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2006 日本女子ソフトボールリーグ1部 第5節

第5節、1勝1敗
通算9勝2敗、同率2位で折り返し

 6月10日〜11日にかけて、山形県白鷹町ソフトボール場で前半戦の最後の節と
なる日本リーグ1部第5節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日のデンソー戦
は打線がまったくの沈黙。タイブレークで1点を奪うものの、その裏に守備のミスが
2つ出て、手痛い逆転サヨナラ負け。翌日の太陽誘電戦では、前日のサヨナラ負けの
鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。先発の遠藤が初回に1点を先行されるが、直後
に鈴木由が逆転タイムリー三塁打。さらに鮫島のタイムリーと西山の2ランで一気に
5点を挙げて試合をひっくり返すと、5回には馬渕がダメ押しの2号3ラン! 大量
8点を奪い大勝した。この結果、通算成績9勝2敗、2位で前半戦を折り返した。 
                     
 後半戦となる第6節は、9月9〜10日、東京都府中市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:深沢高敏 撮影:亀田悦子

 
対 デンソー戦(6/10 日立ソフトウェア8勝2敗)
打線沈黙、延長8回、手痛い逆転サヨナラ負け
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 1 1
デンソー 0 0 0 0 0 0 0 2x 2
【バッテリー】鈴木真(4回),★遠藤(4回:8勝1敗)−鈴木由
【盗塁】溝江(8回)

 ◎打線が相手エース増淵の前に完全に沈黙。高目のライズに手を出し、内外野
  に凡フライを打ち上げ、5回表まで山田が足で稼いだ内野安打1本に抑えら
  れて二塁も踏めない状況が続く。                   
 ◎一方、先発は今シーズン2回目の鈴木真。鈴木真は初回裏、先頭打者にいき
  なりの四球を与え、さらに二死から連続四球で満塁のピンチ。ここはサード
  来條の好守備に助けられ、なんとか切り抜ける。            
 ◎続く2回裏、簡単に二死を取るものの、連続の死球とヒットでまたもや二死
  満塁のピンチ。ここは自ら三振で切り抜けるが、なかなか制球が定まらない
  苦しいピッチングが続く。しかしながら、結局、鈴木真は、得点圏に走者を
  背負いながらも4回を2安打とまずまずの投球。            
 ◎5回からは遠藤が登板。その遠藤は制球良く7回までの3イニングを1安打
  4三振に抑える好投を見せる。一方、打線は6回表、一死から代打の濱本が
  センター前ヒットで出塁。続く西山が初球をセンター前に弾いて、一死一、
  二塁と初めて得点圏に走者を進める。しかし頼みの森下、山田が連続三振に
  倒れ、この試合、唯一のチャンスを生かせずに終わる。         
 ◎試合は結局、チームにとって今シーズン初めてのタイブレークに突入。延長
  8回表、鈴木由が3バントを決めてランナーを三塁に進めると、続く鮫島が
  エンドランを敢行。打球は一塁手の前に緩やかに転がり、待望の1点を奪う。
 ◎しかしその裏、手痛い守備のミスが2つ続く。まずは、相手の送りバントを
  鈴木由がサードへ投げ一、三塁オールセーフ。さらに盗塁で二、三塁と一打
  逆転サヨナラのピンチ。続くバッターは遠藤の力投でサードフライに打ち取
  り、さらに続く打者の際、バッテリーがエンドランを外して三塁ランナーを
  挟むものの、鈴木由、来條、西山の連携が悪く走者を生かす手痛いミス。 
 ◎なんとか遠藤に踏ん張ってもらいたいというスタンドの祈りも通じず、フル
  カウントから前進守備の馬渕の頭を越えるレフトオーバーの逆転サヨナラ打。
  この試合、打線がまったく良いところなく3安打に抑えられ、タイブレーク
  でやっと点を奪うが、守備のミスにより自滅する形の手痛い敗戦となった。
 
撮影:亀田悦子 撮影:深沢高敏

 
対 太陽誘電戦(6/11 日立ソフトウェア9勝2敗)
鈴木由、逆転三塁打!
 西山、リーグ戦初ホーマー! 馬渕ダメ押し2号!
チーム名
日立ソフトウェア 0 5 0 0 3 0 0 8
太陽誘電 1 0 0 0 0 0 0 1
【バッテリー】☆遠藤(9勝1敗)−鈴木由
【本塁打】西山1号(2回:2ラン),馬渕2号(5回:3ラン)
【三塁打】鈴木由(2回)

 ◎初回裏、先発の遠藤が先頭打者に右中間への三塁打を許し、さらに続く打者
  にライト前に運ばれ、一死も取れずに1点を先制される苦しい立ち上がり。
 ◎しかし、この日は前日の鬱憤を晴らすかのように打線が奮起。直後の2回表、
  この回の先頭の馬渕がレフト前で出塁。続く杉山の送りバントを相手内野手
  が二塁へ悪送球。来條がエンドランで走者を進めた一死二、三塁で打撃不振
  が続いていた鈴木由が、ライト戦を破る逆転のタイムリー三塁打! 一気に
  試合をひっくり返す。                        
 ◎なおも攻撃は続き、一死三塁で鮫島がしぶとくレフト前に落として3点目。
  さらに二死後、西山が自身リーグ戦初となる2ランホームランを右中間に放
  り込み、この回一挙5点を奪う猛攻。                 
 ◎5回表には死球の濱本を塁に置き、山田が投手強襲ヒットでチャンスを広げ
  ると、当たりが止まっていた主砲の馬渕が、打った瞬間に分かる第2号ダメ
  押し3ランを左中間に叩き込んで8点目。               
 ◎遠藤は初回こそ1点を失うが、その後、2回から4回を散発の2安打に封じ
  る力投。5回裏、二者連続のヒットで無死一、二塁とされ、さらに続く打者
  にセンター前に運ばれるが、山田のレーザービームが炸裂。間一髪で本塁で
  刺すと、遠藤は後続を抑えて1点も与えない。             
 ◎6回表には、地元山形出身の寒河江が代打で登場。スタンドの熱い声援に応
  えて寒河江はライト前にうれしいリーグ戦初ヒット。相手の8安打に対して
  9安打とヒットの数は変わらないものの、イニングでの集中打と長打攻勢で
  大勝した。                             
 ◎この結果、通算成績を9勝2敗とし、同率の2位で前半を折り返した。  
撮影:深沢高敏 撮影:柴田兼一

記録&記事:奥田透,桐越信一

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