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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第1節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第1節
1勝1敗で通算成績1勝2敗 黒星先行の苦しい立ち上がり

 4月21日〜22日にかけ、兵庫県尼崎市ベイコム野球場(記念公園野球場)で第1節が行われた。初日の大鵬薬品戦は打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な得点を挙げ、山中が5安打に封じて今シーズン初勝利。翌日の太陽誘電戦は序盤に5失点を喫する展開。山田の2打席連続、粟倉のリーグ戦初ホーマーで追撃するも届かず。この結果、この節1勝1敗で通算1勝2敗と黒星先行の苦しい立ち上がりとなった。
 第2節は5月12日〜13日、地元、神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 大鵬薬品戦(4月21日 日立ソフトウェア1勝1敗)

杉山、2打点の活躍! 山中、リーグ戦初完投は5安打完封劇

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 1 0 0 1 0 0 1 3
大鵬薬品 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆山中(1勝1敗)−眞鍋
  • 【三塁打】山田(7回)

試合レポート

開幕戦、逆転サヨナラ負けの黒星スタートとなったため、勝って勢いをつけたい試合。初回表、先頭の林がフルカウントから四球で出塁。西山がきっちりと二塁に進め、山田の四球などで二死一、三塁。ここでこの日5番に復活した杉山がライトへクリーンヒット。初回から早くも1点を先制する。

一方、この日の先発も開幕戦に続いて山中。初回は簡単に三者凡退で仕留めるが、2回裏、4,5番に連続ヒットを許して無死一、二塁とピンチを招く。しかし、ここから踏ん張り、後続を断ち切って1点も与えない。

打線は2,3回と走者を出しながらも得点に結び付けられない展開となるが、4回表、一死後、粟倉がリーグ戦初ヒットとなる内野安打で出塁。二死となるものの田邊がセンター前で繋ぐと、林もライト前で続いて、満塁とチャンスを広げる。ここで西山がレフト前にクリーンヒット! 中盤で貴重な追加点を奪う。

山中は3回裏、先頭打者をヒットで出塁させるも自らの打球処理で併殺に切って取る。さらに4回裏、先頭打者を四球で出塁させ、続く4番にレフトへ運ばれて無死一、二塁。ここでも後続を三振、併殺に仕留めて切り抜ける。

7回表、二死から山田が左中間三塁打を放って今シーズンの初ヒット。続く杉山がきれいにセンター前に運んでこの日2打点目となる大きなダメ押し点。

7回裏、山中は簡単に三人で退けてリーグ戦初完投が初完封。奇しくも昨年と同様にチーム初勝利は2戦目の大鵬薬品戦で、このときの勝利投手も山中。開幕戦の反省を生かし、堂々のピッチングでチームに今シーズンの初勝利をもたらした。

[撮影]大木 浩
杉山、先制、ダメ押しの2打点を挙げる活躍

[撮影]滝野 大輔
山中、リーグ戦初完投は完封勝利!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(右)
杉山
 
(捕)
眞鍋
打 森田
(DP)
粟倉
走 井上
(二)
溝江
 
(左)
田邊
 

対 太陽誘電戦(4月22日 日立ソフトウェア1勝2敗)

序盤に5失点 山田の2打席連続、粟倉の初ホーマーなどで追撃するも届かず

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
太陽誘電 0 5 0 1 0 0 1 7
日立ソフトウェア 0 1 0 2 0 0 1 4
  • 【バッテリー】★山口(1敗:1回1/3),山中(2回2/3),高橋(3回)−眞鍋
  • 【本塁打】山田(2回,4回:2ラン),粟倉(7回)

試合レポート

この試合の先発は今シーズン初登板となる山口。その山口は1回表のピンチを切り抜けるものの、2回表、先頭打者にセンター前ヒットを許して二塁に送られると、続く打者にもセンター前に運ばれて一、三塁。さらに続く打者に前進守備の間を抜かれて失点。なおも1番打者に初球のストレートを狙われ、ライトオーバーの3ランを喫して4点目を奪われる。

なおも山口は続く打者に四球、さらに3番打者に初球ストレートを狙われ、フェンス直撃の二塁打を喫した時点で山中に交代。その山中はレフトへの犠牲フライを許し、序盤でいきなりの5点をリードされる苦しい展開となる。

一方、打線はその裏、先頭の山田が今シーズン第1号をセンターに放り込んで反撃するも、3回までチームのヒットはこの1本のみに抑えられる。

これ以上、離されたくないところであったが、4回表、山中は内外野の守備の乱れなどで走者を背負い、ライト前にタイムリーを喫して、またもや5点差に戻される。しかし、その裏、内野安打の濱本を塁に置き、山田が2打席連続となるホームランを右中間に放って3点差に迫る。

5回からは新人の高橋が登板。その高橋は5,6回を無失点で切る抜けるが、7回表、ヒットと四球の走者を背負い、レフトへのポテンヒットで失点。最終回、先頭の粟倉がリーグ戦初となるライトへのホームランを放つものの、山田、粟倉のホームラン以外、チームのヒットは2本のみ。この節を1勝1敗とし、通算成績で黒星が先行する苦しいシーズン立ち上がりとなった。

[撮影]大木 浩
山田、2打席連続のホームラン!

[撮影]大木 浩
粟倉、リーグ戦初ホームラン!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
 
(一)
濱本
走 森田
(中)
山田
 
(右)
杉山
 
(DP)
粟倉
 
(二)
溝江
 
(捕)
眞鍋
走 井上
(左)
田邊
 

記録&記事:古園 敏幸,桐越 信一