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2007 日本女子ソフトボールリーグ1部 第4節

第4節、1勝1敗
  白星先行せず、5敗目を喫する

 5月26日〜27日にかけて、富山県富山市県営野球場で日本リーグ1部第4節が
行われた。我が日立ソフトウェアは初日、戸田中央総合病院と対戦。これまで出遅れ
ていたエース遠藤が初登板すると、2回に杉山の第2号ソロホームランで先制。4回
には鈴木の犠牲フライで中押し、最終回には溝江のタイムリーでダメ押し点。遠藤は
今シーズン初登板ながらも6回を零封。最後は瀬川が三人で締めてシャットアウト。
翌日のレオパレス21戦は、1点を先制された直後に来條の同点タイムリーで追いつ
くが、その後突き放され、打線も相手エースを打ち崩せずに敗戦。        
 この結果、チームは早くも5敗目を喫し、依然黒星先行の苦しい状況が続いている。
 前半の最後の節となる第5節は6月9日〜10日、北海道釧路市民球場で行われる。

 多くの皆様の応援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 戸田中央総合病院戦(5/26 日立ソフトウェア4勝4敗)
杉山、先制2号本塁打! 溝江、ダメ押しのタイムリー!
 エース復活、遠藤、6回を零封!
チーム名
日立ソフトウェア 0 1 0 1 0 0 1 3
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(1勝:6回),瀬川(1回)−鈴木
【本塁打】杉山2号(2回) 【二塁打】溝江(7回) 【盗塁】山田(1回)

 ◎調整が遅れていたエース遠藤が今シーズンリーグ戦初登板。その遠藤は初回
  立ちあがりから直球を主体に力強い投球を披露。二死の後ランナーを出すも
  のの、後続を断ち、無失点で切り抜ける。               
 ◎一方、打線は2回表、先頭の杉山が第2号となる本塁打を左中間へ放り込み
  早くも一点を先制。                         
 ◎さらに打線は4回表、先頭打者馬渕のライトへのヒットと濱本の四球、来條
  のヒットで一死満塁のチャンスを作ると、続く鈴木がセンターへの犠牲フラ
  イを打ち上げ、追加点をあげる。                   
 ◎遠藤は、2回以降も持ち味の粘り強い投球で相手に得点を与えない。味方が
  追加点をあげた4回裏には、先頭打者ヒットなどで無死一、二塁のピンチと
  なるが、後続を見事に打ち取り無失点に抑える。その後も粘り強い投球を続
  け、6回まで相手打線を無失点で抑える好投。             
 ◎最終回、代打の栗原が四球で出塁。森下が送り、一死二塁のチャンスを作る。
  ここで続く溝江が左中間奥深くへのタイムリー二塁打を放ち、ダメ押しとも
  思える3点目をあげる。                       
 ◎その裏、好投の遠藤に代わり瀬川が抑えで登板。瀬川はスピードのある直球
  を武器に好投。簡単に三人で打ち取ってゲームセット。遠藤は今シーズン初
  勝利。チームは通算成績を4勝4敗の五分とした。           
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 レオパレス21戦(5/27 日立ソフトウェア4勝5敗)
リリーフの遠藤、粘れずにチームは5敗目を喫する
チーム名
レオパレス21 0 0 0 1 0 3 1 5
日立ソフトウェア 0 0 0 1 0 0 0 1
【バッテリー】★藤原(2勝4敗:5回1/3),遠藤(1回2/3)−鈴木

 ◎先発の藤原は立ち上がりの3イニング、ランナーは出すが、いずれも四球と
  味方エラーのランナーで、内容的にはノーヒットで抑える好投を見せる。 
 ◎しかし4回表、先頭打者の相手4番に対しチェンジアップを右中間に運ばれ
  無死二塁のピンチを招く。さらに一死三塁で同じくチェンジアップをレフト
  前に運ばれて失点。ストレートにタイミングが合っていなかっただけに悔や
  まれる配球となる。                         
 ◎直後の4回裏、溝江、山田が倒れて簡単に二死となるが、馬渕が内野安打で
  出塁し杉山が四球を選んで一、二塁。この試合、初めての得点圏ランナーを
  置き、続く来條がセンター前に弾き返し、すかさず同点とする。     
 ◎藤原は5回表は三者凡退で抑えるが、6回表、先頭打者にレフト前ヒットを
  許し、さらに盗塁と進塁打で一死三塁のピンチ。ここでベンチは遠藤に交代。
  しかし、遠藤は四球と死球で満塁とピンチを広げ、続く打者にセンター前へ
  弾き返される。2者が生還し、さらに山田のバックホームを鈴木が弾く間に
  3人目も還り、終盤での大きな3点を失う。              
 ◎さらに7回表、先頭打者をストレートの四球で歩かせ二塁に送られて三盗を
  許し、エンドランで1点を追加される。                
 ◎打線は相手エースのM・ローチから1点を取るのがやっと。ヒットは来條の
  2本と馬渕、木村の4安打に封じられて完敗。             
 ◎この結果、また黒星先行の状況となったが、この試合も含め負け試合の全て
  に共通的に言えるのは、次の塁を狙う積極姿勢が空回りし、走塁ミスで自ら
  チャンスの芽をつぶしていること。この試合は逆に相手に隙をつけこまれ、
  二盗、三盗などを簡単に許して苦しくなっている状態。今シーズン連勝無し
  の苦しい状況が続くが、次節からの奮起に期待したい。         
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

記録&記事:古園敏之,桐越信一

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