ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第2節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第2節
連日の大量得点と完封劇で連勝し、白星先行

 5月12日〜13日にかけ、地元、神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎公園野球場で日本リーグ1部第2節が行われた。連日、1,000人を越す大応援団が熱い声援を送る中、初日のシオノギ製薬戦は、濱本、山田の連続ホームランなど11安打で7点を奪って圧勝。翌日の佐川急便戦は初回にいきなり5点を奪うと、粟倉の2号2ランなども飛び出して8点を奪い、投手陣も連日の完封劇を見せて完勝。この結果、通算成績3勝2敗と白星が先行した。
 第3節は5月19日〜20日、栃木県宇都宮市総合運動公園硬式野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬戦(5月12日 日立ソフトウェア2勝2敗)

濱本2ラン、山田3号ソロ! 3,4番の連続ホームランなど、11安打で7点を奪い圧勝!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 1 0 0 1 2 3 0 7
シオノギ製薬 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆山中(5回1/3:2勝1敗),山口(1回2/3)−眞鍋
  • 【本塁打】濱本(6回:2ラン),山田3号(6回)
  • 【三塁打】山田(1回),森田(5回)

試合レポート

一塁側スタンドがオレンジ色に染まる中、初回表、先頭の林がセンター前ヒットで出塁。一死から濱本が二塁に送ると、続く4番の山田がライト線へのタイムリー三塁打を放って早くも先制。一方、先発の山中は立上りを三者凡退と上々の滑り出しを見せる。

3回表、林がまたもや先頭打者としてライト前ヒットで出塁。さらに濱本のヒット、山田の四球で一死満塁の絶好の追加点チャンスを作るが、ここは後続なし。しかし、4回表、杉山、溝江の連続ヒットで無死一、二塁。田邊が確実に送った一死二、三塁で、この日絶好調の林がレフトへの痛烈なライナー。これが犠牲フライとなり待望の追加点。

さらに5回表、一死から山田が四球で出塁。二死となるが、ここでベンチが代打に森田を送ると、その森田が初球を叩き、右中間へのタイムリー三塁打を放って3点目。続く杉山もライト前に運び、この回、2点を追加して4点差とリードを広げる。

まだまだ攻撃は続き、6回表、一死から西山が相手エラーで出塁。続く濱本は左中間にライナーで飛び込む今シーズン第1号となる決定的な2ランホームラン! さらに山田もセンターオーバーの第3号! 3,4番の連続ホームランなど、打線は11安打を放って大量7点を奪う猛攻を見せる。

山中は4,5回に先頭打者を出塁させるが打たせて取るピッチングで後続を抑え、5回1/3を被安打4。リリーフの山口もヒット1本は許すが、危なげなく抑えての完封リレー。この試合、選手20人が出場し、地元大応援団の熱い声援に大いに応える内容となった。

[撮影]新留 幸一
濱本、今シーズン第1号は決定的な2ラン!!

[撮影]大木 浩
連日、1,000名を越す大応援団でスタンドが埋まる

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

打 井上
三 齋藤
(遊)
西山
遊 濱名
 
(一)
濱本
一 手塚
 
(中)
山田
 
 
(捕)
眞鍋
打 横沢
 
(DP)
粟倉
打指 森田
 
(右)
杉山
打 来條
 
(二)
溝江
打 坂本
 
(左)
田邊
打 玉利
 

対 佐川急便戦(5月13日 日立ソフトウェア3勝2敗)

粟倉の2号2ランなど、この日も大量点! 投手陣も連日の完封劇で連勝を飾る

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
佐川急便 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 5 1 0 0 2 0 x 8
  • 【バッテリー】山中(6回:3勝1敗),高橋(1回)−眞鍋
  • 【本塁打】粟倉2号(5回:2ラン) 【三塁打】眞鍋(1回),林(2回)
  • 【二塁打】濱本(1回) 【盗塁】横沢(1回)

試合レポート

昨日同様、オレンジ色の大応援団が見守る中、初回表、先発の山中は連続ヒットで無死一、二塁のピンチを招き、一死は取るが続く4番に四球を与えて満塁とされる。次の打者のライトフライに対し、杉山のバックホームに間に合わないと思った三塁走者はホームに突っ込まず。しかし、ここで二塁走者が飛び出しており、これを挟殺して事なきをえる。

その裏、先頭の林がライト前ヒットで出塁。西山が確実に送ると、濱本がチェンジアップを引き付け、センターオーバーの先制タイムリー! 続く山田の四球とワイルドピッチで二死二、三塁とチャンスを広げると、粟倉がセカンドゴロで懸命に一塁にスライディングし、これを内野安打として追加点。さらに溝江が四球を選んで満塁とすると、ここまで打撃不振に陥っていた眞鍋がライトオーバーの走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、初回から一挙に5点を奪う猛攻を見せる。

打線はさらに2回裏、林がこの回の先頭打者としてライト線への三塁打でチャンスを演出。西山、濱本はいずれもショートゴロに倒れて二死となるが、ここまで打率5割の山田が詰まりながらもレフトに落として1点追加。

山中は1,3,4回に得点圏に走者を背負うが無失点で切り抜けると、5回は三者凡退。すると直後の5回裏、四球で出塁した山田を二塁に置き、粟倉がライトへ会心の当たり。これが第2号2ランホームランとなり、8点差と大きくリードを広げる。

最終回は新人の高橋が登板。高橋は制球が定まらず四球でランナーを出すものの、内野陣の併殺などでゲームセット。打線は連日の大量点を奪い、投手陣は連日の完封リレーと理想的な勝利。この日も18人が出場して地元大会での連勝を飾り、通算成績3勝2敗と白星が先行した。

[撮影]新留 幸一
粟倉、2号2ランを含む3安打の猛打賞!

[撮影]新留 幸一
山中、連日の零封で3勝目を挙げる

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

打 齋藤
(遊)
西山
打遊 濱名
(一)
濱本
一 手塚
(中)
山田
 
(右)
杉山
 
(DP)
粟倉
走 横沢
(二)
溝江
打二 森田
(捕)
眞鍋
打 玉利
(左)
田邊
打左 井上

記録&記事:古園 敏幸,中山 友紀子,滝野 大輔,桐越 信一