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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:開幕節

2012年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 開幕
土壇場で逆転を許し、開幕は黒星スタート

 4月14日〜15日、日本リーグ1部の全12チームが京都府京都市、わかさスタジアム京都に集まり、2012年度のリーグ開幕試合が行われた。開幕戦両日の最終試合は昨年の3,4位、1,2位の恒例となった組み合わせ。昨年4位の我が日立ソフトウェアは、3位の豊田自動織機と初日の第3試合で対戦。昨年の決勝トーナメント初戦で敗れたリベンジを果たすべく、3年目の山中が先発。5回に西山のタイムリーで挙げた1点を山中が6回まで2安打完封で守り抜く好投を見せる。しかし、最終回、逆転を許してサヨナラ負けで黒星スタート。
 続く第1節は、4月21日〜22日、兵庫県尼崎市ベイコム野球場(記念公園野球場)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 豊田自動織機戦(4月14日 日立ソフトウェア1敗)

山中、6回を2安打完封するも、最後に力尽きる

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 0 0 0 0 1 0 0 0
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 2x 2
  • 【バッテリー】★山中(1敗)−眞鍋
  • 【盗塁】田邊(5回),杉山(6回) 

試合レポート

開幕節、初日の最終戦の組合せは、昨年の3,4位の直接対決。相手は昨年の決勝トーナメント初戦に敗れている3位の豊田自動織機。雨の影響もあり途中からナイターとなったこの試合、打線は今年から加入した新外国人投手の右のローリーに対し、初回表、林、西山の連続ヒットで無死一、二塁と先制チャンスを作る。しかし、続くクリーンナップが倒れて絶好の得点機を逃す。

一方、昨年までのエース藤原、瀬川の2投手が抜けた穴を今年の投手陣がどうカバーしていくか、大事なシーズン開幕投手は3年目の左の山中に託される。その山中は3回まで1安打2奪三振の上々の立ち上がり。

なんとか山中を楽にしてやりたい打線であるが、ストライク先行の制球の良いローリーにカウントを追い込まれ、狙い球が絞れないのか、ランナーは出すものの、なかなか得点を奪えない。

5回表、一死から田邊が内野安打で出塁。二死となるが西山の打席で盗塁を仕掛けると、相手捕手の送球が打者の西山に当たり田邊は二塁に進塁。ここで西山がライト前に運ぶと、田邊がホームに突っ込んでクロスプレーとなるが、捕手がボールを逸らして待望の先取点。なおも二死三塁と追加点のチャンスが続くが、あと1点が奪えない。

山中はストレート主体で相手打線を6回まで2安打5奪三振と、二塁も踏ませぬ堂々のピッチング。しかし、最終回、クリーンナップから始まる相手打線に対し、完封を意識したか先頭打者をストレートの四球で出塁させる。一死は取るものの、続く5番打者に右中間を破られ、一塁走者がが一気にホームに突入。バックホームも間に合わず土壇場で同点とされ、なおも三塁に走者を背負うサヨナラのピンチ。ここで踏ん張れず、続く打者にレフト前に運ばれて痛恨の逆転負け。

開幕試合、打線がなかなか点を奪えず、緊迫したゲームの中で一球の重みを痛感した試合となったが、山中の6回までの好投は見事。一方の打線は相手を上回る6安打を放つが、7三振を奪われて初対戦の投手を攻略できず。特にクリーンナップがチャンスも含めて3人で1安打に抑えられ、次の第1節からの奮起を期待したい。

[撮影]亀田 悦子
西山、待望の先制点を奪うタイムリー!

[撮影]亀田 悦子
山中、6回を2安打完封するも最後に力尽きる

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

走 井上
(遊)
西山
 
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(捕)
眞鍋
 
(右)
杉山
 
(DP)
粟倉
 
(二)
溝江
 
(左)
田邊
 

記録&記事:徳田 政昭,滝野 大輔,山田 智仁,桐越 信一