し

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 1 0 0 1 1 0 1 4
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★山中(4回2/3:6勝3敗),山口(1/3),高橋(2回)−眞鍋(6回),粟倉(1回)

試合レポート

初回表、先発の山中は一死後、2番打者に甘く入った球をレフトに放り込まれていきなり失点。一方、打線は今シーズンから加入したテーラーに対し、一死から西山が四球で出塁。続く濱本がエンドランを決め、さらに盗塁でニ、三塁と絶好の同点機を作るが山田、森田と倒れて得点ならず。

2回表、山中は先頭打者にライト前ヒットを許し、さらにストレートの四球で無死一、二塁のピンチを招く。しかし、ここから3者連続三振を奪う力投を見せる。1点を追いかける打線は3回裏、田邊の死球で無死のランナーを出し、その後、ニ死三塁と走者を進めるが、あと1本が出ない。

4回表、山中は一死から6番打者にど真ん中の球をセンターに放り込まれて2点目を失う。さらに四球、左中間二塁打を喫し一死ニ、三塁。続く打者に死球を与え満塁と傷口を広げるが、次の打者を自らの守備で併殺に仕留め、最少失点で切り抜ける。

打線の援護がない中、山中は5回表、先頭打者にレフトフェンス直撃の二塁打を許し、さらに内野安打で一死一、三塁とされ、続く打者にライト前にタイムリーを喫して3点目を奪われる。その後、山口、高橋と繋ぐが6回表、その高橋は連続ヒットで無死の走者を2人背負い、続く打者にセンター前に運ばれる。二塁ランナーがホームに突っこむが、山田のバックホームを眞鍋が走者をブロックして阻止。眞鍋の身体を張ったプレーなどで、ここを無失点で切り抜ける。

しかし、高橋は7回表、ヒットと四球でニ死一、三塁からライト前タイムリーで失点。打線はテーラーの前に濱本と森田のわずか2安打と沈黙。今シーズン2度目の完封負けを喫し、前半戦、同率4位と厳しい状況での折り返し。後半の巻き返しに期待したい。

[撮影]亀田 悦子
眞鍋、身体を張ったプレーで失点を阻止

[撮影]亀田 悦子
前日200安打を達成した西山に応援団から花束の贈呈

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
 
(遊)
西山
 
 
(一)
濱本
 
  
(中)
山田
 
 
(DP)
森田
走 横沢
 
(右)
杉山
 
 
(二)
溝江
 
 
(捕)
眞鍋
打 来條
捕 粟倉
(左)
田邊
 
 

記録&記事:滝野 大輔,徳田 政昭,桐越 信一