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2006 日本女子ソフトボールリーグ1部 第9節

第9節、3連勝で通算16勝4敗!
8年連続10回目の決勝進出決定!

 10月20日〜22日にかけて、埼玉県朝霞市朝霞中央公園野球場で、日本リーグ
1部第9節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日の日立マクセル戦は初回裏、
山田の先制タイムリー三塁打で先制。その後、8安打を放ちながらも打線の繋がりを
欠いて追加点が取れない状況が続くが、5回裏、山田が足で稼いだ打点を挙げ、遠藤、
瀬川のリレーで完封勝ち。翌日の大鵬薬品戦は恒例の乱打戦。しかし、馬渕、森下、
杉山の2ラン3発など10点を挙げて相手を突き放す。最終日のホンダ戦では、初回、
山田のタイムリー二塁打で先制するが、直後に追いつかれ、そのまま終盤へ。しかし、
6回表、杉山の決勝二塁打を皮切りに、溝江、西山のタイムリーで一挙3点を奪って
突き放した。なお、この節で山田が盗塁と安打のリーグ記録を更新。また、我が日立
ソフトウェア以外に日立&ルネサス高崎、豊田自動織機、レオパレス21が決勝トー
ナメント進出を決定。決勝トーナメントの進出チームは昨年と同じ顔ぶれで、最終の
順位は第10節(最終節)の結果次第となっている。              
 その第10節(最終節)は10月28日〜29日、地元横浜市保土ヶ谷公園野球場
で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:仲賢 撮影:仲賢

 
対 日立マクセル戦(10/20 日立ソフトウェア14勝4敗)
山田、先制タイムリー三塁打!
  追加点も俊足で挙げ、盗塁記録も更新!
チーム名
日立マクセル 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 1 0 0 0 1 0 x 2
【バッテリー】☆遠藤(6回:14勝2敗),瀬川(1回)−鈴木由
【三塁打】山田(1回) 【二塁打】馬渕(3回)
【盗塁】溝江(2回),山田(5回)

 ◎先発の遠藤は初回表、二死を簡単に取るものの続く打者にレフト前ヒットを
  許し、さらに内野のエラーで一、二塁と走者を背負う。しかし、ここは踏ん
  張って後続を断つ。                         
 ◎その裏、先頭の西山が絶妙のセーフティバントを決めて出塁。森下が確実に
  二塁に進めると、山田がチェンジアップを引き付けて、左中間への三塁打!
  早々と先制点を挙げて主導権を握る。                 
 ◎遠藤は続く2,3回を簡単に三者凡退で片付ける。4回表、先頭打者に四球
  を与えるが、送りバントを森下が二塁で封殺。さらに続く打者の際に鈴木由
  が牽制で一塁走者を刺すなど、守備陣が遠藤を盛り立てる。       
 ◎一方、打線は4回まで毎回のランナーを出すものの、打線が繋がらず、なか
  なか追加点を奪えない展開。                     
 ◎しかし、5回裏、先頭打者の溝江がレフト前で出塁。続く西山のエンドラン
  が内野安打となり一、二塁の絶好のチャンス。森下は強攻策で併殺に倒れて
  二死三塁となり、続く山田はショートゴロに打ち取られるが、俊足で一塁に
  ヘッドスライディング! これがセーフとなり、自慢の足で打点を稼ぐ奮闘。
 ◎さらに山田はすかさず二塁への盗塁を決め、自身が新人の時に作った盗塁の
  リーグ記録12個を更新する13個目。                
 ◎6回表、遠藤は先頭打者に三塁線を破られるが、続く打者の送りバント失敗
  や離塁アウトなどにも助けられ、最終回は瀬川が登板し、クリーンナップと
  対戦。いきなりの内野安打を許すが、4,5番を自慢の速球で連続三振に仕
  留めるなど堂々のピッチングを見せ、完封リレーで締めくくった。    
 ◎なお、この日の他チームの試合結果により、8年連続10回目の決勝トーナ
  メント進出が決定した。                       
 
撮影:亀田悦子 撮影:亀田悦子

 
対 大鵬薬品戦(10/21 日立ソフトウェア15勝4敗)
馬渕、森下、杉山、2ラン3発!
   両チーム毎回安打の乱打戦を制する
チーム名
日立ソフトウェア 2 3 2 2 0 1 0 10
大鵬薬品 2 0 1 1 0 0 0 4
【バッテリー】遠藤(3回),☆鈴木真(2回1/3:1勝2敗),佐藤(1回2/3)−鈴木由
【本塁打】馬渕(1回:3号2ラン),森下(2回:2ラン),杉山(3回:2号2ラン)
【二塁打】馬渕(4回) 【盗塁】山田(4回)

 ◎この対戦カードは不思議と毎年、毎試合、乱打戦。この日も例外なく壮絶な
  打撃戦で幕を開ける。まずは初回表、先頭の西山が四球で出塁し、二死二塁
  で馬渕がセンターにライナーで放り込む第3号2ランで先制。      
 ◎しかし直後に遠藤が一死から死球で歩かせ、クリーンナップに3連打を許し、
  すぐに同点に追いつかれる。なおも、一死一、三塁のピンチが続くが、なん
  とか踏ん張って切り抜ける。                     
 ◎同点とされた直後の2回表、先頭の鈴木由が四球で出塁。鈴木由は三塁まで
  進み、二死から西山がセンターに弾き返し勝ち越しに成功。さらに続く森下
  が特大の一発をレフトに放り込んでこの回3点。            
 ◎3回表にはヒットの馬渕を塁に置き、杉山がライトフェンスぎりぎりに放り
  込む2号2ランで7点目。さらに4回表には前の2打席、会心の当りを好捕
  され、打率を落とした山田がレフト前ヒット。(山田はこれでシーズン29
  安打のリーグ記録に並ぶ)続く馬渕は右中間二塁打で8点目。さらに一死三
  塁で来條が後半戦初打点となるヒットをレフト前に放って9点目。    
 ◎遠藤は2,3回もヒットを許すが無得点に抑え、4回裏からは鈴木真が登板。
  鈴木真はいきなり初球をセンターに放り込まれて失点。さらに、5回裏にも
  相手4番にセンターに運ばれるホームランを喫する。          
 ◎このカードの乱打戦は過去に負けなしであり、6回表、杉山の四球と来條の
  ヒットで二死一、二塁とし、代打の片山が三遊間を破るヒット。この打球を
  レフトがファンブルする間に走者が還って10点目。最終回には西山がこの
  試合4本目のヒットでリーグタイ記録。馬渕はサイクルヒットを逃したが、
  チームは毎回安打を達成。                      
 ◎投げては6回途中から佐藤がリリーフ。佐藤は6,7回とヒットは許すもの
  の要所を締めて無失点。両チーム毎回安打の乱打戦を制し、前半戦のスコア
  とまったく同じ10−4で勝利した。                 
撮影:仲賢 撮影:仲賢

 
対 ホンダ戦(10/22 日立ソフトウェア16勝4敗)
終盤の6回、杉山、勝ち越し二塁打!
   山田、安打数のリーグ記録更新!
チーム名
日立ソフトウェア 1 0 0 0 0 3 0 4
ホンダ 1 0 0 0 0 0 0 1
【バッテリー】☆遠藤(15勝2敗)−鈴木由
【二塁打】山田(1回),杉山(6回)
【盗塁】山田(1回),馬渕(1,7回)

 ◎初回表、相手先発のカレンから先頭の西山が足で稼ぐ内野安打で出塁。すか
  さず森下が送ると、山田がレフトオーバーのエンタイトル二塁打を放ち早々
  と先制。(山田はこのヒットで30本目となり、リーグ記録を更新)   
 ◎しかしその裏、一死から遠藤が死球で歩かせると、続く打者に二塁送られ、
  続く4番はセンター前にゆるく転がるゴロ。山田がバックホームするものの、
  当りが弱かった分だけ間に合わず、すぐに同点に追いつかれる。さらに続く
  打者にライトに運ばれて一、三塁となるが、勝負どころは三振で断ち切る。
 ◎打線は2回を除き5回まで毎回のランナーを出すものの、速球と落ちる球に
  タイミングが合わず6三振を奪われ、なかなか相手エースを攻略できない。
 ◎しかし、遠藤も踏ん張る。2回を除くと、ヒットで毎回のランナーを許しな
  がらも要所を抑えて得点を与えない。                 
 ◎終盤の6回表、先頭の山田が四球を選んで出塁。勝負どころと見たかベンチ
  は4番馬渕に送りバント。馬渕のバントはプッシュ気味になり、野手の間に
  転がって一、二塁。ここで杉山が右中間に二塁打を放って勝ち越しに成功。
 ◎さらに無死二、三塁のチャンスが続くが強攻策で来條、鈴木由がランナーを
  返せず二死となる。しかし、代打の鮫島が四球を選んで満塁とすると、溝江
  が初球をセンター前に運び貴重な追加点。さらに西山もセンターに弾き返し、
  この回、一挙に3点を奪って突き放す。                
 ◎遠藤は6,7回共に走者を背負うが、最後のバッターをライズで三振に仕留
  めてゲームセット。チームはこの節、3連勝で、決勝トーナメント2位以内
  とするためには、絶対に負けられない最終節の戦いに臨む。       
撮影:浜口弘志 撮影:浜口弘志

記録&記事:徳田政昭,桐越信一

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