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2006 日本女子ソフトボールリーグ1部 第7節

第7節、1勝1敗で12勝3敗
4チームが同率で首位並走

 9月16日〜17日にかけて、日本リーグ1部第7節が京都府西京極球場で行なわ
れた。我が日立ソフトウェアは、首位攻防戦となった初日の豊田自動織機戦は遠藤が
7回まで二塁を踏ませぬ好投を見せるものの、打線の援護無くタイプレークでの内野
守備のミスにより惜敗。翌日の戸田中央総合病院戦は、前日同様、自慢の打線が湿り
がちでなかなか得点できず苦戦を強いられるが、馬渕の内野安打で挙げた1点を遠藤
が守り抜いて辛くも勝利。この結果、通算成績12勝3敗となり、7試合を残し昨年
の上位4チームが同率で首位を並走する状況となった。             
 第8節は10月8日〜9日、群馬県高崎市城南野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:浜口弘志 撮影:磯崎千嘉


対 豊田自動織機戦(9/16 日立ソフトウェア11勝3敗)
打線あと一本がでず、延長8回エラーから崩れ敗戦
チーム名
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 2 2
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】★遠藤(11勝2敗:7回1/3),鈴木真(2/3)−鈴木由
【二塁打】山田(1回) 【盗塁】山田(4回)

 ◎ここまで11勝2敗と同率での首位攻防戦。先発の遠藤は立ち上がりから直
  球主体に攻めの投球を披露。4回まで1安打に抑える好投を見せる。   
 ◎一方、打線は初回裏、相手先発の江本から山田が左中間への二塁打で出塁し
  二死二塁の先制のチャンスを作るが後続無く得点できず。この後も相手投手
  を打ち崩せず3回までこのヒット一本に抑えられる。          
 ◎4回裏からは相手エースのスミスが登板。そのスミスに対し、打線は4回裏、
  四球で出塁した山田がすかさず盗塁し一死二塁。6回裏にはヒットで出塁の
  濱本を森下が確実に送り一死二塁と、いずれも先制のチャンスを作るものの
  あと一本がでず、なかなか得点を奪えない。              
 ◎しかし遠藤が5回以降、ヒットは許すが後続を打ち取る気迫の投球。二塁も
  踏ませぬ力投で、7回を無失点に抑えて試合はタイプレークへ突入。   
 ◎延長8回表、手痛いミスから得点を許す。先頭打者の犠打処理の際、一塁へ
  の送球が悪送球となり後逸。その間にタイブレークランナーに二塁から生還
  されて先制点を許す。さらに一死三塁から、バックホーム体制で前進守備の
  内野の頭を越えるヒットを許し、1点を追加される。          
 ◎ここで遠藤から鈴木真に交代。鈴木真は二死満塁のピンチを背負うが後続を
  打ち取り追加点は許さぬものの、結局この試合、得点機、打線にあと一本が
  出ず、手痛い守備のミスからの敗戦となった。             
 ◎なお、4回裏に盗塁を決めた山田は自身が持つリーグ記録の12個に並んで
  新記録達成まであと一つに迫っている。                
  
撮影:浜口弘志 撮影:浜口弘志


対 戸田中央総合病院戦(9/17 日立ソフトウェア12勝3敗)
馬渕の内野安打で挙げた1点を遠藤が守って辛勝
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 1 0 0 0 1
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(12勝2敗)−鈴木由
【二塁打】森下(4回)

 ◎昨日、チャンスに一本が出なかった打線がこの日も空模様と同じく湿りがち。
  相手先発の清水の外角攻めに対し、引っ張る打撃が目立って良いところなく
  3回まで一人のランナーも出せず、完全に封じられる。         
 ◎一方、先発の遠藤は対象的に3回まで毎回のヒットでランナーを背負う投球
  内容。しかしながら、要所を締めて先制点を与えない。         
 ◎なんとかしたい打線は4回表、一死から森下がセンターオーバーのフェンス
  直撃の二塁打で初めてのランナーとしてチャンスを作る。期待の山田は二塁
  ゴロに終わるがこの間に森下が三塁に進塁。続く馬渕がショート横への内野
  安打を放ち、やっと待望の先取点。                  
 ◎その裏、遠藤は先頭打者にヒットを許し、二死二塁から強烈なサードゴロを
  放たれ、これがイレギュラーしてレフト前へ。二塁ランナーがホームを狙う
  ものの、馬渕が落ち着いて送球し楽々とホームで封殺し事なきを得る。  
 ◎追加点の欲しい打線は5回表、先頭の来條がセンター前で出塁。鈴木由が送
  って栗原のライト前で一、三塁の絶好の得点機。しかし、あと一本が続かず
  さらに6,7回にもランナーを出してチャンスを作るが得点できず。   
 ◎連日、打線の援護がない遠藤であるが、4回表に1点をもらうと5,6回は
  チェンジアップを組み合わせて三者凡退。最終回、一死からヒットを許すが
  後続を連続三振に切って取り、虎の子の1点を守り抜いて完封。     
 ◎この結果、通算12勝3敗で昨年の上位4チームが首位を並走する状況とな
  った。この節、15イニングで1点しか奪えなかった打線に対し、今週から
  始まる全日本総合選手権での奮起を期待したい。            
 
撮影:磯崎千嘉 撮影:浜口弘志

記録&記事:古園敏幸,桐越信一

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