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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
1勝1敗で通算成績4勝3敗 同率4位

 5月19日〜20日にかけ、栃木県宇都宮市総合運動公園硬式野球場で、日本リーグ1部第3節が行われた。初日のHonda戦は、溝江の今シーズン第1号などで6点を奪い、先発の山中が6回を零封して快勝。翌日のトヨタ自動車戦は、山口が被安打5ながら2本のホームランを許し、打線はアボットの前に13三振を喫して敗戦。この結果、この節を1勝1敗で通算成績4勝3敗、同率4位につけている。
 第4節は5月26日〜27日、広島県東広島市東広島運動公園野球場(アクアスタジアム)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 Honda戦(5月19日 日立ソフトウェア4勝2敗)

溝江、今シーズン第1号!! 山中、6回を零封し快勝

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 1 1 0 0 1 3 0 6
Honda 0 0 0 0 0 0 1 1
  • 【バッテリー】☆山中(6回:4勝1敗),山口(1回)−眞鍋
  • 【本塁打】溝江(2回) 
  • 【盗塁】西山(1回),濱本(1,3回)

試合レポート

初回表、一死後、西山がセンター前ヒットで出塁。濱本の送りバントを相手内野陣がエラーし、一死一、三塁。続く山田の打席でディレードスチールを敢行。ランナーが二塁に走り、相手キャッチャーが二塁に送球する間に西山がホームを陥れ、これが結果的にダブルスチールとなり、まずは1点先制。

さらに2回表、この回の先頭の溝江が右中間への大飛球。これがギリギリではあったが、フェンスを飛び越す、今シーズンの第1号となるホームラン!!

一方、先発の山中は立ち上がりから走者を背負う苦しいピッチング。初回の一死二塁、2回の二死一、三塁、3回の二死一、三塁と、いずれも得点圏にランナーを置くピンチの連続。しかし、これら全てを踏ん張って無失点で切り抜ける。

突き放したい打線は5回表、先頭の山田がセンター前ヒットで出塁。代打の来條が確実に二塁へ送ると、続く杉山のショートゴロは相手のエラーを誘い、この間に山田が生還して貴重な追加点。さらに6回表、一死後、四球と相手エラーで一死一、二塁。続く濱本が四球を選んで満塁とすると、山田がフルカウントから、押し出しの四球を選んで1点追加。さらに代打の森田のショート強襲ヒットで2点目。二死となるが溝江がファウルで粘り、これまた押し出しの四球を選び、この回3点を奪ってリードを6点に広げる。

山中は序盤こそ得点圏にランナーを背負うが、4,5,6回は全て三者凡退と尻上がりに調子を上げ、最終回は山口が登板。山口は3本のヒットを集中されて1点を失うが、大量点に守られて快勝。翌日のトヨタ自動車戦に向け、まずは落とせない試合を確実に勝利へと結びつけた。

[撮影]大木 浩
溝江、右中間への今シーズン第1号!

[撮影]滝野 大輔
山中、尻上がりに調子を上げ、6回を零封

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

走 井上
 
(遊)
西山
 
 
(一)
濱本
一 手塚
 
(中)
山田
 
(DP)
粟倉
打DP 来條
打 森田
(右)
杉山
 
 
(二)
溝江
 
 
(捕)
眞鍋
走 横沢
 
(左)
田邊
打 玉利
 

対 トヨタ自動車戦(5月20日 日立ソフトウェア4勝3敗)

山口、被安打5と力投するも、2本のホームランで敗戦

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
トヨタ自動車 1 0 0 0 0 1 0 2
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★山口(6回:2敗),高橋(1回)−眞鍋
  • 【盗塁】西山(1回),井上(5回)

試合レポート

開幕から負けなしで首位を走るトヨタ自動車に対し、打線は豪腕アボットの攻略、投手陣は1番のワトリーをいかに封じるかが鍵となる試合。この試合の先発は山口。初回表、先頭のそのワトリーに、右中間への特大のホームランを喫し、いきなり失点。しかし、山口はその後、5回まで被安打3と力投し打線の反撃を待つ。

その打線は相手先発のアボットに対し、初回裏、一死から西山がセンター前ヒットで出塁。さらに山田の四球、眞鍋の死球などでニ死満塁とするが、後続が三振に切って取られ得点出来ず。

なんとかしたい打線は5回裏、ニ死から田邊が死球で出塁。ここで代走に井上を送ると、その井上がリーグ戦初盗塁を決めチャンスを演出。しかし、ここでもアボットに力でねじ伏せられる。

6回表、山口はこの回の先頭の3番に、高目の甘い球をレフトに運ばれ2点目を失う。さらにニ死二塁からセンター前に弾き返され、二塁走者がホームを狙うが、ここで山田のレーザービームが炸裂し、本塁タッチアウト。直後の6回裏、濱本、山田の連続ヒットで一死一、二塁とチャンスを作るが、後続が連続三振で退けられる。

7回は高橋が登板し、見事に三者凡退で片付けると、最後に田邊、林の連続ヒットでニ死一、三塁と見せ場を作る。しかし、反撃もここまで。ヒット数は同じ5本ながら、相手はそのうちの2本がホームラン。打線は要所でアボットに三振を奪われ、チーム合計13個。後半戦のリベンジに期待したい。

[撮影]滝野 大輔
山口、被安打5と力投するが・・・

[撮影]滝野 大輔
高橋、最終回を三者凡退に切って取る

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(一)
濱本
走 横沢
(中)
山田
 
(捕)
眞鍋
 
(二)
溝江
 
(DP)
森田
 
(右)
杉山
 
(左)
田邊
走 井上

記録&記事:古園 敏幸,桐越 信一