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2004 日本女子ソフトボールリーグ1部 第3節

第3節、1勝1敗
初黒星を喫し、開幕からの連勝ストップ

 5月15日〜17日(16日は雨天順延)にかけて、兵庫県尼崎市記念公園野球場
で日本リーグ1部第3節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日は戸田中央総合
病院との全勝対決。試合は投手戦となるものの終盤の6回表、二死から馬渕、亀田が
連続タイムリーを放ち、入山が3安打シャットアウト。雨天順延で17日に行われた
レオパレス21戦では、4回に1点を先行されるが、すぐその裏に亀田のタイムリー
で同点に追い付く展開。しかし、最終回、二死から1点を勝ち越されて初黒星。開幕
からの連勝は6でストップしたが、通算成績6勝1敗で同率首位を維持している。 
 第4節は、5月22日〜23日、千葉県千葉市千葉県野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 戸田中央総合病院(5/15 日立ソフトウェア6勝)
馬渕、均衡を破る4番の仕事! 入山、3安打完封勝利!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 2 0 2
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆入山(3勝)−筒井
【盗塁】山田(3,6回),馬渕(6回)

 ◎お互いに開幕から連勝を続け、全勝対決となった一戦の先発は入山。入山は
  初回裏、一死からライト前へ2連打を喫し二人のランナーを背負うが、続く
  4番打者をセカンドゴロ併殺に切って取り、立ち上がりのピンチを脱する。
 ◎一方、打線は相手エース坂井(五輪代表)に対し、2回表までは良い当たり
  が野手の正面をつくなどの不運もあり、斎藤(五輪代表)の内野安打1本に
  抑えられる。3回表、二死から山田(五輪代表)が俊足を生かして出塁し、
  (記録は敵失)盗塁を決めて初の得点圏ランナーとなるものの後続無し。 
 ◎4回表には第二節で負傷し、一試合欠場後復帰した新海がレフト前ヒットを
  放ち無死のランナーとして出塁。その後、犠打などを絡めて二死三塁まで進
  めるが、決定打が出ず得点に結びつけることが出来ない。        
 ◎打線の援護がなかなかもらえない中、入山は速球とチェンジアップのコンビ
  ネーションで相手打線を翻弄し、2回から5回までの4イニングを全て三者
  凡退で切って取り、一人のランナーも出さない素晴らしいピッチングを披露。
 ◎なんとか入山の好投に報いたい打線は6回表、先頭の山田がレフト前ヒット
  で出塁。送りバント失敗で二塁に進めないものの、ならばと山田は自ら盗塁
  を決め、その後、二死三塁とチャンスを作る。ここで、今回のアテネ五輪の
  代表選考から漏れた馬渕が、その悔しさを晴らすかのようにライト前にタイ
  ムリー! 4番打者の意地の一振りで、ついに均衡を破る1点を先取する。
 ◎さらに馬渕が盗塁を決め、二死二塁で亀田がセンター前に弾き返し、馬渕が
  一気にホームをついて大きな2点目を獲得。入山はその裏、先頭打者に安打
  を許すものの後続を絶ち、最終回の相手のクリーンナップの攻撃も簡単に3
  人で退けて3安打完封勝ち。チームは全勝対決を制し、開幕6連勝を飾った。
 
撮影:深沢高敏 撮影:大木浩

 
対 レオパレス21戦(5/17 日立ソフトウェア6勝1敗)
同点に追い付くものの最終回に失点 
 初黒星を喫し、開幕からの連勝ストップ
チーム名
レオパレス21 0 0 0 1 0 0 1 2
日立ソフトウェア 0 0 0 1 0 0 0 1
【バッテリー】★遠藤(3勝1敗)−鈴木 【二塁打】亀田(4回)

 ◎先発の遠藤は初回、2回表と簡単に三人で退ける完璧な立ち上がり。3回表、
  先頭打者に死球を与えて無死のランナーを出すものの、後続を併殺などで切
  って取り、3イニングをきれいに9人で片付ける。           
 ◎一方、打線は相手エースのC・ディルの速球に詰まらされ、2回裏まで三者
  凡退。3回裏、一死から黒田が両チーム初の安打をレフトに運び、続く鈴木
  が確実に二塁に進めて先制チャンスを作るが後続無し。         
 ◎4回表、遠藤が一死から左中間二塁打を許し、さらに続く打者にセンター前
  に運ばれる。強肩山田がストライクでホームに返球するものの、微妙なタイ
  ミングながら判定はセーフで1点を先行される。            
 ◎しかしその裏、すぐに反撃。簡単に二死となるが、馬渕がレフト前ヒットで
  出塁。続く亀田の当たりは、センター頭上を越える二塁打。馬渕が一塁から
  長躯ホームインし、すかさず同点に追い付いて試合を振り出しに戻す。  
 ◎遠藤は5,6回表にもランナーを出すが粘りの投球を披露。しかし、最終回、
  先頭打者に左中間二塁打を喫しピンチを招く。その後、三塁に進められ一死
  三塁。ここで相手はボール3からエンドランを仕掛ける。この打球は遠藤が
  捕球し、すかさず鈴木に返してタッチアウト。大きなピンチを切り抜けるが、
  その直後の二死二塁からセンター前に弾かれて決勝点を失う。      
 ◎この結果、チームは初黒星を喫し、開幕からの連勝は6でストップしたが、
  通算成績6勝1敗で同率首位を維持している。             
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

文:桐越信一

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