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2006 日本女子ソフトボールリーグ1部 第8節

第8節、1勝1敗
通算13勝4敗 同率3位に後退

 10月8日〜9日にかけ、群馬県高崎市城南野球場で日本リーグ1部第8節が行わ
れた。我が日立ソフトウェアは、初日、太陽誘電と対戦。なかなかチャンスを作れず、
先取点を奪われる苦しい展開ながら、終盤の6回裏、3連打で掴んだ満塁のチャンス
に杉山の逆転タイムリーで引っ繰り返し、遠藤の粘りの完投で勝利を掴み取る。翌日
の日立&ルネサス高崎戦では、打線が上野の速球を攻略できず、逆に遠藤が3回まで
毎回の走者を背負う苦しいピッチング。6回には一死一、三塁の大ピンチに鈴木真が
リリーフ。鈴木真はこのピンチを凌ぎ、さらに7回も三者凡退で打ち取る素晴らしい
投球。しかし、タイプレークの延長8回、ボール3からのストライクを狙い打たれて
その後、4失点。この結果、通算成績13勝4敗となり同率3位に後退した。   
 第9節は10月20日〜22日、埼玉県朝霞市朝霞中央公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 太陽誘電戦(10/8 日立ソフトウェア13勝3敗)
杉山、逆転タイムリー! 遠藤、粘りの完投勝利!
チーム名
太陽誘電 0 1 0 0 0 0 0 1
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 3 x 3
【バッテリー】☆遠藤(13勝2敗)−鈴木由

 ◎先発の遠藤は初回から制球が定まらず、先頭打者にいきなりヒットを許し、
  二塁に送られて早くもピンチを招く。しかし、なんとか後続を打ち取り無失
  点で切り抜ける。                          
 ◎遠藤は続く2回もボールが先行する苦しいピッチングが続き、連打で二死二、
  三塁のピンチ。ここで続く打者にセンター前に運ばれて一点を失う。   
 ◎一方、打線は3回まで山田、溝江の散発2安打に抑えられる。4回には馬渕、
  杉山の連打で一死一、二塁のチャンスを掴むが、後続が打ち取られて無得点。
 ◎しかし6回裏、森下、山田、馬渕の三者連続センター前ヒットで無死満塁と
  一打逆転のチャンス。ここで続く杉山もセンター前に運んで、森下、山田を
  ホームに迎え入れ、あっさりと逆転に成功する。さらに、一死から鈴木由の
  エンドランで馬渕も生還し3点目を挙げる。              
 ◎遠藤は4回、6回にも得点圏にランナーを背負うものの、粘りの投球で後続
  を断ち最終回はキッチリと3人で切って取り、苦しみながら完投で13勝目
  を挙げた。                             
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 日立&ルネサス高崎戦(10/9 日立ソフトウェア13勝4敗)
鈴木真、リリーフで好投するも延長で失点
チーム名
日立&ルネサス高崎 0 0 0 0 0 0 0 4 4
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】遠藤(5回1/3),★鈴木真(2回2/3:2敗)−鈴木由

 ◎決勝トーナメントの進出順位を左右するだけに、上位対決はなんとしても制
  しておきたいところであるが、先発の遠藤は3回まで、無死または一死から
  の毎回のヒットの走者を背負う苦しいヒッチング。しかし、ここは持ち前の
  粘りのピッチングで後続を断ち切って得点を与えない。         
 ◎一方、打線は相手エース上野の速球の前に、5回まで杉山、馬渕のヒット2
  本に抑えられ、7三振を喫して二塁も踏めず攻略の糸口を掴めない展開。 
 ◎遠藤は4,5回は三者凡退で切り抜けるが、6回表、先頭打者にライト線に
  落とされる二塁打を許し、さらに一死から相手4番にセンター前に弾き返さ
  れて一、三塁のピンチ。ここで斉藤監督は鈴木真をリリーフさせる思い切っ
  た継投策。このピンチに鈴木真は、動じることなく強気のピッチングで二者
  を凡打に抑える見事な火消し。                    
 ◎その裏、一死から濱本がセンター前に弾き返し、さらにパスボールで二塁に
  進んでこの試合初めての得点圏。続く溝江の投手ゴロで濱本が挟まれてラン
  ナーが入れ替わり、打者、西山の際、ワイルドピッチで三塁に。西山は粘り
  に粘って三塁へのライナー。これを三塁手が弾き、この間にランナー生還で
  1点と思われたが、判定は惜しくもファール。絶好のチャンスで得点ならず。
 ◎鈴木真は7回も三者凡退に仕留め、試合はタイブレークに突入。延長8回表、
  鈴木真はボール3からストライクを取りに行った球を狙われ、センターオー
  バーの二塁打で失点。さらに内野安打、レフト前ポテンヒット、レフトオー
  バーなど4連打を許して4失点。途中からのリリーフで好投していただけに、
  延長での不用意な投球が惜しまれるものの、ピンチでも堂々のピッチングで
  今後の活躍に期待が持てる内容を見せてくれた。            
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

記録&記事:徳田政昭,桐越信一

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