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2004 日本女子ソフトボールリーグ1部 第4節

第4節、1勝1敗
通算成績7勝2敗、4チームが首位並走

 5月22日〜23日にかけて、千葉県千葉市千葉県野球場で日本リーグ1部第4節
が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日のミキハウス戦は初回に1点を先行され
るものの直後に馬渕の3号ソロで同点、さらに黒田のタイムリーで逆転し、その後も
長打で追加点を奪い快勝。翌日の日立&ルネサス高崎戦では、前日同様、初回に1点
を失い追いかける展開。好機は作るがなかなか得点に結び付けられず、今シーズン初
の完封負けで通算成績7勝2敗。現在、2敗の4チームが首位を並走している。  
 第5節は、6月5日〜6日、地元厚木市玉川球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:安部麻衣 撮影:安部麻衣

 
対 ミキハウス戦(5/22 日立ソフトウェア7勝1敗)
馬渕、同点3号! 黒田、逆転タイムリー! 長打攻勢で快勝
チーム名
日立ソフトウェア 0 2 2 2 0 0 0 6
ミキハウス 1 0 0 0 0 0 0 1
【バッテリー】☆遠藤(4勝1敗)−鈴木
【本塁打】馬渕3号(2回) 【三塁打】西山(3回)
【二塁打】山田(3,4回),黒田(3回),鈴木(3回)

 ◎先発の遠藤はこの日は制球に苦しむ立ち上がり。初回裏、先頭打者をストレ
  ートの四球で歩かせると、一死から死球を与えて二人のランナーを背負う。
  なんとか二死までこぎつけるが、守備陣のエラーで満塁とされ、続く打者に
  センター前に運ばれて早々と1点を失う。しかし、2点目を狙ったランナー
  を山田の強肩でホームで刺し、なんとか最少失点で切り抜ける。     
 ◎今シーズン、相手に先行されるとその直後に打線が点を奪い返す展開はこの
  日も健在。2回表、まずはこの回の先頭打者、馬渕のセンターオーバー第3
  号同点アーチで強力打線の反撃開始。続く亀田が四球を選んで出塁し、二死
  三塁から黒田がレフトへ痛烈なタイムリーを放って一気に逆転に成功する。
 ◎さらに3回表、先頭打者の山田が左中間二塁打で出塁すると、西山が右中間
  三塁打を放ち二人で3点目を奪う。続く新海のセンターへの痛烈なライナー
  で西山が悠々タッチアップで生還し4点目。              
 ◎まだまだ強力打線の手は緩まず、4回表、黒田がセンターへの二塁打で無死
  のランナーとして出塁すると、続く鈴木がレフトオーバーのエンタイトル二
  塁打を放って5点目。さらに山田がライトオーバーのこれまたエンタイトル
  二塁打で6点目。中、左、右と三者連続の二塁打を浴びせ2点を追加する。
 ◎遠藤は立ち上がり制球に苦しむが、3回裏、自ら投ゴロ併殺を完成させてか
  らは立ち直り、4回から6回まで三者凡退で切って取る。最終回裏に2本の
  ヒットで一死一、二塁とされるが、後続を退け4勝目を挙げた。     
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 日立&ルネサス高崎戦(5/23 日立ソフトウェア7勝2敗)
好機に決定打が出ず、今シーズン初の完封負け
チーム名
日立&ルネサス高崎 1 0 0 0 1 0 0 2
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】★入山(3勝1敗),遠藤−筒井,鈴木

 ◎初回表、先発の入山が一死二塁でライト前に運ばれ、タイミング的に1点を
  覚悟するが、亀田の好返球と筒井の絶妙なタッチで二塁ランナーをホームで
  刺すスーパープレー! しかし、危機を脱した直後、入山は四球でランナー
  を歩かせ、二死一、二塁からライト前にタイムリーを喫し、前日同様、初回
  から1点を追いかける苦しい展開となる。               
 ◎一方、先行されてもすぐに点を奪い返してきた打線は2回裏、この回の先頭
  打者の馬渕がレフト前ヒットで出塁。しかし、全日本のエースでもある相手
  先発上野の快速球の前に、犠打は飛球となり失敗、さらに盗塁失敗で得点圏
  に進められない。                          
 ◎3回裏、来條のセンター前ヒットでまたもや無死のランナーを出しチャンス
  を作るが、前のイニング同様、速球に差し込まれ、犠打が全て内野飛球にな
  ってランナーはなかなか二塁を踏めない展開が続く。4回裏には馬渕が相手
  エラーで出塁し、二死ながら初めて得点圏に進むものの決定打が出ない。 
 ◎初回に1点を失った入山であるが、2回から4回までは簡単に三人で退ける
  完璧な投球を披露。しかし5回表、一死から三連打を喫し追加点を奪われる。
  なおも続く一死二、三塁のピンチに遠藤がリリーフ。遠藤は満塁とされるが
  後続を切って取り、この回を最少失点で抑えて味方の反撃に託す。    
 ◎6回裏、先頭の山田が見事なセーフティバントで出塁。続く西山も相手エラ
  ーで出塁し、新海がこの試合初めて犠打を成功させ、一死二、三塁と絶好の
  同点チャンス。しかし、頼みの馬渕、亀田が倒れて得点ならず。この試合、
  ランナーは出すものの、二塁に送るべきところで送れず、さらに好機にあと
  一発の決定打が出ず、チームは今シーズン初の完封負けを喫した。    
 
撮影:田村由香 撮影:田村由香

記録&文:徳田政昭,桐越信一

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