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2004 日本女子ソフトボールリーグ1部 第5節

第5節、連勝で通算9勝2敗
同率首位で前半戦を折り返す

 6月5日に地元神奈川県厚木市玉川球場、雨天順延のため6月9日には静岡県天城
湯ヶ島町新天城ドームの二ヶ所で日本リーグ1部第5節が行われた。我が日立ソフト
ウェアは初日は豊田自動織機との相星決戦。序盤は相手投手の攻略に手こずるものの
4回に亀田の適時打で挙げた1点を、遠藤が粘りのピッチングで守り抜いて完封勝ち。
 雨天順延となったトヨタ自動車戦では森下、黒田、来條の3連打で3点を先制して
優位に立つと、とどめは馬渕の4号ソロ。投げては入山が3安打完封で、通算成績を
9勝2敗とし、同率首位で折り返した。                    
 後半の第6節は、9月4日〜5日、埼玉県鴻巣市上谷総合公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:磯崎千嘉 撮影:磯崎千嘉

 
対 豊田自動織機戦(6/5 日立ソフトウェア8勝2敗)
亀田、右翼線への決勝タイムリー! 遠藤、粘りの完封勝利!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 1 0 0 0 1
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(5勝1敗)−鈴木

 ◎通算成績7勝2敗で首位グループに付けている相星決戦。打線は相手先発の
  高山(五輪代表)の前に2回まで完璧に押さえ込まれる。3回表、一死から
  来條が内野安打で出塁するが後が続かず、なかなか攻略の糸口を掴めない。
 ◎一方、先発の遠藤は初回の立ち上がり簡単に二死を取るものの、3,4番に
  連続ヒットを許し、さらに続く5番打者にライト前に運ばれる。二塁走者が
  一気にホームを狙うが、ライト亀田の懸命のバックホームと鈴木のすばやい
  タッチで間一髪アウト!! 守備陣の必死の守りで先制点を許さない。  
 ◎4回表、この回の先頭打者の西山が絶妙のセーフティーバントで出塁。続く
  新海がフルカウントからスリーバントを決め、初めて得点圏にランナーを進
  めてチャンスを作る。4番馬渕は倒れるが、続く亀田がライト線ギリギリに
  落とすタイムリー! 西山をホームに返し、待望の先取点を奪い取る。  
 ◎その後打線は、5回表の二死一、三塁、7回表の二死一、二塁など7安打を
  放ってチャンスを作るが決定打が出ず、追加点が奪えない緊迫した展開。 
 ◎初回にいきなりのピンチを招いた遠藤であるが、その後、2回から4回まで
  の3イニングを三者凡退で片付ける完璧な投球。5回裏に一死からヒットを
  許すものの後続を凡打に退け、先制点を死守する気迫の投球。      
 ◎しかし6回裏、遠藤は一死から連続ヒットを許し、一、二塁に走者を背負う。
  一発長打のある4番M・スミスは内野ゴロに退けるが、二死二、三塁となり
  一打逆転の最大のピンチが続く。さらに当たっている5番打者を四球で歩か
  せた満塁の場面で、代打で登場した次打者に右中間に鋭い当りを打たれるが
  途中から守備についていたライトの田本が好捕! 過去にも数々のピンチを
  脱してきた遠藤はここでも粘りの投球を披露。最終回は簡単に三人退け1点
  を死守する完封勝利で相星決戦を制した。               
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 トヨタ自動車戦(6/9 日立ソフトウェア9勝2敗)
森下、黒田、来條、3連打! 締めは馬渕の4号ソロ!
チーム名
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 0 3 1 0 1 x 5
【バッテリー】☆入山(4勝1敗)−筒井 【本塁打】馬渕4号(6回)

 ◎雨天順延で伸び伸びとなった試合の先発はローテーション通り入山。入山は
  初回表、先頭打者にいきなりセンター前ヒットを許し、その後、二死三塁と
  立ち上がりからいきなりのピンチを招くが、後続を退けて先制点を与えない。
 ◎一方、打線は初回裏、二死から新海、馬渕の連続ヒットから二、三塁とチャ
  ンスを作るが後続無し。二回裏にはこの回の先頭打者斎藤がライト前ヒット
  で出塁。その後、来條の四球などでまたもや二死二、三塁と絶好のチャンス。
  しかし、ここでも決定打が出ず、なかなか先取点を奪えない。   
 ◎1,2回と残塁の山を築いてきた打線が爆発したのは3回裏。この回の先頭
  打者の西山がライト前ヒットで出塁。新海が送り馬渕が敬遠された後、三度
  目の二死二、三塁。ここで、前の回から代走で出ていた森下が三遊間奥深く
  への内野安打を放ちまずは1点。続く黒田もライト前に運んで2点目を追加。
  さらに来條がレフト前に落とし、三者連続タイムリーで一気に3点を先制。
 ◎4回裏、先頭打者の山田が俊足を生かした内野安打で出塁。続く西山が死球
  で歩き、その後一死二、三塁。ここで馬渕がまたもや連続の敬遠。それまで
  馬渕を避けられて勝負を挑まれてきた5番亀田が、ここで意地のライトへの
  犠牲フライ。俊足の山田がホームをつき、さらに1点を追加する。    
 ◎入山は初回、先頭打者にヒットを許したものの、2回から5回までの4イニ
  ングをまったく危なげないパーフェクトピッチング。6回表、無死から連続
  ヒットを許すが、黒田の好守備で一塁ゴロ併殺で切り抜けてピンチを脱する。
 ◎6回裏、それまで二打席連続敬遠の馬渕が粘りに粘って、ライトポール際に
  第4号ソロホームラン。昨年のタイトルホルダーであるチームの主砲は今年
  もリーグのホームラン&打点王を突っ走り、前半戦を締めくくる。この結果、
  チームは通算成績9勝2敗、同率首位で前半戦を折り返した。      
撮影:中山友紀子 撮影:中山友紀子

記録&文:徳田政昭,桐越信一

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